生理のつらさ、人と比べられても…
今日は、生理にまつわる母とのやりとりから感じた、「こんなコミュニケーションはいやだ!」です。
内容を簡単にいうと、「あなたより大変な人がいる」と言われると自分のつらさを我慢してしまうから、そんなふうに言わないでくれ、です。
今回のやりとりは、これまで何度も繰り返されていたものでした。
以前の私は特に違和感を覚えず「確かにそうだなぁ」と受け取っていましたが、今日の私は「ん、なんかいやだな」と感じました。
こうやって感じられることは、とても進歩です。
私は今、低用量ピルを服用しています。
主な目的は、ざっくり言うと生理に関するあれこれを楽にするためです。
生理が来るタイミングを把握できるし、ホルモンバランスによる振り回され度合いが下がるし、経血の量も減るし、生理痛も弱まる…
ちゃんとしたことは調べていただきたいのですが、私個人の変化としては、これらが挙げられます。
(こんなにたくさんいいことがあるなら、みんなピルを飲めばいいじゃん!と思われるかもしれませんが、やっぱり合う合わない、金銭的負担などの問題はありますし、それ以外にも考える必要があるなと思うことがあるので、いずれ書ければと思っています。)
私は生理期間のたび、ピルを飲んでいなかった頃の経血の量を思い出して「あの頃は大した量じゃないと思っていたけれど、今と比べるとすごい多かったな」と驚きます。
その話を母にするたび、
「でも、昼でも夜用のナプキンをつけるくらい量が多い人もいるみたいね」
と返ってきます。
今までの私は、「そっか、私はそこまでじゃないや」「もっと大変な人がいるんだ、忘れないようにしよう」と思っていました。
要は、この程度でつらいって言うのは違うらしいという認識になっていたんです。
でも今日は、自分の感じ方が変わっていました。
「私が言いたいのは人と比べて自分がどの程度か、じゃなくて今と過去の比較なの!!あとそれ言ってどうなるの?私のつらさをなかったことにしないでくれ!」
という感情が湧いてきました。
全部は口に出しませんでしたが、「確かにそこまで多くはなかったな〜、とはいえ今思うと大変だったわ!」くらいは言えました。
まあね、母は母で何十年も生理と付き合ってきて、母が若い頃には低用量ピルなんていうありがたアイテムはなかったわけだから、つらいのが当たり前でずっとやってきたわけです。
もしかしたら、心の奥の方には「楽してずるい」みたいな気持ちもあるかもしれません。
複雑な気持ちなのかもなぁ…
親子ですら、もしくは親子だからこそ、生理の話は難しい。
それでも、自分にとってなにがどうつらいのか、言葉にしていくことで得られる理解もあると思うので、まずは自分が自分のつらさを認識するところからやっていこうと思います!
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