見出し画像

【複業作家の時間術】ほぼ日手帳で小説家になった話⑤ 〜月間スケジュール後編〜

こちらをご覧ください。

画像1

まっしろなページです。怖いですね。まっしろなページ。会社勤めの予定にせよライターのお仕事にせよ、仕事の予定がないことには干からびて死んでしまう蛙さんなので、こういう手帳を見ると胃が壊死してしまいます。

しかし!

ワーカホリックなアメコはですね、予定をとにかく詰め込みまくるため、あとから「なんでこんなに忙しいんだーーーー!!! こんなに予定を詰めたのは誰だーーーーーー俺だッ!!! 俺だ俺だ俺だ俺だ俺だーーーーッ!!!!」ってなります。


今回の『ほぼ日手帳で小説家になった話』のマガジンは、「1ヶ月の間で自分が忙しい時期と、手が空いている時期を知る」ためのハックについての記事です。

名付けて、「忙しさ可視化ハック」です。

わあ、そのまんま!

小説家になりたい、「なりたい自分」になりたい、という気持ちを支えてくれるのはクソデカ感情だけではなく「冷徹にタスクをこなす」という地味な土台がとっても重要です。

感情を揺さぶるのは作品内だけで十分なので「うわあああ、なんで俺はこんなにできないんだーー!!」みたいな激情にはなるべく呑まれずにいたいと思います。むずかしいですけど。

1、予定を色分けすると「見える化」する。

まっ白なページです。

画像1

これが、最終的にはこうなります。

画像10

はい。
テンション上がってきましたね。
色事にタスクや予定の種類を分けていますので、「今月はどんな予定が多いのか」「いつ頃が忙しいのか」「いつ頃が暇なのか」を直感的に把握することができます。

理論は簡単、ラインマーカーを5色ほど用意して、各色にタスクや予定を割り振るのです。有料部分では、段階を踏んでどのようにアメコが月間スケジュールを作っているのかを公開します(なお、この記事の手帳内に記載されている予定はすべて架空の予定です。お仕事ください!!)。

画像2

↑こんな感じ。慣れないうちは、こんなふうに色の意味を手帳の隅にでも書いておくといいと思います。

ちなみに、この「色分け法」はアメコが若かりし頃、大学受験生時代――世界史の成績を1年間で偏差値40→偏差値70(瞬間最大風速)に上げた手法を手帳術に流用しております。

30アップです。
もとのパワーが高くないっていうのは置いておいても30アップです。

いえーい、すごいだろー(コロンビアポーズ)。

ちなみに、こちらが世界史の問題集。

オレンジ色が文明や国名・緑色は法律や条約・黄色が人命……という感じで色分けをしていました。色と単語の結びつきが脳内にできることで、学習が非常に効率的になります(メディア、って書いてあるのを見て国の名前かイアソンの妻の名前かを瞬時に判別するのは難しいため)。

画像23

画像23

↑複雑な年表もこのとおり。

さて、これを手帳に落とし込んでいきましょう。
ここからは、アメコがいつもやっている手順どおりに記載していきます。

ここから先は

1,519字 / 10画像
この記事のみ ¥ 200