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私たちがなぜ"のさりの島"上映プロデュースプロジェクトをやっているのか。#1

このnoteにたどり着いてくださった皆様、はじめまして。映画「のさりの島」上映プロデュースプロジェクトの渡邉健です。

「のさりの島」は、熊本県の天草を舞台に撮影された、京都芸術大学「北白川派」の映画です。

「のさりの島」を撮影した京都芸術大学の山本起也監督に、私が初めてお会いしたのは、2019年の11月でした。既に映画の撮影は終わり、これから世の中にこの作品を送り出していくぞ、というタイミングでした。

そこで、私は衝撃的なことを知りました。

1年間に日本で上映される映画は、約1200作品。

なんと1日に換算すると3作品以上が世に送り出されるのに、日の目を見ず、誰にも気づかれずに終わってしまう作品も珍しくはないということ。

私自身が天草で生まれ育ったこともあり、「天草で、天草の人々とつくりあげた作品をそんな風にしたくはない。ぜひ多くの人に見てもらいたい!」との想いから、この上映プロデュースプロジェクトがスタートしました。

新型コロナウイルス感染症が流行する前の、2020年2月のある日。

京都芸術大学の東京キャンパスに、人の縁でつながった有志、約10名が集まり、この映画「のさりの島」のプロデュースプロジェクトをどう創り上げていくかを話し合いました。

ゼロからのスタート。
プロなんて誰もいません。
多くの人が「はじめまして」同士。

だからこそ「あんなことできるんじゃない!?」「こんな風になると最高だよね!」と何にも囚われることなく自由にアイディアを出して、話し合うことが出来ました。

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一方、映画が撮影された熊本県天草市では、2019年のクランクアップの後、2020年にはコロナ禍による上映延期という出来事もありましたが、その期間を経て「天草での上映をどうしていくか」について話し合いが始まりました。

「天草には映画館が一つしかないから、映画が地域の人たちに会いに行かないといけないんじゃないか?」「映画が撮影された天草のことも知ってもらいたいね」等、様々な視点で意見を出し合いました。

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そして、天草・東京のメンバー、そして山本監督を含む京都芸術大学の皆さんとタッグを組み、映画「のさりの島」を世に広げていこう!と進み始めました。

映画をきっかけに、天草という風土や天草の人に触れて欲しい。一人でも多くの人が天草に興味を持ち、魅力を知ってほしい。

そんな想いから、映画「のさりの島」上映プロデュースプロジェクトがスタートしました。

このプロジェクトで企画しているコンテンツは、映画を見たくなるということだけでなく、映画を知り、天草を知ることで、天草に実際に足を運んでみたくなるようなものを準備しています。

どのようなプロデュース企画を実施していくのか、そしてどんな人がどのように関わっているのか、これからこのnoteで発信していきたいと思いますので、楽しみにしていてください!

天草の人、天草が地元の人、天草に縁もゆかりも無かった人、様々な人が関わりこの映画「のさりの島」を盛り上げていきます!

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このnoteを読んでくれた方が、一人でも多く「のさりの島」を見に映画館へ足を運んで頂けると嬉しいです!

渡邉健


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○映画「のさりの島」公式HP

▼前売りチケットの購入はこちらから (BASEを通じて購入いただけます) 

上映プロデュースプロジェクトについてのメッセージや取材依頼はこちら
 amakusagp+nosari@gmail.com(担当:渡邉・金子)


インタビュー:渡邉健
文・編集:Minako Ishibashi

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