商品設計と商品提供

どうも！オペラ劇場天雨劇場を運営しているあまうです！

さて、本日から【おバカ音楽家がガチ経営者になるブログ】を開始しました。このブログは、オペラのコレペティとして、世界の名門ミラノ・スカラ座アカデミーまでたった5年で上り詰めたあまうが、次のステップであるオペラの経営者となるまでの道筋を記したブログです。
僕はビジネスを専門的に学んだわけではないので、現場現場で孤軍奮闘壁にぶつかりながら、一人前の経営者になる姿をお楽しみいただけると思います。
もし、私も、僕もやりたいんだけど、、、という方々の少しでも役に立てればなと思います。

僕は現在イタリア・ミラノを拠点に生活をしているので、公用語はもちろんイタリア語です。つまり、ビジネスの難しい用語や正しい意味合いなどよくわからないことが多いです。
そんなわけで、本来、ビジネスマンが使う言葉を僕なりにポジティブに正しい意味で言い換えた言葉にしてお話をしていきます。

本題に入る前にお知らせをさせてください。
来年2023年2月16日に、私が運営する団体、天雨劇場の第一弾、新作オペラ「注文の多い料理店」を上演しまーす

このオペラは、宮澤賢治が書いた童話「注文の多い料理店」が原作で、日本語をなんとかオペラにできないかという試みで上演いたします。

オペラという西洋の音楽に、日本語という東洋の言葉をどうやって合わせるのかをお楽しみください。

会場は千葉県にあります、船橋駅から徒歩２分、船橋 市民文化創造館 きららホールです。

このプロジェクトは、「寄り道ライブ　発掘プロジェクト」と題しまして、「将来の成長株、可能性を秘めた原石を発掘し紹介します。一番星となって輝くことを願って！」というきららホールさんのプロジェクトで上演いたします。

入場無料ですので、ご興味のある方、応援してくださる方は、ぜひおこしください！

チケットやご予約は、コンセプトが、「ふらっと仕事・学校帰りにお寄りいただき、お楽しみいただく」というもので、お並びいただいた順番にご入場いただけます。チケットの配布やご予約はしていませんので、当日そのままふらーっといらっしゃってください！

そんなこんなで、本日は、

「商品設計と商品提供」

というテーマでお話させていただこうと思います。

音楽において、ビジネスやお金という言葉を使うと、銭ゲバとかお金のためにやっているというネガティブなレッテルをはられることがあります。というかほとんどです。しかし、音楽をやっていくためには、お金やビジネス、マーケティングといった裏の仕組みが必要です。
もし、幸運なことに、早熟の音楽家で、１０代でもう音楽事務所に入ったり、パトロンがいたりすれば、このようなことは自分でしなくてもいいかもしれませんが、僕は残念ながら、遅咲きの音楽家なので、こういったことを全部自分でやらなければいけません。
ということで、天雨劇場では、天雨が大旗振って、ビジネスやお金のことを開けています。
そこで、『商品』というと物やサービスのことを指します。
そこで質問。「音楽は『商品』ですか？」
『商品』の定義は、顧客が欲しいと思っているものを具体化したもの。です。音楽は欲しいと思っているでしょうか？
売るための音楽なら、商品。何かメッセージを伝えたりするものは、『作品』と言います。ビジネスの基本は、商品を顧客に届けるもので、作品を顧客に届けることではないのです。
つまり、何も欲しがっていない人に届けなければいけません。
そこで、天雨劇場では、商品を『価値』と定めました。

そうするとどうでしょう？
『価値』設計。
まだマシになりましたね。

でもまだ設計が、いやらしい。
そんなわけで、『設計』を何かに変えたい。
設計は、建築とか、何かを作り上げることを意味します。
そうすると、適切な言葉がありますね。

そうです。『創造』です。
するとどうでしょう？
『商品設計』から『価値創造』と、とても正しい意味合いの言葉になりました。

そうすると、もう一つ、『商品提供』は、『価値提供』となります。（価値貢献もアリ）
つまり、
商品設計＝価値創造
商品提供＝価値提供
いかがですか？
とても良いポジティブな言葉になりましたね。

そんなわけで、まとめると、

価値創造：作品・商品・サービスを”創る”こと
価値提供：作品・商品・サービスを”届ける”こと

天雨劇場

この２つに分けることによって、

• オペラのクオリティを高めることだけに専念できる（価値創造部）

• 完璧なオペラを届けることだけに専念できる（価値提供部）

というメリットがあります。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか？

現場から以上です。
それでは、今日も素敵な一日を　😆

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