飾りやデザインも情報だった! ミニマリストってこんな感覚?
片付けのアンテナが高く張っている。
いつのまにか終わったGW。お休み中は片付けついでに、家具の配置を変えていた。久しぶりにかなり大規模なレイアウト変更。一番大きな家具、ベッドの置き場も変えた。
そうしたら、いままで大好きだった、お気に入りのベッドカバーの柄が突然違った印象に。今のベッドカバーは、エスニックというかエキゾチックな感じで細かい模様、フラワーパターンのような柄が入っている。
新しくベッドを配置したところは、もともと私お気に入りのイラストをいくつか飾っていたコーナーのすぐ近く。
他に何も物を置いていなかった空間だったから、イラストを楽しむコーナーと勝手に決めていた。
それが、ベッドカバーの柄がイラストと同時に視界に入るようになったら、カバーの柄から受ける印象が全く変わってしまった。イラストのほか、隣りに飾っていたドライフラワーともかぶって、なんとなくごちゃごちゃ。
そう思いつつ、さらに周りに目をやったら、あちこちからいろんなロゴやら柄が目に飛び込んできた。ついでに、他の家具のデザインや質感の違いまで。
部屋のコーディネートに関しては、こんなスタイルが好き・嫌いぐらいしかなかったのだが、家具のデザインも含めて、全てが情報に見えてきた。ひとつひとつが何か主張している感覚。
部屋の模様替えは初めてではないのに、今回は合わない組み合わせになったのを目にしたとき、突然情報として見えた。そんな見え方をしたことがなくて、新鮮だった。
‘無い‘→‘有る‘に変わった瞬間だった。
情報が‘有る‘ということを見つけてしまったので、目に飛び込んでこないように隠せるものは隠したくなってしまった。お気に入りだったベッドカバーも外して、ごくごくシンプルな柄のないものに取り替えた。
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これまでは、スッキリし過ぎた空間はなんだか寂しい感じがして、むしろ多少生活感があったほうがいいなと思うことが多かった。
でも、柄とか色々なデザインとかが情報として目に飛び込んでくるこの頃、ごくごくシンプルなデザインのものだったり、あるいはなーんにもない空間が心地よく感じる。
元々何かと様々なことに敏感でいろんなものを排除してきたが、ネットから得る情報が過多になっているせいか、すでに自分の器はいっぱいなのかもしれない。
ミニマリストといってもいろんな方がいろんな背景でシンプルな生活をしているのだろうけど、一部の方々も同様の感覚だろうか?
この情報時代。外側をシンプルなもので整えたり、受け取る情報量を減らしたり…そうして内と外のバランスを取って、よい循環を保とうとしている人も多いかもしれない。
私はミニマリストからは程遠いけど、これからもう少し身軽にシンプルにしていこうかな。
プチストレスを感じやすくなったからこその、心地よい自分を追求する作業はなかなか楽しい。