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渡部昇一流『四書五経』の解釈 305

😈 人が集まる国 (『孟子』離婁上)

🌍 其の民を得れば斯に天下を得(う)

当時は、小さい国が群雄割拠していたから、政治が悪いと民はすぐに隣の国に逃げてしまった。逆に政治がいいと人が集まってきた。だから、いい政治をして民が集まれば、天下を得ることができたのである。

アメリカに世界中から移民が集まるというのも、これに似ている。
今のアメリカの政治がいいかどうかは別にして、
そこにいけばチャンスがあると思うから人が集まり、
それがあの国の活力となっているのである。



猫の集団恐るべし

2024年6月27日(水曜日)曇りのち雨20℃〜26℃

私はこれまで目的なしで生きてきました。だから、目的の必要性を感じています。が、目的を達成するために無茶や無理を通して挫折する人は多いです。
その挫折を見てきたから目的を持たなかったのかもしれません。
無闇やたらに目的を求めても失敗するものです。

第一夢や希望は漠然としてあってもいかにどのように行動すればがわかりません。知っていないというのがほとんでしょう。
大概はその環境に合った生き方をしているのが大半です。
だから、夢を果たせない人は自分の環境を呪うものです。

が、どんなに呪ってみても事態が変わるわけではなく、むしろ悪いものを選択してしまうようです。
だから、心ある人は言います。まず人間を作れと。

戦国の武将は戦さに勝つことだけに専念していたようですが、
武田信玄や上杉謙信のようなライバルが存在し、友好的な戦いのエピソードなどもあります。
また、時を離れて楠正成のような勇猛な武将も存在しました。
そんな歴史に色をつけて文学も誕生しました。

私たちの時代は多くの人がサラリーマンでしたが、リストラや派遣制度で終身雇用制度が崩壊し、企業の在り方が変わってきました。
そして情報もいろいろな方面から出て、多様化しています。
そんな中で自分に見合った情報を掴むのは容易ではありません。

いかに適切な情報を得るか、これはもう自分の人間力を高める以外に方法はありません。その一つが自分自身の幸福感を持つことです。腹が減って死にそうな時にも幸福感を持てるか、これは極めて重要です。
そこまで自分を貶めても幸福感を抱けるか、
そこから這い上がるには並の努力では足りません。が、私は並の努力以上の人に出会いました。まさに幸運としか言いようがありません。

私はこの幸運を分かち合い人生をいい方向に向かわせたいと考えておりますが、
一筋縄ではいかないことを感じております。

では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊


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