見出し画像

この創作の街 noteがすき。

 僕が住んでいるのは、創作の街 note 。
そこには色々な人が住んでいて、住民はみな「クリエイター」と呼ばれている。

 住民たちは、日々発信をつづけている。
自分の身の回りで起こった些細なことを綴ったり、オリジナルの音楽を発表したり、大好きなものについて熱弁したりしている。他にも、みんなが気になる耳寄りな情報を届けたり、物語を創作している者もいる。

 そんな創作の街 note に初めて足を踏み入れたのは、今から2年半くらい前のことだ。きっかけは、ネット番組でnoteが紹介されていたのを目にしたことだった。

 noteという創作の街の存在を知った。僕は、住んでみたいとすぐに思った。

 僕は友人にそのことを話し、そこに住み始めることに決めた。

 けれど初めは、何をすればいいか全く分からなかった。そして、ネットで色々と調べていくうちに、一冊の本と出会った。

 それは、『noteではじめる 新しいアウトプットの教室』(コグレマサト・まつゆう著)という本だった。そこには、noteの使い方や創作のつづけ方について書かれていた。初心者でも分かりやすい本だった。

 僕はそのガイドブックを持って、noteを探索した。実際に街に出かけてみると、より一層スキになった。記事を通してクリエイターさんの声に耳を傾けていくうちに、僕はnoteという街にどんどん魅了されていく。

 街には、日々の暮らしを明るく元気に語っている人や繊細で今にも壊れそうな声を届けている人や不思議で面白い生活を送っている人が住んでいた。みんなリアルの世界ではあまり出会ったことのないような人々だった。街を隈なく探しても、罵声や暴言を吐いている人は、いなかった。

 ここならやっていけそうだ。
そう思った僕は、アカウントという名の住民票を手に入れた。実際、創作の街に住むための複雑な手続きは要らず、僕のnote生活はすぐに幕を開けた。

 noteという街での発言権を得た。
僕は、生まれて初めてネットで自分の声を発信した。それが、2020年の4月1日。エイプリルフールの日の、嘘みたいな本当の話だ。

 初めは、自分の声は自分にしか届かなかった。
声を届かせようと精いっぱい大声を上げても、大きく反射して自分に返ってくるだけだった。聞いてくれる人はほとんどいなかったと思う。

 それも無理はない。
広いnoteという街で、新参者がどんなに声を張り上げても、振り向いてくれるはずがないのだから。もちろん、覚悟はしていた。

 しかし、僕のそんな予想はすぐに裏切られた。

 僕が発した言葉やメッセージを受け取ってくれる人が現れたのだ。noteの住民は、やさしい。noteという街にはたくさんの声が響いているのに、僕の声を拾ってくれた。

 それから毎日、noteと向き合っていくうちに、話を聞いてくれる人が少しずつ増えてきて、今に至る。

  noteに来て、本当によかったと思う。
 これからも、創作をつづけていきたいと思う。
 最近、そう強く思うようになった。

雨宮 大和あまみや やまとです。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

今日は、noteについてのエッセイを書きました。実は、1年くらい前に同じようなエッセイを書いていて、それを読んでみて、改めて今回書きたいと思ったんです。なので、内容が被るところもあり、読んだ記憶がある人もいるかもしれません。

この記事が良かったら、右下のスキ を押してもらえると嬉しいです。
次の創作への原動力になります。

前回のnote

縦書きの小説を投稿しました。
noteは基本的には横書き仕様になっていますが、縦書きでも投稿することもできます。

おすすめnote

最近、山田詠美さんの短編小説『ジョーンズさんのスカート』を読んで、僕が中学生の頃を思い出しました。
エッセイです。お時間があれば、どうぞ。

これまでnoteをつづけてきて、「文章を書くこと」と「本を読むこと」は切っても切れない関係にあると思いました。これは、創作をつづけている全ての人に読んでほしい記事です。

この記事が参加している募集

noteでよかったこと

この街がすき

サポートして頂いたお金で、好きなコーヒー豆を買います。応援があれば、日々の創作のやる気が出ます。