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現代病のスマホネックと胸椎との関係

スマホやデスクワークが

欠かせない現代。

その環境や運動不足などの

生活習慣から

頭が前に出て首がまっすぐ姿勢に。

現代人の多くが

スマホネック🟰ストレートネック

と言っても過言ではなく

今後さらに悩まれる方も増加する

可能性があります。

1.頭部前方突出姿勢とは?


頭部前方突出姿勢とは

Forward Head姿勢のことを指します。

重心線から頭部が前に逸脱している

頭部前方突出姿勢の症状は

頸椎の生理的な湾曲が崩れ、

頸椎、肩甲骨周囲の筋バランスが

崩れ、首周りの緊張・こわばり

鎖骨の可動性低下などを招き

姿勢不良を引き起こします。

(首こり・猫背・頭部前方突出)


頸椎のアラインメントの崩れは・・何が原因に

2.頸椎の生理的な湾曲の修正をするには?


マッサージや、ボキバキ骨を整えてもらう

だけで改善することはありません。

頭部・頸椎・胸椎・肩甲帯

位置関係の改善


をする必要があります。

頸椎だけの問題ではなく、

相互に関連し合っている

形になります。



3.では頸椎の湾曲に影響を及ぼす部位は?


体幹の上部、頸椎に隣接する胸椎を

中心に考えることが大切になります。


体幹上部の質量中心は

胸椎7〜9(TH7-9)

に位置している


と言われており


頭部頸部の土台としての

「胸椎」

を考慮することが

構造的に変化をもたらす上で

必要になります。


4.ストレートネック→上位頸椎伸展位


デスクワークはストレートネックの温床


スマホ、パソコンやデスクワークなどに

見られる姿勢全てに言えますが、

首上部の後ろの筋肉群

後頭下筋群などが常に使われ


頸部周囲の過緊張

筋群の疲労や短縮


が積み重なり、

上位頸椎の伸展位が優位に

なっている可能性が高いです。


原因として

・長時間のデスクワーク姿勢の継続

・スマホの長時間使用

・頸部深層屈筋群の弱化

・胸鎖乳突筋などの短縮・緊張

・下位頸椎・胸椎の可動性の低下

・腰椎・骨盤帯の不安定性


など、

ライフスタイルや生活環境の

変化が少ない、特に運動不足の方

に多く見られる傾向が

臨床的に感じています。

この姿勢が楽で、

みんな得意な姿勢なんですね、、、。



5.おすすめの修正エクササイズとは?


マット上で3Mポジションをとる
(赤ちゃんの3ヶ月姿勢)

前腕で地面を押して胸椎のカーブを高める

※画像はPRAGUE School DNS Posterから参照

しっかりと前腕で地面を押し、

・胸椎伸展位の人は胸椎後湾を増強

・頸椎のエロンゲーション(首の後側を伸ばす)

・ネックパック(顔を後方に引く)

などが大切です。


チェアを使ったパイクアップ


チェアやキャットポーズなどもオススメ

リフォーマーでのロールオーバー

リフォーマーロールオーバーは脊柱を意識しやすい


なども頸椎・胸椎も含めた

脊柱のコントロールエクササイズとして

背部の触覚や

体性感覚なども活性化しながら

行えます。


マットや床で意識の難しい方は

マシンで

カラダと動きの接点を増やして

カラダの気づきを高める

ことをオススメします。


上記は

カラダの気づきを高めるのに

オススメなエクササイズなので

しっかりと感じられるように

なりましたら

その後は

できればカラダを360度

全身を刺激するエクササイズを

行うことでより自在に

カラダを操れ、感覚的に

構造的にも改善し、

自然に姿勢が変化していきます。


ぜひ、ストレートネックに悩む方は

上記のエクササイズをオススメします。


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