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【山形】宿坊に泊まって羽黒山と月山に登る旅 3日目

鶴岡旅行3日目。
前日は下記。

羽黒山と月山に登るという目的を果たしたので、最終日は鶴岡市立加茂水族館へ向かう。

朝6:30、昨日と同じように護摩祈祷をして朝食をいただいた。普段全然ちゃんとした食事をしていないので名残惜しかった。

家に戻ったらこんな品数用意できない(泣きポイント)

バスで鶴岡駅まで戻り、別のバスに乗り換えて加茂水族館へ向かう。
乗り換えまで時間があったので鶴岡駅内で「無垢の博物館」という小説を読み切った。耽美の皮を被ったキショめの話なのだが、内面描写が圧倒的に濃く後世に残るポテンシャルを感じた。

40分ほどバスに揺られて水族館へ到着。
平日(月曜)だが、水槽に沿った列ができる程度に人は多かった。
クラゲで有名だが、主に近海に生息する生き物の展示もコンパクトながら充実していた。

ほぼ静止していた魚
もちもちのイカ

クラゲのエリアに入ると、いよいよ列を成して順繰りに水槽を見ていく流れになる。
見たことのないクラゲがたくさんいた。

このクラゲ異様な感じがして好き

私の真後ろにいたカップルの彼氏の方が大喜利の呪いにかかっているタイプだったので新しい水槽を見るたびにずっと面白いことを言おうとしていて、(こういうやつが一番キャプションを読み込む)なんとなく我が身を振り返った。
その後、彼女が「クラゲ飽きた笑」と言ったので二人は順路の先にあるクラゲドリームシアターの方へ消えていった。

加茂水族館が紹介される際にキービジュアルになりがちなのが、順路の最後にあるクラゲドリームシアターだ。
ここでは来場者間でとある駆け引きが延々と続けられていた

みんなこの水槽の真ん前に立って写真を撮りたいのだ。しかし、観覧席があることにより常に誰かの視界を遮りうる環境下のためか、私が行った時は、見事に全員が遠慮して二の足を踏んでいた
私の近くで、オカンに「あんた行ってきいや!」と言われた娘さんが何かモゴモゴ言いながら手と首を横に振って遠慮の意を示しており、(完全に気持ちが分かる・・・)と思った。
10分近くこの場にいたが、結局誰も目立つ場所に陣取ることはなく、遠目に写真を撮りながらただ美しい水槽を眺めていた。

水族館の駐車場の近くに海岸まで降りられる場所があったので、バスの時間まで海を眺めた。

バスで市街地の方まで戻り、歴史的な建物を保存している致道博物館を見学。
勝手に古い施設の印象があったが、ここのトイレはかなり新しくていい匂いすらしたので感動した。

施設内には随所に刀剣乱舞のキャラクターのパネル等が置いてあり、私はおそらくすれ違う人全員に彼目当てのオタクだと思われていた。

カードももらった

その後は近くにある神社に寄ったりしながら徒歩で鶴岡駅へ向かった。

哀愁のある商店街を抜ける

電車の時間まで駅近のビルに入っている土産物コーナーでいろいろ買いながら過ごし、再び特急いなほに乗車して帰路に着いた。

本数が多いとは言えないバスの時間に合わせての旅程となったが、一通り目的は果たせたので良かった。

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