不安や恐れの感情は「体感✕思考」でコントロールできる。
こんにちは。天宮です。
今日のテーマは「天宮流・不安をコントロールする方法」です。
以前こちらの記事にも書きましたが、
天宮は幸せの定義を、
「何も不安がなく、ゆるんでいる状態」
と置いています。
人生に不安がなくなったら、それだけでもう、だいぶHAPPYに生きられると思うんですよね。
ちなみにいま私の人生には、この「不安」がほとんどありません。正確に言うと、瞬間的に「不安」を感じても、それが大きくならないようコントロールすることができています。
今回は、その方法について、具体的にご紹介していきたいと思います。
■不安や恐れが起こるメカニズム
こちらの記事で何度か書かせていただきましたが、私はこれまでずっと、「感情」・「体感」・「思考」の3つを切り離す訓練をしてきました。
これは、今までの学びのなかで、「感情」というものが、「体感✕思考」の掛け合わせで生まれるのだということを知ったことに端を発しています。
とくに、この「体感」を捉えることがいかに大切か、長年に渡って師匠から教わってきました。
実は感情って、単体で湧き上がるものではありません。そこには往々にして、その「感情」に沿った「体感」と「思考」がくっついているのです。
たとえば、不安や恐れといった感情が生まれるときには、ざっくりと以下のようなプロセスがあります。
まず、不安や恐れの種となる現象が起き、そのあとに
その現象に対して体が反応し、「体感」が起きる(心臓がバクバクする、血の気が引く、胸がざわざわする)など
「思考」が不安や恐れを増長する
不安や恐れの「感情」が生まれる
といった感じです。
この3つはほぼ同時並行しているので区別するのは難しいのですが、だいたいこの3つが自分の中で起きているんだな。ということだけ知っておいていただけたらと思います。
話が難しくなってしまうのでここでは深掘りはしませんが、不安の種となる「現象」が起きていなくても、なぜか1のイヤな「体感」が起こり、そこに「思考」が自動的に、不安や恐れをくっつけることも少なくないようです。
「不安や恐れ」の感情が生まれる前に対処する
ごめんなさい。ちょっと話が難しくなってきましたね笑。前段のお話は、ふーん。そんなものなのね。くらいに捉えていただけたらと思います。
それでは、具体的な対処方法にお話を移していきましょう。
恐れや不安といった感情をコントロールするうえでポイントとなるのが、「体感」と「思考」の2つです。
不安や恐れという感情を生み出す前、「体感」と「思考」の段階で対処することが、とても大切なのです。
☆
不安や恐れの種となりそうな現象が起きたとき。
まずは、体に生じるイヤな「体感」に意識を集中します。
私の場合は胸や喉あたりがざわざわしたり、冷たくなったりすることが多いので、まずはその部分に手を置いて、じっくりと温めます。そして、意識的に何度か深呼吸をします。こうすることで、まず体(「体感」)を安心させるのです。
もしここで収まらず、「思考」が自分を責める考えや悲観的な考えでぐるぐるとし始めたら、次に、この「思考」を俯瞰する意識を持ちましょう。
たとえていうと、自分の頭上1mくらいのところにもうひとりの自分を置いて、そこから「思考」を俯瞰するようなイメージです。
ああ、また「思考」が自分責めを始めたな。
「思考」が悪い方にばっかり考えてるな。
こうして、自分自身と「思考」を切り離すことができれば、しめたもの。次にこの「思考」が自分を守る考えを生み出すよう、意識してみてください。
もしかしたら、意外と大丈夫かもな。
ちょっと考えすぎかもしれないな。
きっと対処できる。
自分は十分よくやっている。
頭の中で問題を創り出すのはもうやめよう。
などなど。
とにかく「思考」を自分の味方につけるのです。
☆
まずは「体(体感)」を安心させること。
そして、「思考」で自分の心を守ること。
この2つがうまくできれば、不安や恐れの感情が大きくなることを未然に防ぐことができます。
うまくできるようになるには少し時間がかかるかも知れませんが、諦めずにトレーニングを続けていれば、きっとコツがつかめるのではないかと思います。
天宮はこれができるようになってから、
人生が本当にラクになりました。
よろしければ、
試してみていただけたら嬉しいです。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございます。
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