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成果と書評 第11回「チェンソーマン」

こんにちは!

今週、暑っ……暑くなかったですか!?!?!?!?!?

夏か!?!?夏なんか!?!?!?!?!?

びっくりして慌ててクーラーの試運転回しましたよ…

イッヌがいると夏場は24時間冷房なので電気代がそこそこかかりますね…猫ちゃんや小動物がいるおうちはみんなそうなんじゃなかろうか。

暑いことを除けば夏は好きですね(みんなそうなのでは)

そんな夏のような今週のお知らせです。

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minneさんで3日間限定クーポンが配布中です!日にちごとにクーポンの内容が違うので選んで使ってみてください!

お知らせその2

来週末からBASEさんで5%OFFクーポンの配布が始まります!

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約1週間限定のクーポンとなりますので、気になっているものがある方は是非この機会にご利用ください!

セミオーダーなどのお品にも使えます!

Amaretteのショップはこちら

お知らせその3

ひっそりとやっているレースやリボンなどの素材ショップAmarette materialですが、6月中に限り通常発送まで5~7日かかるところ即日〜3日発送とかなり早めの発送が可能となっております!

minne店とBASE店がございますが、BASE店の方は少量からお買い求めいただける&来週からのクーポンもご利用いただけますので、是非チェックしてみていただけたら嬉しいです。

minneでは詰め合わせセットなどもご用意しております!福袋感覚で色んなレースをお楽しみいただけますので気になる方は是非♪

BASE店はこちら


minne店はこちら


今週の作品です。

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ビーズとモチーフを合わせたワンポイントのピアス/イヤリング

ちなみにパーツをつける前はこんな感じ

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金平糖みたいで可愛いんです。

周りをビーズで縁取ると一気に華やかに。

こちらはminneで本日21時より販売予定です。

マスクをしていてもつけやすくてオススメです。

全3色展開になります。是非チェックしてみてください♪


今回のオススメ漫画は「チェンソーマン」です

1ページ先の展開も読めないのに全てが伏線!映画のようなジェットコースターコンプラ漫画!

騙され借金まみれで、貧乏な生活を送っていた少年デンジ。
チェーンソーの悪魔のポチタと共にデビルハンターをしながらどうにか生きていたが、ある日残虐な悪魔に狙われてしまい...!?(少年ジャンプより)

こちらは令和イチおもしれ〜〜〜〜〜〜漫画です。最初から最後までずっとコンプラに引っかかってるのにずっと面白い。

作者の藤本タツキ先生は鬼才と呼ばれるくらいぶっ飛んだ展開が得意の作風で、私は藤本タツキ月間を作って毎週作品を紹介してもいいくらい大好きなので生半可な気持ちで紹介しては失礼と思い、今週一から読み返したら第1巻1話目で大号泣して外で人権を失うところでした(外で読むなや)

コロナ禍でのマスク生活に奇しくも人としての尊厳を救われる形となりましたね。

オススメポイントはどこかと聞かれると「そんなん全てだろうが!!!!!!!!(クソデカボイス)」となってしまうのですが(…)

まず単純に画力が鬼高いです。作画カロリーどうなってんの???

タツキ先生はフルデジタル作画なのですが、それを抜いても週刊漫画の作画コストじゃない。

そもそも主人公が週刊の漫画のキャラデザじゃない。チェンソーマンにしてしまったが為に毎週チェンソーを描き込まないといけない地獄。

本当に日常シーンもアクションシーンも驚くぐらいの描き込みと画力に驚かされます。単行本だとあまりわからないのですが、カラーも圧巻の仕上がりなので原画展などで見る機会があれば是非見て欲しいです。

あとは何と言ってもハリウッド映画を見ているかのような展開と演出力。

一般のジャンプ作品に比べるとかなりストーリーが目まぐるしく展開していくんですが、序盤からしっかり貼られた伏線と、それらを可能にさせる演出の巧みさが本当にすごいです。

タツキ先生自身が大の漫画&映画好きということもあって映画のような演出(セリフ先行型など)や、予想もできない展開が魅力だなと思います。

以前のインタビューで自分が一度見たことのある展開には絶対にしないと仰っていたのでマジで誇張なしにずーーっと先が読めない展開でストーリーが進んでいきます。そんなことある?

序盤から張られていた伏線も綺麗に回収されていくので最新刊最終話まで読んでからもう一度1巻から読み直すと、全ての意味が違って見えてくる衝撃が味わえるので既読の方も是非もう一度じっくり読み込んで見てください。

個人的にすごいな〜と思うのは、この作品実はあまり心理描写がありません。全くないわけではなく、言われて見れば少ないかもな〜〜ぐらいでそこそこあるにはあるんですが、心理描写があるキャラはその時点で自分の心情をあまり理解していない状況であることが多いので結果として読者はキャラの内情についてはあまり分からないまま終わる、というのが凄い。

普通は割とキャラに自分語りをさせてキャラの解像度をあげる事によってストーリーに引き込む手法を使う作品が多いのですが、キャラの解像度が分からない(=理解出来ない)と、やばいキャラはずっとやばいし、何となく掴めそうなキャラはそもそもあまり自分のことを語ってくれないというもどかしい状態が続きます(笑

それでも演出とストーリー展開(と画力)による引き込む力があまりに凄すぎる。まさに鬼才(奇才)の作品と言った感じです。

デビュー作「ファイアパンチ」(これもめちゃ面白いです)もかなりぶっ飛んでいて最高だったんですが、ぶっ飛びすぎて終盤置いていかれる読者もいたんですが「チェンソーマン」はそこからさらに洗練されて読みやすくなっています。

「ファイアパンチ」の印象が強い方も、「チェンソーマン」では"パンチ"力は少し弱めになって読みやすくなっているので、是非読んでいただけたら嬉しいです!

ちなみに本作は現行の既刊で一応一区切りとなっているのですが、続編が鋭意製作中ということで完結はしていません。アニメ化も決定していますので今後が楽しみな作品です!

ちなみにタツキ先生は読切作品もサイコ〜〜〜〜なのでご興味ある方は是非。

ジャンプ+で調べるといくつか読めると思います。有名なのは「妹の姉」とか。(少し話題になった作品なのでこの作品の作者がタツキ先生と知らない人も多いのではないかと思います)

「ファイアパンチ」「チェンソーマン」がハリウッド映画だとしたら読切作品は単館シネマ上映作品という感じ。

集英社さんへ、いちいちジャンプラで読み返すの大変なので藤本タツキ短編集を早く出してください。

あと超余談なんですけど、以前紹介した「地獄楽」について藤本タツキ先生が語っているインタビューページがあるので是非見てください。タツキ先生の描く佐切が超美しいです。(「地獄楽」の作者 賀来先生はもともとタツキ先生のアシスタント)

はぁ、はぁ……

ワールドトリガー回以上の熱量で書いてしまったのでさぞ読者の皆さんは引いていることでしょう………………………………

……………………引かないでください………………………………(小声)

書いてる途中にPCもフリーズしたので許してください…

来週もよろしくお願いします!



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クロッシェクリエイターです。文章が上手くなりたくてはじめてみましたが、熱量だけが前面に出てしまうので一向に進歩しません。勢いだけで生きているフシがあるので冷静になりたいです。