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理想の食事「プロテイン ボックス」

こんにちは。
いままで様々な「食事と健康」について書いてきましたが、要約すると以下となると思います。
1、糖質が少ない。
2、たんぱく質が多い(しかも、非赤身肉や非精製肉由来のタンパク質が理想)。
3、果物を多くとる。
4、ナッツを多く取る。
5、可能な限り減塩食がよい。


以上のことから「プロテインボックス」を提案したいと思います。健康に良い食事というと、見た目がパッとしなくて、かつ味もイマイチの多いと思いました。
今回のプロテインボックスは普段のランチなどの時に気軽に食べてもらえるものを想定しています。

普段の食事を通じ、世の中を健康にしていきたい。そういった思いがあります。

① 高野豆腐をバンスとし、ひよこ豆と豆腐でできているハンバーグを挟んだサンドイッチ。ブロッコリーいり。
② パプリカ、玉ねぎとベーコンのオムレツ。
③ リンゴ。
④ チーズ。
⑤ ナッツ。

今回のプロテインボックスに含まれているタンパク質は
高野豆腐2個⇒17g (170cal)
豆腐1/4⇒3g  (20cal)
ひよこ豆30g⇒12g (220cal)
卵1個⇒12g (80cal)
ブロッコリー、チーズやナッツ⇒5g(200cal)
合計:タンパク質は約50g!!
(ちなみにカロリーは約700cal程度です。)

1日のタンパク質摂取量は0.8-1.2g/Kg体重といわれいます。
70Kgの人が必要なタンパク質は56-84gです。つまり、このプロテインボックスは1日に必要なタンパク質の半分以上も補えます。

今回のプロテインボックスの特徴は植物性のタンパク質が多いことです!
糖質が少なく、タンパク質が多い食事、時に植物性タンパク質が多い食事は我々の身体にメリットが大きいのです。

味の方は、、、、
ジャンキーなランチボックスの方が美味しいですが、、、一般的に売られているような健康に良い食事よりは美味いです! 
(今後の更なる改良はもちろん必要ですが)

更にストイックにする場合は卵焼きをゆで卵に変えるパターンもあります。

スポーツジムに通っている人はもちろん食べてほしいターゲットですが、健康経営のために会社に置くことで、社員の健康向上に寄与できると思います。
また、高齢者はタンパク質の吸収能や筋肉合成能が落ちており、筋肉維持にはより多めのタンパク質摂取が推奨されています。サルコペニアやフレイル予防のためにも役に立てる可能性があります。

◆プロフィール情報
埼玉医科大学卒業後、都内の大学付属病院で初期研修を終了し、腎臓病学や高血圧学の臨床や研究に従事し、腎臓内科専門医や抗加齢医学専門医等の資格を取得。
予防医学やアンチエイジングの重要性を感じ、2016年より帝京大学公衆衛生大学院に入学し様々な研究に従事した。
2018年秋からハーバード大学公衆衛生大学院 (Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学中である。
◆資格
腎臓内科専門医、抗加齢医学専門医、内科学会認定医、日本医師会認定産業医、
公衆衛生学修士(Master of Public Health: MPH)
◆HP
https://activehealthlab.tokyo/

*本ブログにおける発言は個人的なものであり、所属組織を代表するものではありません。

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