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地元のM-1ツアーin福島に行ってきたんだって話(3/8|雑レポ)


お笑いライブに6年ぶりに行けました……(大号泣)

M-1ツアーという名の最高ライブ……。


M-1ツアーとは昨年末にあったM-1グランプリで特に活躍した芸人さんたちが全国の劇場をめぐってネタをしてくれる祭典です。

年々開催される会場が増えてオタク冥利につきます 

良すぎた……あぁ、やっぱお笑いって最高なんだよな。

語彙はないです。すみません。
そして雑記なので詳細知りたい方はすみません……

そして6年ぶりのお笑いライブに興奮してステージ写真撮るの忘れた……心残りです



ちなみに3/8(金) 郡山けんしん文化センターのメンバーはこちらでした

わたしのお目当てはオズワルド、スタミナパン、カベポスターでした



久々に来た けんしん文化センター

余談話ですが…

学生時代吹奏楽を6年間していて県大会でこの文化センターの舞台に立って演奏したことが何度かある。その自分も立ったことのあるホールの上にサンパチマイクがあってそのサンパチマイクの周りが綺麗な照明で照らされてM-1を象徴する曲、「because we can」がエンドレスで流れてて尊さを感じた。(ども〜って登場する時の曲ね)


〝Mおじ〟ことスーマラ武智おじさんの場内アナウンス

スーパーマラドーナ武智さんは毎年M‐1の季節になるととにかく熱くM‐1についてラジオで話したり考察動画をだしたり若手芸人にポチ袋に『これ、エントリー代な』(M‐1のエントリー料金が2千円)と渡すほどM‐1が好きなおじさんなのである。そんなMおじこと武智さんが『本日はご来場いただき誠にありがとうございます……』というアナウンスが流れただけで会場の温度があがった。みんなお笑い好きなんだな~とおもったりしてるうちに公演がはじまった。

1.ななまがり

ちなみに舞台の上手側(右)には、めくり台があって芸人さんが漫才を終えると裏方さんがこれをめくってくれるので順番は本番までわからず。トップバッターはななまがり。つかみがこの二人おもしろかったな。初瀬さんが横浜の大声大会にでたことがあるといい森下さんがプライバシーな情報を大声で叫ぶからおまえの大声で負けじとかき消してくれ→『なかのさかうええええ~』がまる聞こえな掴み好きでした。

2.エバース

ボケの佐々木さんが移動中の新幹線に衣装を忘れて私服で登場してたけどまじで移動中に忘れてしまう事ってあるんだね…劇場とかならなんとかなりそうなものの地方のホールはなんともできないよね(笑)“野球肘”の話からの最終着地点が自分の肘と寿司を合体させて“肘寿司”てきなネタだったんだけどおもしろかった。東京NSC21期生とわりと若手だということに驚き。

3.スタミナパン

昨年のM‐1敗者復活で心鷲掴みにされたスタミナパン。で『ぶりっ、ぶりっ。ほぉ~んとにうんちしてまぁ~す
がクセになりすぎて(文字にするとつまんなすぎて驚いた)
基本的にリズムネタというか同じものの繰り返しネタは好みでは無いけどスタミナパンのこのネタはハマるひと多い気がする。ボケの麻婆さんの見た目のキャラクター感にスタイリッシュな正統派漫才をやりそうなトシダさんのアンバランスさも良すぎてツボにはまる。後半になるとトシダさんが「なーんでまたお前はうんちしちゃうんだよ」というツッコミが実に笑えてくる。後半で下手側にも上手側でも「ぶりっぶり!」をやりにいってる麻婆さん。解除盛り上がってた。

4.さや香

垂れ幕が「さや香」になった瞬間、会場には黄色い歓声が。人気者だな〜。新山さんのスーツが白に近いアイボリー色のスーツで少しびっくり。新山さんのいつものネクタイ有りの紺のスーツが好きな女なので少しだけノーネクタイなの悲しかった……というのはさておき。はじめて見るネタで。
石井「若者を応援してあげたい、弾き語りしてる若者のギターケースに1000円入れた」から始まり何故かスキマスイッチがさや香のネタをして全国を巡業しだしたらどうする展開みたいなネタ。途中の新山さんが「そんな奴らに1000円入れるなら本家スキマスイッチのCD買えやァァァ!」が好きでした。

5.オズワルド

大大大本命オズワルド。M-1ツアーを見に行かないとと思ったのは彼らがいたからです(オズワルド愛は今月末でラジオが終わるのでまたnoteにかきます)そしてそしてこの日は畠中の復帰日!彼は腎臓の手術をして10日間入院しておりました。冒頭から熱い拍手が会場に響き渡ってた。畠中の「まさかの縁もゆかりも無い福島で復帰とは……!」という挨拶から始まり畠中休養中に伊藤ちゃんが披露したジュディ・オング風な衣装に身を包み「振り分け・オング」と名乗るピンネタの触りもみれたし(よかったら画像みてください⬇衣装は捨てたみたいですがこれ肉眼で見たさありました)

その掴みを終えてネタへ。ネタは畠中「俺、普段元気ないから 挨拶する時にあ行を省くと元気に聞こえるんだぜ」みたいなネタでした。(個人的に「しまもと」見たさありましたが……)オズワルドの畠中がキテレツなボケで絶妙な感じで突っ込む伊藤ちゃんのバランスが大好きなのでその漫才を生でみれてうれしかったな……(噛み締め)そして出囃子のT字路sの「これさえあれば」も聴けて2倍うれしさあがった

https://open.spotify.com/track/0Eltc1rdtCEM6AsyJsA6SP?si=xgFyZJpbRPaAYV60ZudrYw


6.くらげ

M-1最下位を自分たちで自虐してるくらげ。わたしもどこかで「面白かったらいいな」なんて失礼なこと思ってたけど(おい)生で見たら驚き。おもしろいぞ??!はじめにM-1でやった「31アイス」のネタをいじってそこから「フラゲ回収」のネタだったんだけど全くフラゲを回収してくれない杉さんにアロハ着てる渡辺さんが永遠に〝アオハライド〟〝思い思われふりふられ〟〝NANA〟〝黒崎くんの言いなりなんてならない〟などなど王道少女漫画を羅列して言っていくのがツボでした。またみたいな、くらげ。

7.カベポスター

お笑いオタクとして言ってはいけない気がしますがはじめにいいます。わたし永見さんの顔ファンです。なのでみれて嬉しかったです。(もちろんカベポのネタも大好きです)M-1の「ずっゼリ」が好きすぎて何度もみました。まずミルクボーイ同様、冒頭の掴みテンプレがある漫才の入りがある漫才師が好きで、(ミルクボーイなら「あぁ〜ありがとうございます!今、ねるねるねるねの2の粉をもらいました! 」的な)カベポも「確かにお前の言う通り〜……」な掴みがあります。(ちなみにカベポでは「確かにお前の言う通り、ペガサスってなんか清潔感あるけど臭い日は臭いだろうね!」が好きです)ネタは「古今東西ゲームが苦手」というもの。とにかく永見さんが古今東西をスムーズにやりたいのに言葉が出てこない。それに浜田さんが付き合うてきなね。「文房具」の古今東西のくだりで永見さんが「方位磁針」だったり「ルーペ」を出して浜田さんが「なんで真逆攻めてくねん。なんで?」っていうのがおもしろかった。カベポって関西漫才なのにゆるさがあってずっと見てられる。そこが好きですね。

8.ママタルト

とにかく大きい大鶴肥満くん。肉眼でみると迫力ありすぎて15列目で見てる私でも大きさがわかる。そして驚いたのが相方の檜原さんは小柄に見えてたけど174cmで82kgあるってのが衝撃。大鶴肥満が大きすぎてミニマムに見えてました。ネタは「相撲」。檜原さんが相撲取りになりたい!相撲教えてほしいと大鶴肥満に言ったものの激弱だったみたいな。
めちゃくちゃ感想薄いけど大鶴肥満の体感がすごいよっていうネタ。

9.シシガシラ

敗者復活の勇者シシガシラ。王道のハゲネタではなく浜中さんが「脇田さん、五十音言っていくのでおかしかったら言ってください」とはじめ 「」を抜かして言って「おい、なんで毛が抜けてるんだよ〜抜けすぎだろ〜」って言わせてお次に「」を小さく言って「なんで せ も小さいんだよ〜〜」と言わせる(毛がなく背も低い脇田さん)間接的にいじるネタってこれまた面白いなって思ったり。


トリの前に〝出囃子〟について

出囃子とはご存知でしょうか。オズワルドの時ちらっと書いたけど芸人さんが舞台へ登場する時にかかる曲のことで思い思いの曲が流れる。わたしは3年ほど劇場に気持ち悪いくらい通ってたときは配信がされてるライブだったからか若手芸人さんのライブだったからか「出囃子」での登場を見たことがなくて。(いつも劇場が用意したフリー音源だったとおもう)芸人さんたちが選んだ出囃子で「ども〜」とサンパチマイクの前に現れるのはとにかくジーンとくるものです。


さて、トリのチャンピオンについて話しますか。

10.令和ロマン

待ちに待った令ロさん(ファンの間ではこの呼び名みたいです。X情報です)

あっぶなかった。危うくファンになるとこだったぜ(ファンになればいいじゃんて感じですが 笑)それがまず1つ目の感想です。取り込まれるところだった……彼ら自分らの見せ方うますぎじゃない?は?何年目?5年目?!ってなりました

チャンピオンだからどの公演でもトリは令和ロマンなんだろうけど 終盤からだいたい集中力とか笑い疲れとかもあるんだけど令和ロマンの笑いのとり方がとにかくすごかったのよ(語彙ごめん)
まず出てきてすぐにマイク前に立つのではなくくるまくん(メガネの方)が垂れ幕を初めのななまがりにして今日の公演のハイライトを始めたのです。しかもただネタを真似するんじゃなく絶妙なラインのハイライト。(個人的にエバースの町田さんの髪型を真似るのが好きでした)

当日券はなかったものの雪のせいなのか前の席にちらほら空席で…
くるま「ほらあそこらへんちらほら空いてる!転売ヤーだ!きっと!転売ヤーだ!!」と叫ぶ場面もあり… もうなんでも笑いに変換するのがすごい。

そこからのくるまくんがケムリさんに〝これから色んなテレビ番組に呼ばれるよ〟というフリで「逃走中」「SASUKE」のパワー系テレビ番組に呼ばれたらどうする?「逃走中」のハンターのありそうなモノマネを入れつつの面白さとかSASUKEの地上だと思ってたら水中からスタートしてたとか。いちいちくるまくんのハンターとかSASUKEのナレーションとかのモノマネがうますぎて漫才に没頭できちゃうんだよね。そしてケムリさんの再現性の高さね。若手でフレッシュさはあるのにどこかに貫禄さを兼ね備えてる令和ロマンはどこまでも魅力的でどうにかなりそうでした(?)

そして終盤、暴走したくるまくんが客席をぐるりと1周ガンダッシュする演出もあって。客席に降りるって一見ファンサとかお客さんと触れ合いたいみたいなこともあるんだけどネタの延長戦でやってたからなにも不自然じゃないんですよ。ホールの舞台の使い方がうまい。まじで5年目?
彼らはお笑いサークル出身みたいで私の最推しラランドのお2人同様、お笑いサークル出身だからって全員があんな漫才がこなれてるわけじゃないもんね。やっぱあの二人は特別か……くるまくんの手数が多いはずなのに無駄がないボケにしつこくないフラットなツッコミのケムリさん。ケムリさんは大喜利できるニキなので鬼に金棒すね。こわい。

見取り図の盛山さんが「漫才がうますぎる奴っておるけど令和ロマンのくるまは俗に言うそれ」ってラジオで言ってた意味がわかった。憑依型なんだよな。漫才に入ってその役に入り込み方が役者レベルな気がしてきたよ。だからってケムリさんも〝じゃない方〟と言われないであろう逸材。この感じ霜降り明星っぽいよね(もちろん似てないが)霜降りの2人もそれぞれ個性があって天才肌。天才と天才が組むとこんな恐ろしいコンビが生まれるのかってね。

令和ロマンが終わったらそのまま緞帳がさがって2人とも最後の最後まで手を振って最終的に土下座みたいになってたけども。とにかくがむしゃら!!ではないんだけどスマートな漫才なのに面白い。不思議だ。これからもネタを見続けていきたいな。そしてネタを見てるうちに推しになってしまったらどうしようという心境です。

余談だけど少し似てるかも。

余談なのですがもともと令和ロマンがM-1でたとき「菅田将暉」がトレンド入りしたんだよね。どうやらくるまくんが似てるみたいなことがちらほらXでポストされてて。10年以上菅田将暉を推した私としては「?」となりましたが、なんとなく言ってることわかってしまうんだよな〜顔の造形というかベースが似てるんですよきっと。くるまくんの表情筋の動かし方が菅田将暉に似てます、少し。(悔しい)生でみて余計に実感しちゃったよね。

ホールツアーの少しの愚痴

・福島公演だけ舐められてる……?
他の地方公演は土日やってさらに昼と夜の部に別れて行きやすさある。福島だけ金曜日の夕方1公演しかないぞ?昨年も金曜日だった模様……次の日青森公演(2公演あるので福島公演終わったらすぐ青森行って打ち上げ兼飲み会してたわ、、福島の滞在時間少しすぎんだろ!出くわしたかったよ!!)
前説も居ないという悲しさ(他の方のレポを見る限り前説いたところ多かったので)

・ホールでは少し聞こえづらいところもあった。普段 劇場でやるときは音響はととのえられてるだろうしテレビ番組での漫才はそもそもサンパチマイクとピンマイクの二刀流で芸人さんたちは漫才をするわけで。だからはじめに 漫才が始まった時は「あ、聞こえづらい……笑いにかき消される……」って少し悲しくなりました……なので万全な状態でネタを一言一句聞き取れずそこが無念です……あれって席問題あったのかしら?(ちなみに前から15列めの左側でした)

M-1ツアーの感想まとめ

 お笑い好きとしてこれからも生きていくんだろうけど絶対に行っといていいライブでした。今回は全くお笑いに興味のない夫と行きましたが(楽しめてはいた)絶対M-1ガチ勢なりお笑い好きと行ったら倍楽しいかななんて思ったり。

毎年公演数が増えたりしてるので来年こそ福島も2公演やってほしいな〜〜

とにかく今や「国民的行事」と言われてるM-1グランプリ。いまは3月ですがあっという間に8月になってエントリー開始となり12月になり本戦!ってなるんだろうな。そんな国民的行事のM-1に少しでも参加出来た気がしてうれしいし何より普段見れなそうなラインナップの芸人さんたちの渾身のネタをみれて大満足です。ネタの感想とかにムラがありすみません…笑

またサンパチマイクに向かって自分たちの面白さを追求してる芸人さんたちを見れる日までわたしはがんばれそうです。


ほんとにM-1がだいすき、お笑いが大好きな女でした。


〜完〜

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