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自分軸を育てる思考法「これが私ですが・・・何か?」

ヒソヒソ・・・もしかして私のこと?


周りの顔色をうかがってしまうジブンが嫌になったことありませんか?
正直、私はそんな半生を送ってきたんですよね。


自覚はあまりなかった若かりし頃、年々、経験を経て自分の価値観が定まってくる30代。でもって、40代にもなると価値観の違う人に囲まれている息苦しさとか、馴染めない感覚に嫌気がさす。孤独を感じる。


ずっとね、どこか心の中にはあったんです。ハッキリと言語化するのが難しいようなモヤっとした「理解されないジブン」の存在。


今回は自分自身の声に耳を傾けることの価値、そして、自分の独自性を受け入れることの大切さ「自分軸を育てる思考法」について、一緒に考えてみませんか?



理解されない感覚はあなたの力です


インターネットの情報では「HSS型HSPって人口の6%」らしいです。
ネットの統計だとしても、やはり少ないわけで。どうりで理解されにくいって納得しちゃいましたね。


普通多くの人が、自分の感じること、考えることに自信を持てずにいる。とりわけHSS型HSPにとって、この「理解されない」という感覚は日常茶飯事です。


でも、ここで一つ大切なことを忘れてはいけません。6%が故のその感受性、実はあなたの最大の力だと思いませんか。


同じHSPの中でもとりわけ複雑な自分の気質について知りたくてずいぶんと本を読みました。ほんと、相反する思考の人間だなと。複雑すぎるんです。


こんなことありません?

・新しい場所への旅行は楽しみで、計画バッチリ!いざ出発前日になると、ちょっと気後れする感じ。

・人気の新店舗へランチに出かけてみると、超コミコミの行列で人に圧倒されて意気消沈。プラン変更。

・イベントやパーティーなどの参加にはワクワクして出向くのに、知らない人ばかりで行き場を失って、その場を離れて一息入れたり。

・新しいコミュニティに参加することに”楽しそう”と思うくせに、表面的じゃなくて、もっと深い繋がりを求めてしまう。


自分でも理解できないこの感情を、他の人に理解してもらおうったって難しいじゃないですか。


詰まるところ、新しい冒険や挑戦の強い刺激とそれに圧倒されないようバランスを保つのが必須なんですよね。そのためのひとり時間は超重要な癒しの時間なんです。


自分の内側にある声を信じて、それに従って行動すること。それが、自分軸を育てる第一歩だって思ってます。


軸って何?それは自分の声に耳を傾けること


とても大切なので最初に書いておきます。

「自分の声を聞いて、素直にそれに従うこと」

これなんです。周りが気になる気質だし、どうしても目を気にしてしまう。入ってくる情報は人一倍、こうしていると自分の声は小さくなって、いつかは聞こえなくなりますから。


50代になって感じるのは、周りに合わせすぎていると自分を見失います。いや、これは実際にあるものなんです。


40代も後半になれば、子供が巣立ったり親の体調の変化、もちろん自分の体調も変化し始める。そうなると今までの生活スタイルを変えないと!って感じ始めるんです。

これはもれなく、みなさまやってくる。

そんな時「自分はこの先どうしたいのか?」って宿題が出されますから。いざ、その時になって考えるわけなんですが、”自分”が見つかならいってなる。


事実、50才から迷子になる人、案外周りに多いんですよね。
長い間、見失っていたからすぐに見つからないんです。だから自分軸をもって日々を暮らすってことは早めからやっておいた方がいい。


どんな暮らし、どんな人との繋がり、どんな場所でどんな働き方で・・・って。


皆が憧れるスタイルなんて関係なくて、自分が心地よく自然体でいられることを見つけておくんです。これが自分軸だって感じてます。


まずは自分の感情や思考に意識的に向き合うことから始める。今、あなたが感じていること、考えていることは何ですか?それらに対して、自分自身を責めたり、否定することなく、受け入れてますか。


自分の価値観をハッキリさせて、これは譲れない、これは二の次でいい、それに基づいて選択をすること。こうやって、あなたは自分の人生の主人公になれる。自分軸を強く持つことができるようになります。


周りと違っても大丈夫!独自性の力


皆がこうしてるから、こうしておこう・・・。


とにかく感受性が働いて、相手の言葉や態度を深読みするクセ。疲れますよね。


いつもこう考えてます。自分だけが周りと違うと感じるその瞬間、この瞬間こそが最大の強みを見つけるチャンスって。


HSS型HSPは、感じ方や考え方が深く、時に周囲から理解されにくいことが多い。これが他との違いであなたの独自性なんです。

「これが私ですが・・・何か?」

こういう気持ちでいると楽になれます。もともと人はそれぞれ違って当たり前だし、むしろ同じなんて気持ち悪くないですか。


生まれた場所も育った環境も違うわけで。恐れたり変だなって思う必要はなくて、むしろ歓迎して違いを受け入れる。これが自分らしさですから。


自分の感じること、考えることに正直でいること。それが、自分軸を確立させて、人生をより豊かにする鍵なんです。


自分が心地よくいられると他に合わせるストレスは減ります。自分の中に矛盾がないから服装だって行動だって、暮らしのスタイルだって自信がわいてくる。もっといいことは、日々の自分に満足感を感じられるようになる。


今からタネまきして「自分軸」育てていく価値ってありますよ。多様化する社会を受け入れる前に自分自身をそのまま受け入れる。自分軸って心地よきです。

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