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ケルンの街を歩き、経験するということを感じる

スペインの次は、ドイツに移動しました。ドイツの街でまず初めに訪れたのは、ケルンという街です。

旅の全貌はこちらです。

ケルンはドイツ西部のライン川流域にあります。ケルン大聖堂, ホーエンツォレルン橋,、ケルン・チョコレート博物館などが有名な観光地として挙げられています。

ケルンに行きたかった理由

そもそもどうしてケルンの街を選んだのか?最初のきっかけは大学1年生のときにあります。

実は、入学して最初の教養の講義で、第二外国語としてドイツ語を専攻していました。講義の中でドイツの文化や生活を紹介するためにビデオを見せられたのですが、登場したのがケルンの街でした。

そこでドイツのビールやソーセージの美味しさ、そしてライン川の話や穏やかな様子を見て、いつか行ってみたいなと思っていたので、今回の旅程に組み込みました。

バルセロナからは飛行機で2時間程度で到着です。

宿泊したのはここでした。学生の団体の宿泊の人などもいたたため、そこまで豪華な設備はなかったですが、清潔で最低限の設備はあったのでコスパよく滞在することができました。

ケルンの食べ歩き

ホテルに荷物を預けた後は、ケルンの街をぶらぶら歩きます。
スペインのバルセロナとはまたちょっと違っ気候も少し涼しいです。街の雰囲気はバルセロナと比べて、人の様子や町並みが厳格な感じがしました。

スペインもそうですが、こういう通りにカフェがあるのはヨーロッパならではでとてもよいです。
国土の広さと気候の賜物ですね。

街を歩いていくと、merzenich bäckereiというお店の店頭でヌガープレッツェルを販売していました。

店頭からはちみつのいい匂いがしてきて、買って食べてみましたが美味しかったです。

しかし、よく見ると蜂が大量に。。。
さすがにこちらは展示品のようで、商品は後ろから出してくれました。

それからお腹がすいたので、ご飯を食べることに。ご飯として選んだのはBrauhaus FRÜH am Domというお店。

バルセロナに比べてケルンのほうが英語でしっかりしたコミュニケーションを求められることが多く、レストランでもわりとちゃんと会話をして、その土地のおすすめを頼みました。

シュバイネハクセという、ローストした豚脚を食べました。ドイツ語ではSchweinshaxeまたはSchweinshachse。

陽気なウェイターに「そんなに量多くないよ!」と教えられたので出てきたのがこちら。
ビールと合わせて最高でしたが、量が多い。

完食してお腹いっぱいになりました。また、このときにケルン地方で伝統的に作られているケルシュビールもいただきました。
水のような呑み口でとても飲みやすくて美味しかったです。ごくごく飲めました。

ケルンの大聖堂へ

お腹もいっぱいになったので、そこからケルン大聖堂へ行きます。
大聖堂はこの旅行でサン・ピエトロ大聖堂、サグラダ・ファミリアに続き3度目です。

ケルンの街のどこにいても見える大聖堂の大きさは感じていましたが、目の前にくるとやはり圧倒されます。

ケルン大聖堂で考えたこと

ケルン大聖堂に入っても当然の広さを感じました。

しかし、個人的に印象的だったのはステンドグラスです。
ケルン大聖堂の中にもステンドグラスがあり、とても神々しい光が外から入ってきます。

大量の光がふりそそぐと、浄化されているような神聖さを感じます

また、この窓が東側と西側の両方にあるので、朝も夕方も聖堂の中にで光を感じることができます。

サン・ピエトロ大聖堂でも、サグラダ・ファミリアでも、ステンドグラスや光の工夫を感じました。
やはり、光というのは神々しさを感じさせるものであり、神に対して祈りを捧げる場所である大聖堂において大事な役割を持っているんだなということを感じました。

さらには、黒人も祈りを捧げてているのをこのヨーロッパの旅の中で初めて見ました。
ヨーロッパ発祥であるキリスト教が、大陸や人種を超えてここまでの影響力を持ち浸透しているのはなぜなのか。そこに興味を持ちました。

まとめ

スペインを発ったことで、ヨーロッパの旅もまた後半に突入しました。

ここまで来ると、ケルンの街を見たり、大聖堂を見たときに、最初にヨーロッパに来たり大聖堂を見たときのような感動はもうありません。

しかし、その反面で、バルセロナとケルンの街を比較して思うことや、大聖堂を見てそれぞれの差分から感じること、あるいは今回ケルン大聖堂を見て、自分の記憶を振り返って考えることができるようになっていました。

当たり前ではありますが、これが「経験を積む」ということなのだということをケルンでは感じました。

次はバーデンバーデンへ移動します。

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