『若きウェルテルの悩み』を読んで
この本を手に取ったのは偶然だった。その日、私はふと本屋の海外文学のコーナーへ行きたくなり、目についたのがこの本だった。どうして読みたくなったのかはわからない。けれども本の裏に書かれたあらすじに、惹かれたのは事実だった。
買ってから1週間経ち、夏が終わる前に読んでしまおうと思い開いたのが今日。買ったその日に数ページ読んではいたものの、やらなくてはいけないことを済ませているうちに放置していた。
読んでいく度に、ロッテのことが好きになり、ウェルテルに共感した。そして、美しい情