新刊「よろず占い処 陰陽屋きつね夜話」とクラブドルチェ（２）
というわけで、ホストクラブこぼれ話の続きです。
ほとんどのホストクラブは、店の近くに寮があるそうです。
閉店後の掃除やミーティングが終わる頃には電車もなくなっているので、歩いて帰れる寮がないことには、という事情が大きいのでしょう。
といっても、学生寮のようなどーんとした建物ではなく、賃貸マンションを何部屋かホストクラブが契約しています。
部屋の広さは２ＤＫか３ＤＫで、２人でシェアすることが多いのだとか。
寮費（免除制度あり）など、詳しくはこちらのサイト↓にまとめられています。
https://host.dan-work.com/kantou/special/dormitory/
普通のマンションと違って保証人も礼金敷金も不要、部屋には家具つきだし、即入居ＯＫだし、ショウのような家出男にはたいへんありがたい制度ですね。
こちらの動画↓ではなんとタワマンの１４階にある寮が紹介されています。
歌舞伎町ど真ん中タワーマンションのホスト寮！！「Lilac ～junkie～https://youtu.be/w66COkmMhI4
ベッドではなく薄いお布団（片方は掛け布団）を並べて２人で寝ているあたりがほほえましいです。
こちらの動画↓は二段ベッドで、寮っぽさ満点です。
【AIR GROUP】ホストの寮生活にアポなし突撃訪問!! https://youtu.be/fknTN3DdMB0
先輩に「お客さんにＬＩＮＥ返せ」って何度も注意されてるのにスルーしてる若手ホスト君、大物ですね！
ドルチェでこんな態度をとったら雅人さんから大目玉くらいそうです。
というわけで、クラブドルチェの寮も六本木にあります。
お店によっては個人寮もあるようですが、クラブドルチェではもちろん、２人または３人部屋の寮にしました。
だってその方が楽しいから（笑）。
ショウはもちろん生活能力ゼロとして（汗）、ご飯は誰がつくってるのかな、とか、掃除やごみ出しは当番制だよね、執事系ホストはアフタヌーンティーの研究をしていそう、など、いろいろ設定を考えるのはとても楽しかったです。
ショウもみんながあれこれ世話をやいてくれる寮暮らしは、まあまあ快適だったのではないでしょうか。
それだけに、クラブドルチェにいられなくなるピンドン事件への恨みはかなり根深いものとなるのでした・・。
詳しくは「よろず占い処 陰陽屋きつね夜話」の第一夜「シャンパン・シャワーの夜」をどうぞ。
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