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読書沼 2024.01.05

「自由研究には向かない殺人」ホリー・ジャクソン【著】読了。自由研究で5年前に起きた少女の失踪事件について調べている主人公ピップ。アプリやSNSを駆使した捜査が現代的。何よりピップのキャラクターがいい。賢く明るく行動力と決断力があり、まっすぐでひたむきな姿勢が心を打つ。面白かった!

「優等生は探偵に向かない」ホリー・ジャクソン【著】読了。シリーズ2作目。前作同様、ページをめくる手が止まらないほどの面白さ。勇敢な主人公ピップを応援せずにはいられない。前作も伏線になっていたとは驚き。10代でこんなハードな経験して大丈夫だろうかと心配にもなった。次作も楽しみ。

「卒業生には向かない真実」ホリー・ジャクソン【著】読了。三部作完結編。本作は一部と二部に分かれている。一部は衝撃の結末。誰もが予想出来なかったのではないだろうか。戸惑いながらも二部を読み進める。しかし戸惑いはすぐに吹き飛ぶ。面白すぎるから。勇敢なピップの物語に夢中で浸れた事に感謝。完結は寂しい。

「そしてミランダを殺す」ピーター・スワンソン【著】読了。登場人物には誰1人として共感出来なかった。しかし面白い。最後の最後まで予想外の展開が続く。ある登場人物はサイコパスなのだろう。害虫を駆除するように殺人を行なっていく。スマートでクールなサスペンスだった。

「ストーンサークルの殺人」M・W・クレイヴン【著】読了。アウトローな刑事ポーと天才分析官ティリーのコンビがいい。どちらも応援したくなる。犯人がポーに思いを打ち明けるシーンは悲しい。ラストは祈るような気持ちでポーの行動を見守っていた。海外ドラマを見ているような没入感。次回作も読む。

「ブラックサマーの殺人」M・W・クレイヴン【著】読了。アウトロー刑事ポーのシリーズ第二弾。サイコパスな犯罪者によって窮地に立たされるポーを助けようとする仲間達。敵が多いポーだが前作よりも仲間が増えたのが嬉しい。不利な状況をひっくり返し、対決シーンへの流れは拍手喝采。次作も読む。

「キュレーターの殺人」M・W・クレイヴン【著】読了。シリーズ3作目。アウトローで仲間の為なら手段を選ばす戦うポー刑事がカッコいい。天才分析官ティリーは相変わらずユニークで今回は更に強くなった。全く予想もつかない展開。巻を重ねる毎に面白さやキャラクターの魅力が増していく。次作も読む。

「グレイラットの殺人」M・W・クレイヴン【著】読了。ワシントン・ポー刑事のシリーズ4作目。M15の妨害があったり、犯人に踊らされているようでなかなか真相に辿り着けない展開が続いた。もどかしいけれど好奇心が刺激され一気読み。次作へと期待が膨らむラスト。5作目の刊行を楽しみに待ちたい。

今回は海外ミステリーばかりでした。よかったから参考にしてみてください。

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