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私の物語:中津編

一三編どうしよう・・・
中々テーマを絞りきれず停滞期・・・
寄り道することしました!(笑)

特急電車から各駅へ
今日はかる〜く中津編
テーマが思いつかずウジウジいている私に
友人が面白いテーマをプレゼントしてくれました
彼のテーマを借りて、今日は「雑草」について。

そろそろ、中津へ降りたとう
そういえば中津のプラットホームはとても狭い
とても都会なのに小さな駅
だから私も小さな物語を書こう

とはいえ、雑草か・・・。
そういえば、
有川浩さんの『阪急電車』や『植物図鑑』で
“雑草という名の植物はない”というセリフが出てきたような気がする。

でも人々は皆、雑草と呼ぶ。

自宅から駅までの道中で探してみた。
すると興味深い植物をみつけた!
駐車場の端っこで生きているススキさんを発見。

少し駐車場にお邪魔してみてみた。
「あら、綺麗」そう思わず呟きたくなるほど
綺麗な山吹色だった。

よく最近はススキのインスタ映えが流行している。
関西で奈良の曽爾高原や、岩湧山など。
ちなみに岩湧山は登るの凄く大変だった…(笑)
なんで人気なんだろう。

色が綺麗だから?
いわるゆ「秋っぽい」から?
なんか、映えそう・・・

きっと見にいく人も強い思い入れはなく、
自然を、日本の四季を楽しんでいるのかもしれない。

みんな、わざわざ出かけてススキを見るほどなのに
意外と身近なコンクリートからもひょっこり出没していると気づいた。

調べてみるとススキは秋の七草にも数えられ
秋を楽しむものとして愛されているのだそう。
《ススキ 食べれる》で調べたけれど、イネ科なので食べられませんと書いてあった。そりゃそうか。

町の掃除で雑草は刈られるものだけど、
生活の一部に植物が目に入るのはとても素敵。

誰にも話しかけられずひとりで育っているススキさんもたまには誰かに見られたい日もあるはず。

私が出会ったススキは、日中陽に当たる
美味しいところで生きていた。

話したり、一緒に笑ったりできないけれど
同じ世界で生きている。

会話や気持ちを伝えられなくても、
この世界で同じ時代に生きているんだから。
あのススキがのびのび輝いて
たくさんの人に、モノに、出会えますように。

寄り道はおしまい
次はいよいよ一三編
次はどんな出会いがあるだろう

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