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①_4 ヒラメキは考えないときにやってくる

*大阪弁でツッコミ名言超訳 幸せのヒント <自分らしく生きる編>

「ヒラメキっていうんは、
考えてないときにくるもんやねん」


[今日の名言]
永いこと考え込んでいる者が、
いつも最善のものを選ぶわけではない。

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(1749~1832 文豪)

「いかに考えないか」
これは人類究極のテーマです。

目が覚めている間は四六時中何かを感じ、
何かを見、何かを聞いています、もうとりとめなく。

その感じたものが自分の思いや考えを生み出します。
もし何かトラブルのようなことが自分の外で起こると、
そのことについての考えがぐるぐると巡り始めます。

その考えが具体的かつ実行できることならまだしも、
ああすればこうなって、こうなるとこんなことになり、
きっとこんなことになるんじゃないか・・・。
この意味不明の考えが取り留めなくわき出す。

これはもう、妄想の世界です。

「思う」ことは大切ですが、
一歩間違えると「思い」が「重い」になってしまう。

この妄想というか、取り越し苦労というか、
それをいかに処理するか、ということで、
先人たちはいろいろな方法をつくり出しています。
座禅、静坐、瞑想、呼吸法、リラクゼーション・・・

こうした方法はすべて「いかに考えないか」
という練習なんです。

考えないと何が起きるのか。

頭の中に空間ができ、
そこに宇宙からエネルギーが流れ込んでくる。
それが「ヒラメキ」です。

さて、ではヒラメキの作り方をお教えしましょう。
それは味噌づくりと同じです。
まず、大豆をゆでてつぶします。
そこに麹と塩を入れてよくかき混ぜます。
それを瓶の中に空気を抜くように詰めてください。
あとは熟成を待つだけです。

ヒラメキも同じなんです。
まず、自分の考えをもとに資料を集めます。
その資料をとにかくよく読み、整理し、
自分の中にしっかり詰め込んでください。
そしてあとはヒラメキを待つだけです。

そのコツは「考えない」こと。

ぐちゃぐちゃかき回さないで、とにかくヒラメキを待つ。

わたしの場合のヒラメキは、入浴中、早朝の寝起きが多く、
どちらもリラックスして考えていないときです。
ヒラメキのパイプが太くなると、
どこでもひらめくようになります。

今日のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの名言、
永いこと考え込んでいる者が、
いつも最善のものを選ぶわけではない。

ヒラメキに長けた人たちは共通して考えない訓練をしている。
それがヒラメキの奥義なんです。

[今日のよみガエル超訳]
ヒラメキっていうんは、
考えてないときにくるもんやねん。

いかにボーッとするか、
現代人がもっとも苦手とすることかもしれません。


***
下記の目次内容を順次アップしています。

『大阪弁でツッコミ名言超訳 幸せのヒント ①』


* 目 次 *

本書について

***自分らしく生きる***

1 立ち止まって また歩き始める

2 どの未来を体験するかは自分しだい

3 変わるということは手放すこと

4 ヒラメキは考えないときにやってくる

5 天職は自分の喜びの中にある

6 問題を読まないで答えを考えてどうするの

7 病気はマイドクター

8 悩みがないと大物にはなれない

9 比べるから不幸になる

10 結果は踏ん張りで決まる

11 自分のレンズをしっかり磨いておく

12 苦労ってドラマチック

13 人生のゲームを攻略するのは自分しだい

14 借りは今返す


***自分を大切にする***

15 いいことがいっぱい起きる前兆

16 おだやかな心がほほえみになる

17 暗いのは自分がそっちを向いてるから

18 本当に大切なことは言葉にならない

19 幸せは当たり前の中にある

20 鏡の前でアホな自分を笑ってみる

21 困難は心の筋トレ

22 自分の邪魔をする人こそが最大の協力者

23 生き物はみんな音楽家

24 希望をもったまま絶望できない

25 心地よくいるだけでハッピーになる


***本当の自分と出会う***

26 すべての存在がそのまんまで完璧

27 引力は愛の力

28 「生まれてきてよかった」で人生は輝く

29 いい人生だったというために人は生きている

30 心のタネが世界を変えていく

31 宇宙は平和にできている

32 どん底が幸福へのスタートライン

33 いのちをかけてもほしいもの

34 この瞬間も地球は廻っている

35 自分の中にいる万能のもう一人の自分

36 自分という存在はこの世に一人だけ

37 年を重ねると大木になる

38 どん底にあるのは希望だけ

39 終わった瞬間がはじまり

おわりに


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