テレワークのストレス解消に効く5つの方法

新型コロナウイルスの影響で、場所にとらわれないテレワークが急速に拡大しました。企業の積極的な取り組みが増すなか、慣れない働き方に戸惑いを感じている方も多いと思います。

かくいうわたしも、5月末から在宅ワークが増え、慣れるまでによくストレスを感じていました。そこで今回は、わたしが実践している「テレワークでもストレスをためずにリフレッシュする5つの方法」をご紹介していきます。

1.時間管理　

在宅勤務などのリモートワークをする場合は、ある程度時間の融通が利きやすいです。しかし、午前中家事に追われお昼すぎに仕事に取りかかり、ついつい遅くまで働いてしまうことがあります。生活リズムが乱れ、ストレスを感じやすくなりました。

そこで、一週間の「時間割」を作るようにしました。必要な仕事の量を可視化することで、計画的に取り組むようにしたのです。

まず、一週間のすべきことを書き出し、曜日ごとに振り分けていきます。「食事の時間」や「休憩時間」、「家事の時間」を書き込むことで、詰め込みすぎないスケジュールを意識しました。

もちろん、急な案件が入ってスケジュール通りにいかないこともあります。完璧なスケジュールを目指さず、次の日にTo Doを回しても問題がないように、余裕のある時間割を作るようにしています。

2.掃除する、設備を整える

乱雑な場所で仕事をすると、気持ちが荒れてしまいます。そこで、自宅のワーキングスペースをこまめに掃除するようにしました。その際、気が散りそうな不必要なものを片付けるようにします。

また、仕事ができる空間を作るために、設備を整えることも大切です。わたしはテーブルとイスの高さが合わず、無理な姿勢を続けてしまいました。このように「自宅で仕事をするのは難しい！」と感じる方も多いでしょう。そこで、作業を楽にするために可能な範囲で設備を揃えるようにしました。

リモートの会話をより円滑にするために、パソコン用のカメラとマイクを購入しました。家具は高さの調節できるような、身体のサイズに合わせてカスタマイズできるものを選びます。

最近では、レンタルできる機器や家具が増えてきました。自分に合うか心配な方は、まずはそういったサービスで試すのも良いでしょう。

3.適度な運動と換気

わたしはテレワークに切り替えてから、体重が3kg増えてしまいました！運動量が減ったことが原因だと思います。

そこで、休憩時間に適度な運動をする習慣を作りました。例えば90分仕事をしたら席を立ち、YouTubeでヨガの動画を見ながら身体を動かしています。10分ほどの短い時間ですが、気分がすっきりしてその後の仕事がはかどります。

また、休憩中は換気をすることも大切です。マンションやアパートは気密性が高く、二酸化炭素が充満しやすいです。暑い日が続くと窓を閉め切ってしまいがちですが、なるべく新鮮な空気を吸うようにしましょう。

4.オンライン仲間を作る

ひとりで仕事をするのは案外ツラいですよね。テレワークが続くと、一言も発しないまま日中を過ごすときがあります。そこで、「一日30分は人と会話する」ルールを作りました。

最近では、リモートでのイベントが普及しているので、趣味のグループチャットやオンラインのサークルに参加しやすくなりました。わたしは趣味の合う友人とオンラインでコミュニケーションをとるようにしました。例えば、最近立ち上げたnoteのサークルの「英語部」は、学びと遊びがミックスされているような時間でリフレッシュできているなと感じています。

人との交流を増やすことで、心の安定が保たれているように感じます。話すことでストレスが解消されることは大いにあると思います。

5.終了時刻を守る

職場では、基本的に出勤・退勤時間が決まっているので、「それまでに仕事を終わらせよう」と思いますが、テレワークは時間の融通がききやすい分ルーズになりがちです。

そこで、終了時刻の5分前にアラームが鳴るようにしておき、その後は「ワークスペースに近づかない」と決めています。

もちろん、大事な仕事や打ち合わせがあると、終了時刻を超えてしまうときがあるでしょう。その場合は、次の日の働く時間を減らすようにしています。過度な労働時間がストレスにならないように、定めた時間を守るようにしましょう。

ストレスフリーなテレワークを

人によってストレスを感じる度合いや箇所は異なります。「一番ツラいな」と感じる部分を意識的にケアするように努めたいところです。

わたしの一番のストレスは、「運動不足」でした。ただ、おかげでヨガを本格的に始めたり、共通の趣味を持つ人ができたりと新しい世界が開けたように感じています。

真面目になりすぎないことがストレスをためない第一歩です。本を読んだり、趣味に没頭することは仕事のパフォーマンスを上げることにつながります。ひとりで抱え込まず、ストレスフリーなテレワークを楽しみたいですね。

池田アユリ lit.link(リットリンク)