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スケジュール管理 の パラダイムシフト
文房具売り場に来年の手帳が売り出されているのを見ると、年末が近づいてきたんだなと感慨深くなってくる。
手帳はQUOVADIS(クオバディス)という見開き一週間で縦時間軸タイプが好みで、毎年12月頭くらいにB5サイズの紙の部分だけを買い、知人の革職人に作成してもらった手帳カバーに収納していた。
しかしながら、来年の手帳は買わなくて済みそうである。仕事のスケジュール管理はOnTimeというシステムを使い、細かいタスクはGoogleのスプレッドシートに書き込み、プライベートの予定はまた別のアプリで、といった具合いに、全てスマホ上で編集·共有·確認ができてしまうからである。
アナログ的なモノが減っていくのは少し寂しいが、ペーパーレスで荷物が減るし、メモが色々な所に分散しなくて良い。何より、デジタルネイティブに遅れを取らないように、という気概も大切にしたい。
その時代や分野で当然の事と考えられていた認識や価値観が劇的に変わることを、パラダイムシフトと言うらしいが、四半世紀は使うだろうと思っていた紙の手帳を辞めた事は、自分にとってのパラダイムシフトだったのかもしれない。
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