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「普通」の人のためのSNSの始め方

noteプロデューサーの徳力基彦さんの「普通」の人のためのSNSの教科書を読んだので、紹介したいと思います。このnoteを読んで気になった方はぜひ手に取ってほしい一冊です。

本日は、noteプロデューサーの徳力基彦さんの「普通」の人のためのSNSの教科書を読んだので、紹介したいと思います。

まず、皆さん、徳力基彦さんはご存知ですか!?

noteのイベントを観覧したことがある方なら、見覚えがある人も多いはずです。

徳力基彦

note株式会社のnoteプロデューサー。ブロガー。ビジネスマンや企業向けのブログやSNSの活用法についてのサポートを行う。最近は、「普通」の人のためのSNSの教科書を出版。他にも、日経MJやYahooニュース!でコラムを連載などを行う。

「普通」の人のためのSNSの教科書

「普通」の人って!?

このタイトルを見て、この文言に気になった人もいるはず。そうです。普通の人です。

簡単に言うと、芸能人でも、スポーツ選手でも、有名人でもない人のことです。

日本では、SNSの活用で実名を使っている人は少ないです。SNSで炎上することによって、自分や自分のまわりに危害が及ぶのを恐れているからかもしれません。また、周囲の目を気にしているからかもしれません。

実際、実名を使って利用している人を見ても、鍵垢にして家族や友人にしか解放していないケースも多いと思います。

しかし一方で、SNSを利用して仕事につなげている人もいます。この本では、実際にnoteディレクターとして、SNS発信をしてキャリアアップにつながった人たちをたくさん見てきた徳力さんがそのコツを伝授してくれる本になっています。

つまり、有名人でもない私達「普通」の人が、SNSをどう役立てるのかを学ぶ入門書なのです。

本を読んで気づいたこと

シータ先生が本を読んで気づいたことが3つあります。

1. 継続は信用を生む
2. 発信は自分用のメモ
3. ロールモデルを見つける

継続は信用を生む

この本から学んだことのひとつは、「継続は信用を生む」です。徳力さんは、このことを次のように説明しています。

SNS発信には「蓄積効果」があります。ニュースメディアとは違い、ぼくらの発信できる情報は地味で小さなものかもしれません。しかし、小さな発信も継続すれば実績として蓄積され、可視化されていきます。ブログで発信しておけば、検索もかんたんにできます。発信を継続することによって、発信者側に対する安心感、信頼感が醸成されていきます。
(「普通」の人のためのSNSの教科書(徳力基彦著) p52より引用)

継続が大切なのは痛いほどわかります。僕自身、noteではじめてネットでの発信をしました。今年の4月にはじめてもうすぐ半年が経ちます。お休みをした1ヶ月の除けば、ほぼ毎日2000文字程の文章を投稿してきました。

毎日継続することで、信用が蓄積され、今では多くの人が読んでくれるようになりました。自分が何者かを知らないネット上の人たちも、僕の書く記事に共感してくれたり、定期的に読みにきてくれるのも発信を継続したからかもしれません。

ブログを始めて1年継続できるのは、1割だそうです。自分が一生懸命書いた記事でも、はじめは読まれず、モチベーションを失っている人が大半なのではないでしょうか。

私たち「普通」の人にとって大切なのは、いかに継続できるかを考えることなのではないでしょうか。

発信は自分用のメモ

では、継続するためにはどのように取り組めばよいのでしょうか!?

別に、他のビジネスインフルエンサーや作家のように、ちゃんとした文章を書く必要はないと思います。まずは、自分のためのメモとしてSNS発信を始めるのが良いのではないでしょう。

誰かと話してタメになった話とか、講演会に行った記録、読書記録、旅の記録など、自分がふだん感じたことや学んだことをまとめてみるのがよいでしょう。

はじめは、読まれるかどうかは二の次でいいのです。考えてみてください。

手帳にメモしたことを後で見返しますか?もちろん、仕事で必要な内容だったら見返すかもしれませんが、普段気づいたことを読み直すのはあまりないのではないでしょうか。

それなら、SNS発信してしまえばよいのです。他人に読んでもらえば、自分の考えをまとめるきっかけにもなりますし、多くの人の役に立つ場合だってあるのです。

また、noteで発信をしていると、もっと良いことがあります。自分が書いた記事に「スキ」を送ってもらえるのです。「スキ」が送られて際、通知がきます。通知がくれば、過去の記事であっても読み直そうと思うきっかけになるかもしれません。

他人に評価された記事な訳ですから、読み直す価値があるかもしれません。別の言い方をすれば、自分のためだけなら読み直さない記事でも、noteが読み直した方が良いと教えてくれるのです。

ロールモデルを見つける

いきなり文章を書こうと思っても書けません。

僕自身、4月1日にnoteに初投稿したのですが、ひとつの記事を書くのに10時間以上もかかりました。はじめに感じたことは、「書き方がわからない」です。

ふだん人に伝えるための文章を書かない人にとって、たとえ2000文字ほどの文章でも苦痛でしかないのです。

まずは、自分が発信したい内容を書いている人の文章を読んでみましょう。読んでみて文章の構成を真似するのです。何事もまずは真似から入ります。サッカーだって野球だってまずは動きを真似をすることから始まります。

これは、スポーツに限った話ではありません。ピアノだって、「バイエル」を必死に練習し、絵画なら模写、武道だって型を身につけることから始まります。

この本では、徳力さんは、「ロールモデルを見つける」ことの重要性を伝えています。

ロールモデルの真似をしながら自分のテイストを少しずつ加えていくと、自分らしい発信スタイルを確立できるはずです。
(「普通」の人のためのSNSの教科書(徳力基彦著) p128より引用)

はじめからオリジナルなんてありません。ロールモデルの真似をして、自分用にアレンジすることで新しいスタイルを確立できるのです。

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まとめると、

1. 発信を継続することで、信用が蓄積される。
2. まずは、自分用のメモとして発信しよう。
3. ロールモデルの真似から始めよう。

他にもある

他にも、この本からたくさんのことを学ばせてもらえました。今回の僕の記事を読んで興味を持ったひとはぜひ手にとってみてください。


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