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【徹底検証】春に獲れるスルメはお酒に合う!?

皆さま、こんにちは。
海士町(あまちょう)ふるさと納税担当の松田と申します。

離島に移り住み3年目の移住者でございます。
最近はピンクレディの春一番と、ユーミンの卒業写真を聞き続けています。

少しずつ厳しい冬が終わり、春の暖かな陽気に徐々に包まれてきています。
皆さまいかがお過ごしですか?
僕は花粉症にもがき苦しんでいます。


春といえば皆さま、春に獲れるスルメイカをご存知でしょうか?


島では春シマメと呼ばれ、
最高のお酒のアテとして島で愛されています。

春シマメ(春のスルメイカ)は、普通のスルメイカとどう違うのか。
何がそこまで酒飲みの心を掴むのか。

常々気になっていた私は、
今回その謎を紐解くため徹底検証を行ってみました。



検証1 中身チェック


今回用意したのは、
株式会社ふるさと海士の「春シマメ肝醤油漬け3種セット」です。

通販サイトから購入可能です。


春シマメの身やゲソを使った3種の詰め合わせ。
「春シマメ肝醤油漬け」「げそ肝醤油漬け」「肝和え」。3種それぞれどんな味なのか気になりますね。


今回、検証をより徹底的に行うために、
お酒のアテには誰よりもうるさいタイプの嫁にも協力をしてもらいます。

嫁:
お酒のアテには誰よりもうるさいタイプです。


常に物事の準備に抜かりがない嫁は、島のお酒も持参していました。

それでは検証スタート。

まずはビニールを開け、中の春シマメ(春のスルメイカ)達を流水で解凍します。すべて個包装なので、必要な時に必要な分だけ出せるのが嬉しいですね♪

3分少々水に置き、解凍完了。
器に盛り付けて準備完了です。

嫁:
まだこの段階では判断できかねますね。
早く食べて飲み合わせてみましょう。

嫁に変なエンジンがかかってしまいました。



検証2 実食 (げそ肝醤油漬け)



「えー、どれからいこう」とソワソワする嫁。
まず初めに手を出したのが、「春シマメげそ肝醤油漬け」です。

春シマメのプリプリのゲソを使用し、肝醤油に漬け込んだもの。


独特の食感と旨みが特徴の逸品です。


まず初めに、この「春シマメげそ肝醤油漬け」を実食してもらいます。

嫁:
普通のイカの漬けと違って、げその漬けって新鮮ですね。

嫁:
おおおおお!これすごい

嫁:
これはもう、確定ですね

グッ、  グイッ、  キュッ、  プハ〜


の合わせ技をキメた嫁。

嫁:
ゲソの肝醤油漬け、初めて食べたんですけどいいですね〜!

一本一本がしっかり歯応えがあるのでゆっくり食べれるのが嬉しいです。ひとつずつ食べても、物足りなさみたいなのはまったく感じず、むしろちょうど良いサイズ感なのも好印象です。歯応えあるけど、柔らかさとともにプリップリの食感もあり、口の中が楽しいです。
あ〜、足の先っぽのコリコリ感もすごく良い。

嫌な磯臭さはなく、肝醤油の芳醇なコクと香りがじんわり広がっています。噛めば噛むほど旨みが広がっていく感じもいいですね。

これは日本酒が進みます。合格。



検証3 実食 (春シマメ肝和え)


お次に嫁が選んだのは「春シマメ肝和え」です。

肝醤油漬けではなく、塩辛のようにして肝を和えたもの。

こちらも島ではかなり人気の高い品物のひとつ。

嫁:
それでは、実際に食べてみたいと思います。

嫁:
お〜!すごい。濃厚。
これは…

サッ、  グイッ、  ク〜!


もはや何も言わず日本酒に手を伸ばした嫁。
ク〜っと満足そうに味わいます。

嫁:
これはすごくクセになる味
やや塩辛に近い風味があるんですが、塩辛ほど磯っぽいクセもなく味わえます。肝の風味と深いコクが最高です。
食感に関して言うと、歯がスーッと通るほど柔らかくて、良い歯触りをしています。余計な硬さや食感がないから、肝の風味をよく感じられます。
これは一本ずつ食べるよりも、ちょっとだけまとめて食べた方が個人的には好みです。

肝の美味しさは、イコールでお酒への相性という持論があるのですが、これは間違いなく合格です。



検証4 実食 (春シマメ肝醤油漬け)


そして3種の春シマメ、最後に食べてもらうのが「春シマメ肝醤油漬け」です。

以前レポートを行なった「寒シマメ肝醤油漬け」と同じ製法で作られる、春シマメ肝醤油漬け。

程よい食感と味わいが特徴の寒シマメとどう違うのでしょうか。

嫁:
寒シマメの肝醤油漬けも美味しかったので、だいぶハードル上がっちゃいますますよね。忖度なしで、微妙だったら微妙って私言いますからね。

そして、数本の肝醤油漬けを口に運ぶ嫁。

嫁:
あ〜、はいはいはいはい

嫁:
もう、こいつぁもうね、へへ

グイッ!


タンッ!



……やるじゃないすか



どこから目線の発言かわからないのですが、満足そうに嫁は語り出します。


嫁:
柔らかい食感の肝醤油漬けってどうなの?って思っていたんですけど、逆に柔らかい食感もこれはこれで、とても心地良いですね。
春シマメの肝にも特徴があるんですかね、味は濃すぎず、ちょうど良いくらいなのでとても食べやすいです。やはり肝醤油の芳醇な香りとコクは食欲と酒欲をそそります。

この濃さとコクと、気持ちの良い食感が私はすごく好みですね。
ちょっと食べて、お酒も入れて、またちょっと食べてと無限ループが産まれてました。危ない。


最強のお酒のアテ、春のスルメイカこと「春シマメ」。

3種のとも、別々の角度からお酒に合うポイントがあり、それぞれが特徴的な美味しさを表現していました。
島民から愛される理由も発見することができました。

嫁曰く、

「そりゃあ飲んじゃうよ。」

とのこと。

これからさらに暖かくなり、次の季節の春となる春シマメ。
是非皆さまも一度お試ししてみてはいかがでしょうか。


春シマメ3種セットはふるさと納税でも扱っております。
是非こちらもチェックしてみてくださいね♪

「春シマメ肝醤油漬け3種食べ比べセット」

【春に取れる柔らかスルメイカ「春シマメ」】
春シマメ(スルメイカ)の肝醤油漬け食べ比べセットです。柔らかい身が特徴の春シマメは、漬けにすることでその歯触りをさらに堪能いただけます。ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもピッタリのセットです!








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