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飯テロに耐えられず北京炸酱面(ジャージャン麺)作ってみた結果……(レシピ付き)

こんにちは、アマノ・ロキです。

暇な時はYouTubeで動画を見てるのですが……飯テロ動画多すぎませんかね?

最近はこれが特にお気に入りです。
後半の昔ながらの炸酱面が本当に映像だけで本能的においしいってわかるあのビジュアルは罪です。

耐えられなくなった僕は、作るっきゃないと言うことで買い物に出かけました。

参考にした動画はこちら

動画を見ていただければわかるのですが、こちらのレシピは3種類の味噌を使います。
干黄酱,豆瓣酱,黄豆酱は近所に売ってるかな…中々心配でしたが、意外と何とかなりましたね。日本の物流に感謝です。

下記は動画で使われた材料を参考に今回の試作で使ったものです。

まず、炸酱面(ジャージャン麵)って?

中国北部で盛んに食べられている麺料理の一つで、簡単に申すと味噌混ぜ麺です。炸というのは日本語で揚げるという意味で、これは味噌を油で炒めるとき、途中から比重により油と味噌が分離するのですが、それが油で揚げられているように見えることからこの字が使われました。地域によって作り方は多少異なりますがその中でも有名なのが北京炸酱面です。

材料

材料
豚バラ肉
葱伴侣 豆瓣酱※1
黄豆酱※2
甜面醤
八角
葱(冷凍ねぎみじん切り)
生姜
醤油
砂糖

流石に干黄酱※3は手に入らなかったので家にある甜麺醤で代用しました。
正しい作り方なんで一概ないと動画言ってるし、甜麺醤を使うレシピのあるみたいなんでここは許してください。

※1

葱伴侣· 豆瓣酱について
こちらは、四川豆板醬のよう辛いものではなく原材料は大豆からできている味噌です、大豆の顆粒が残っているので豆瓣という表記がしてあります。
パッケージにもあるように、料理のみならず葱につけて食べるというのもおいしいです。しかし、日本の味噌のノリで食べようとするとびっくりするのでまっさらな気持ちで食べてみるとよいか思います。


※2

黄豆酱について
中国の大豆味噌で見た目は今回使用したものはこげ茶色で味噌の香りと醤油の香りどちらもあり、塩分が強いです。生野菜にディップして食べたりもする。中華食材屋さんでばら売りもされてるので試した方はぜひ。塩味が強いので気を付けてください。


※3

干黄酱について
色の深い大豆味噌なのですが、水分量が少ないので水や酒で溶かして使用しるのが一般的です。煮込み料理なのにも使われます。
日本で売ってるところありましたら教えていただけたら嬉しいです。

作り方

下準備
①豚バラを小さいサイコロ状に切る


②生姜をスライスする


③葱伴侣 豆瓣酱、黄豆酱、甜麵醬、をボウルに入れ水(紹興酒でも可)、少量の醤油で溶かす(写真は溶かす前のもの)

本調理 
①フライパンに多めの油を入れ温める。生姜、八角を入れ香りを引き出す。


②切った豚バラをフライパンに入れ水分が飛んで油に濁りがなくなるまで炒める。(ここで生姜、八角は取り除く)



③溶かした醤をフライパンに入れる。(三回に分けて少しづつ入れる)小さくポコポコするくらいする火の強さで煮込む。(煮込み時間目安約20分)


④葱を入れる、タイミングは味噌を煮込んでいる序盤、中盤、終盤。沢山入れる。中盤のタイミングで砂糖も入れる。

⑤味噌と脂が分離しややとろみが強くなっら完成。(作りすぎたぁ…)

ポイント

油はケチらない‼
葱もケチらない‼(刻むの面倒くさ買ったので冷凍のを買いましたが、生の方が香りがいいです。)
油跳ね凄くので気を付けてください‼

味見してみました!!!!

ゆでたうどんに乗せて食べてみました。見た目は結構黒いです。北京炸酱面では菜码(ツァイマー)と言ってきゅうりや白菜、大豆や赤大根など季節の野菜をトッピングをして食べますが面倒くさかったので省略します。

よく混ぜて……

(´~`)モグモグ
!?!?!?
しょっぱい!?!?!?かなりしょっぱい!?!?!?どこを間違えた⁉味噌が多すぎたか???炒めすぎた????あれれ⁇
し、しかし、しょっぱい以外は中々おいしい……にしてもしょっぱいのは致命的ですね……とりあえずごちそうさまでした(o*。_。)oペコッ
味をお伝えすると、豚バラと葱を沢山使っているので香り高く、醤油と味噌のコクと濃厚さが初体験の味でした。塩味をベースに複雑な香りが重なり合う感じで、個人的にはもう少し甘みがあってもいいのかなと思いました。

大体10人前は作ってしまったので、ゆっくり消費していこうと思います。
ナスの炒め物だったり、色んなものに使ってみて可能性を広げていきたいですね。

反省・改善点

・酱を入れすぎた可能性があるので量を調整する。砂糖の量も気持ち多めでもよいかもしれない。
・酱の種類、比率を変えてみて作ってみる。
・日本の味噌でも作れるか試した方がよさそう。
・葱はやはり生の方がよいかもしれない。
・豚肉が少し硬かったので味噌の炒め時間は長すぎないようにする。

最後に

ということで、勢いで作ってしまった炸酱面ですが、初めてということもあり、納得いくものができませんでした。もっと動画や情報を集めていき次回につなげていきたいと思います。北京の方の味の好みが塩味強めという可能性は否定できないですが、中国全土に名前が広まっているということはそれくらいのおいしさはあるということですので、自分の実力不足がやはり一番の原因です。いつの機会か、北京に行って本場の炸酱面を食べてみたいです。
話は少し変わりますが、日本にも盛岡じゃじゃ麵てあるじゃあないですか。あれも中国由来で日本人の口に合うように改良されたものです。
盛岡じゃじゃ麺がどんな味か気になったので食べに行きました。
こちらが写真です。


甘めの味付け、トッピングに紅ショウガがあったのがさっぱりしてよかったです。確かに日本人が食べやすい味付けになっているなという印象です。個人的には、中華麺ではなくうどんで出してるところが名残を感じますね。

もっと手軽に本格炸酱面が食べたいなと思った方は、台湾で愛されている维力炸酱面をお勧めします。

昔、缶のものを頂いたことがありましてピリ辛で中々よかったです。

さて、長々と書いてしまいましたが、今回はここまでにしましょう。
炸酱面の試作はだまだ続けていく予定なのでまた見ていただけたら幸いです。
最高の炸酱面のために頑張るぞ〜!!

ではまた~

追記

後日、野菜を載せたものを食べてみたところかなり良かったので、皆様も作って食べる時は野菜はトッピングしてくださいね。絶対に野菜があった方がいいです!!
お好みで辣油とお酢とニンニクを合わせても良いでしょう。
是非お試しあれ!!

ちなみに辣油のレシピはこちら
⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎



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