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お米を買いに行ったはずなのに、玄米を抱えて帰ったはなし

こんにちは、なつです。
自分に心地いい暮らしづくりを始めて、noteで記録しております。
インテリアや暮らし方、装いまるっと合わせて暮らしづくり!憧れを憧れのままにしない!を合言葉にしております。そんな本日は日々の食事のお話です。

「適当な食事をしない!」って、疲れ切らないための自分への要望書を作った時に書いたのですが、まさか玄米担いで帰ってくることになるとは。
適当な食事って、ともすればちょっと誤解を生む表現だと思うんですけど、「むしゃくしゃしたから食で解消したろ!」っていうのをやめようって気持ちで書いたんです。ストレス解消のためにやけ食いした時って、美味しかったって記憶が長続きしないから。

玄米、好きですよ。プチプチ食感も楽しいし、外食の時も選択肢に入っていたら進んで選んでいるくらいでした。五穀米とかね。
なんですけど、お家で玄米って、ちょっとハードル高めに感じちゃいません?
炊くのが難しいというか、手間だったり。

一度玄米食べていた時もあったのですが、研ぐところから白米の数倍時間がかかったり、浸水も時間がかかったり、炊くときにお塩少し入れる、とか気をつけることがたくさんあって。しかも、その頃炊飯器が壊れたと思っていた時で、お米は土鍋で毎日炊いていたんですね。ハリオの炊飯用の土鍋だったので、普通よりもずっと簡単に炊けていたのですが、それでも玄米は白米よりも火を止めるタイミングも見ないといけなかったりで結構手間でした。

それがなぜ、お米の代わりに玄米抱えて帰ってきたのか、なんですが。

一つ、袋に書かれた「無洗玄米」の文字。
一つ、炊飯器を新調して、玄米モードが炊飯器に付いていること。

めちゃくちゃ楽に食べられるやないかーーーい!とスーパーでテンション上がってしまいまして、2キロの玄米を仕事帰りにうきうき抱えて帰ってくることになりました。

玄米の炊けた時の香ばしい香りを思い出したら、疲れてたことも、荷物が重いことも気にならなかったです。人間て美味しいものの前には本当に単純にできてます。

さらに、玄米に合わせたいのはやっぱり洋食より和食!というわけで、これから和食メニューも増やせそうです。健康のためにも、和食増やしたいなあと思ってはいたものの、パスタ1品とかの方が正直作る時間が短いし楽で洗い物少なくて済むことが多いので。(スープ作ってそこに茹で時間3分のパスタぶち込むという、怒られそうな作り方をしています。野菜も取れるし、味もいろいろ作れて便利なんですよ…)

炊飯器を新しく買ったの、大きかったです。
ハリオの土鍋の蓋を落として割ってしまったのがきっかけでした。
前使っていた炊飯器は3合炊きの小さいものだったんですけれども、それでも12年使っていたので、また10年くらいは絶対使うよね、と思って今回は圧力調理機能もついてるものに。お米も炊き方細かく設定できたり、玄米も炊けたり、自動調理モードもいくつかついてたりして、約15年の間に調理家電の進化を感じました…。

土鍋にしてたのは、東北の震災があった時に、昔ながらの暮らしがある程度できる方が、困らないんじゃないかと思ったからなんです。東北で数年暮らした時期もあって、他人事じゃなくて。
その後に十勝の震災の時に、数日の完全ブラックアウトを経験して。ガスや水道はありがたいことに大丈夫だったんですが、電気が全く使えない中、食事がいつも通り作れたのは心強かったです。ああいう非常時って、少しでもいつも通りで過ごせることで心休まったりするものなんですね。ハリオはもう使えないけれども、その後ストウブで炊いていた時期があって、もうお米は鍋で炊けるので。

ちょっとお話しが逸れてしまいましたが、そんなこともあって、暮らしの中でおばあちゃんの知恵袋、大事にしていきたいなって思っています。
なんだかんだ電気使えないとき、役に立ったのは祖母が昔手伝わせてくれたことばかりだったので。うちの祖母たち、二人とももう他界してしまったのですが、タイプが全然違って。わたしは二人からいいとこ取りな感じで新旧暮らし方や考え方を教わって育ってきた気がします。

うきうき抱えて帰ってきた今回の玄米。
楽はしつつもちょっとだけ気を使って、食の満足度を高めつつ健康になっちゃうぞ!と引き続きうきうきし続けています。具沢山の豚汁を作ったら、もうお米あったらおかずなんていらないんだもの。
土井先生も本で「一汁一菜で良い」っておっしゃってましたし。
帰宅する楽しみがまた一つ増えました!

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