見出し画像

島で、働く1年間|来島の瞬間から仲間がいる心強さ

連載「島で、働く1年間」。

今回も「大人の島留学」という制度で島暮らしをしながら、株式会社海士で働いているメンバーにその制度の魅力や島での暮らし方をお伺いしました。


まず、自己紹介をお願いします。

西村友里と言います。タビナカ所属、フロントやクリンネス等でゲストのご滞在に携わる業務をしています。エントランス横の花壇や畑の手入れも行っています🌷

どのような経緯で「島留学」にたどり着いたのですか?

元々は転職希望で株式会社海士に応募しました。

選考に進み、最終面接のタイミングで「大人の島留学」という制度もあると教えていただきました。直接入社することと島留学、2つの選択肢が与えられ、離島暮らしの入口として色んな事業所の方と関われたり研修があったりして、離島でも知り合いが増えそうな入り口である島留学を選びました。

普段はどういったお仕事をされているんでしょうか?

大半はフロントに立ってチェックインやチェックアウトをしたり、ゲストのお困りごとや観光のご相談に乗ったりと、ゲストのご滞在中に関わるポジションで働いています。他にもクリンネスチームとして客室の清掃に入ることもあります。

これからどんなことに挑戦していきたいですか?

ゲストの「来て良かったな」を増やすこと。
雨の日や冬場はどうしても島での過ごし方が難しいところがあり、これも島だと言ってしまえばそうなのですが、まだまだ「来て良かったな」を生み出すことはできると思っています。

ゲストはここでしかできない非日常な体験を求めているのか、それとも島に生きる人と話す機会を求めているのか、「ほんとうに何もしない」を求めているのか。ゲストそれぞれにいろんな期待があると思うので、その期待を越えるためにわたしたちに何ができるのかを考えていきたいです。

島留学期間で自分主導で挑戦したり何かを始めたエピソードはありますか?また、やってみたいことはありますか?

Entoエントランス横で花壇を始めました。来島してすぐ、チームリーダーとの面談で「とにかく何でもやりたいです。」「お花が好きなのでなにかできたら、、、」と話すと、その翌月には「花壇やってみない?」と挑戦するきっかけをくださいました。ただ島にはお花屋さんが無いため、どのように調達しようかと休館日に数名で島を巡っていると、事情を知った島民の方々が大事なお花をたくさん株分けしてくださいました。島民の方々のあたたかさとやさしさに感動したこの日のことはずっと忘れないだろうと思います。

お花を好きとは言っても、花壇などの土いじりに関しては未経験で無知な私でしたが、いざ始めると沢山の方が知恵を貸してくださり、夏場はお花でいっぱいの花壇になりました。花壇に留まらず、畑も始めてみました。そこで育てたラディッシュをダイニングでの朝食で提供していただけたときは本当に嬉しかったです。

島で暮らしていて、「島ならではだな〜」と感じたエピソードはありますか?

いつかの休日、朝7時半から住んでいる地区の地区清掃に参加して帰宅した後、11時、12時半、16時半、19時、と次々にがらがらっと玄関が開いて、地区の方が順番におすそ分けを届けてくださったことがありました。

いつもお世話になっている地区に少しでも返せたらという思いで地区清掃に参加したにも関わらず、それ以上のお恵みをいただいてしまい、本当に有難いなー。あたたかいなー。と、人として本当に大事な部分に触れたような気持ちになりました。本土にいるときは、関わるご近所さんというのは限られていましたが、島に来てご近所とは言わず地区のみなさんや地区以外にも多くの方と関わることで、成長させていただいているなと感じます。

島留学生として来島してよかったな、と感じたエピソードはありますか?

色んな事業所に所属の方と関わることができたことが本当に良かったと感じています。シェアハウスのメンバーもみんな違う事業所に務めており、シェアメイトを通じて本来ならなかなか関わる機会が無いような方々と知り合えたり、行事に参加できたりして、今島に溶け込んで暮らすことができています。仕事をしながら自分ひとりで関わりを広げたり関係を築いていくのは難しいところがあっただろうと感じるので、本当にシェアメイトのおかげです。

シェアメイトのみならず、「大人の島留学生」という仲間が同じ地区や職場、ふらっと出かけた先にいてくれることは来島当初からとても心強く、来島した時点で1人ではないと思える環境が整っているのは恵まれているなと思います。

島留学・島体験が気になっている方々にぜひメッセージをお願いいたします!

来島の瞬間からもうすでに仲間がいます。やりたいことが定まってなくても、離島暮らしのイメージがまだ付かなくても、来島して仲間と過ごしていくうちに自然と進んでいきます。

島としても、島留学生や島体験生は違和感なく溶け込んでいて、気にかけてくださる環境があります。不安な部分はどうにかなるので置いておいて、島留学・島体験にわくわくするのならその気持ちに従って是非飛び込んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
1月21日(日曜日)、島留学生と島暮らしについてなんでも聞ける会を開きます。17時からお時間ありましたらぜひご参加ください💁‍♀️