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定着率が良くなるモデル・論理(1/2)

こんにちは、AME&です。今回は人材のリテンションマネジメント(定着率の改善サイクル)について、どのようにリテンション、定着率をマネジメントするのか?を頭の整理も兼ねてアウトプットしたいと思います。

リテンションマネジメントの定義についてはこちらの記事をご覧ください。


従業員の知覚に影響を与える

モデル、と難しそうなタイトルを使いましたが、要はどうやって定着率を改善できると考えているの?その論理は?ということです。

まずは定着率が改善するとはどういうことかイメージしたいと思います。
それは従業員一人ひとりが、この会社で働き続けたいと思うことです。

「思うこと」は完全にはコントロールできません。しかしながら会社側が色々な施策を打つことで、従業員の知覚に影響を与え、それが結果として「この会社で働き続けたいと思うこと(裏を返せば辞めようとは思わないこと)」にあらわれる、ということになります。


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知覚を言語化すると?

知覚とは比較である、というのが我々の一つの考えかたです。
どういうことか、具体例で見ていきたいと思います。

例えばAさんは給料が25万円です。Aさんは会社の人やプライベートな友人付き合いの中で、自分の給料が他人と比べて、他の業界と比べて、または自分の会社の中でどういう位置付けにあるのか?そしてその結果、今時点や将来的な理想はいくらなのか?ということを無意識的に考えます。

そしてとあることをきっかけに、Aさんの今時点の理想が仮に100万円だったと気がつくと、あまりにも理想と現実のギャップが大きく

はっと気がついたひと

この会社で働き続けたいと思わなくなる(裏を返せば辞めようと思う)というイメージです。

つまり知覚は「個人が思い描いている理想との比較結果」という表現ができるかと思います。

あまり言い方が良くないですが、この比較結果を会社が打てる施策でコントロールしていく、という取り組みがリテンションマネジメントの本質なのかもしれません。

しかしながら理想は時系列的に複雑に動いていく、うつろいでいくものです。なので全てを科学することは難しいのもまた事実です。

まとめ

今回は論理の最初の部分、Y=aXの部分でいくと、Y(目的変数)の部分について触れてみました。
次回は会社はどのような要素をコントロールできるのか?、X(説明変数)の方に触れてみたいと思います!



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