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詩集

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詩を書いていきます。
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#日常

【詩】ラーメンを投げる競技を馬鹿にする

なんだよ、ラーメンばっか投げて 馬鹿じゃねえの 勿体ねぇしよ 俺だったらざるそばを投げるね そばが嫌いだからよ 排他的な信者が集うバス停 そのバスの行き先は俺 俺の所へ全員が集まる この世の排他的な信者が ズルい人にだけはなりたい お金はケチりたい うどんばかり食べたい 世界を征服したい ソロ活動をしたい てんとう虫を食べたい 腕まくりをしたい ツララを舐めたい 馬鹿になっているみたいだ俺は 俺はなんて馬鹿なんだ 俺は気力が無い カフェインも無い なにしてんだ俺は 馬

【詩】小皿に乗せた気持ちの温度

夢の中で電子レンジに自分の心を乗せて温めた 所要時間2分くらいかなと思ったが、やっぱり15分は必要だなと、セッティングした 温まる間、頭から瞳に向かって涙が降りてきた 今まで頭に溜まっていたんだね 涙とか、悲しさとか、心が気付かないよう頭が代わりに抱きしめてくれていたんだ 15分経って、心を掴んでまた胸の中にしまった 体が温かくなった 頭も温かくなった ポカポカしている今が、本当の自分なのか、特殊な自分なのか、どっちなのだろう また心が冷えたら、電子レンジで温めたいけれど、夢

【詩】大貧民で悲しいのカードを出して革命を起こす

君が学校に来なくなって、俺はその事ばかり頭に浮かんでいる 君は誰とも喋っていなかったけど、俺は君とだけ喋りたかった 他に喋りたい人なんて誰もいなかったよ 8切り!スペ3!革命! 大貧民で勝ち続けた友達との夜 これを君に丸々与えたい 君にコピペして与えたい 俺の分なんか要らない 君にだけこれを与えたい 俺は幸せを捕まえてくるから、全て君にだけ与えたい そんなアプリはまだ無いけれど そんな世界はまだ無いけれど でも 俺がこれほどに想っている事を、君が気付く、それだけで、君にとっ

【詩】大好き!サッカー!

俺はサッカーが大好きだ! 目が回るぜ!足が回るぜ!胴体が回るぜ! 喉仏が回るぜ!指紋が回るぜ!心臓が回るぜ! サッカーをしていると眠くなる というか、5分もすると、眠る 眠っている間の事は覚えちゃいない 起きた頃には試合は終わっていて、勝ってる時も負けてる時もあるが、みんなとその気持ちを分かち合う 最高だぜ!!!!! 俺はサッカーが大好きだ! サッカーボールに納豆を5パックかけて食べるぜ サッカーボールは食用の素材じゃないから、結構辛いぜ たとえ納豆の力があっても味がしな

【詩】人間の反対の反対なのだ

具体的に言ってくれたら可愛いのに、具体的に言ってくれないから君は全然可愛くない! 抽象的な言葉はいつもピンと来ない 別の誰かにも伝わるものをいちいち私に言わないでほしい とはいえ私も、具体的に言うのは苦手だ 何を見ても、ぼんやりと捉えて、感想を言おうとしても、ちょっと本音の感覚とズレてるなぁ、そんな歯痒さと共に生きている 台所に溜まるゴミも、散らばった本で床の埋もれた部屋も、そんな私の頭の中を嘲笑う 毎日窓を開けて換気をすることで、部屋の汚れを外に追い出している、そう言い聞か

【詩】刹那が永遠に変わる自然の美しさ

なんかタイトル、フツーな事言ってね? 刹那とか永遠とかさ 自然は美しいって言っときゃいいじゃん でもさ、そういう、フツーな事の方が、つまりは既に知っている既知の物の方が、読んでてすぐに脳に入ってきて楽しめるんじゃね? 変に凝ったり人と違う事を言おうとすると、読者は頭を使ったり変容させたりしなきゃいけないから、めんどうでイヤになるんじゃない? じゃあさ、フツーな事書けばいいのかよ イヤだ!!!! おまえらの知らない事を書かせろよ!!! おまえらが気付いたことない事を書かせろ

【詩】君にだけ教える100点の初夏

恍惚とした信者が墓を荒らしてくれたら、私は死体として君を抱きしめる 首を噛んでゾンビにはしないよ カップに入ったアイスが硬くて、スプーンを刺しても全くビクともしない そんな感じで、君を抱きしめても、君は私に対してビクともしないんだ だから私は一回死んで、墓に入らないといけないね 君の心の中心が100点で、フチに20点や50点が書かれているけど、私は矢を君の頭にぶつけちゃって、壊れるし、壊してしまう 私が死んだら、復活したら、君は私の事を想ってくれる それがわかるのは、君の好き

【詩】ありふれた日常にこんにちは

僕はありふれた日常にこんにちはをしたい 遠くから投げつけられた手裏剣が、腹に幾つも刺さる ブシッ ブシッ ブシッ 僕は女王様から忍者になるよう命じられ それから家の中で術の練習をしている しかしどんな書物の練習方法を読んで特訓しても 一つも術など使えやしない ブシッ ブシッ ブシッ 腹の傷は増える一方 忍者としてのお金の受給はされている 月に17万 なかなかいい額だ 働かずに、特訓ばかりしている 腹は痛いが これはこれでいい生活だ ブシッ ブシッ ブシッ 僕は 優先的に分身の

詩「種の無い言葉図鑑」

平らな夢を語って お星様まで広げて 空に届くのは天気かな 力の強い歯型かな 時の中には止まって 命の中には叫んで 音頭を取るなら夏まで 勝手に休むのはいけません 胸焼けゴロゴロする時は イソジンうがいをしましょうね 悲しみの無いその世界では 僕達味方がいるからね さあ、空を食べよう パクパク さあ、ドーナツに穴を開けよう! パクパク ドーム状の世界中では 僕のあなたの全ての空にある クロアチアって言葉を辞典で引いた 一つ知恵が増えた 宝塚って言葉を辞典で引いた 一つ知

【詩】寄りかからず

瞳に寄りかかったラブソングを書くよ 瞳に映る君 綺麗な瞳を閉じる君の横顔 朝起きたらまだ瞳が夢の中な君の横顔 そんなラブソングを君に聴かせたら 瞳を整形済みな私への当て付けなのと 強く怒った 心に寄りかかったラブソングを書くよ 心の中がきらめいて 心の底から君が好き 破裂した僕の心を君の心で埋めてほしい そんなラブソングを聴かせたら いつも何もしてくれないじゃん そんなに好きならご飯奢ってよ デートの計画たまにはちゃんと立てろよって 強く怒った 寄りかからず 寄りかか

【詩】ホームレスと僕の声

何故か家にホームレスが居る 僕の部屋で座ってぼーっとしている 話しかけたらなんか言ってるけど 言葉が聞き取れない わるいなんかわるいね 空にはおでんフェスが開催されていて 大根 はんぺん 油揚げ 部屋ではホームレスフェスが始まりそうで 汚い言葉をワシにぶつけろと言ってきた! 言えない ホームレスに汚い言葉 なんて言えない ごめんなさい はやく言えとか言わないで そんな君が怖くて仕方ない 言えない ホームレスは丁寧に扱う おでんほどぞんざいに扱えない ホームレスは王様みたい

【詩】人のビニール傘を取ったのは俺だ

コンビニ帰りの雨 どうしようもない俺に糞糞糞糞って名前を付ける事にした 人のビニール傘を手に取り糞糞糞糞は雨を避けた 水滴に映る 辺りの景色は せっかくだけど 眼が悪くて何もわからない そんな水滴から 何かを見ようなんて センチメンタルな事をしようとしたのは この俺 糞糞糞糞 世界は溶けて 君と廻るよ 全てがありがとうの 言葉の粒になる やがて何もかもが 一つになっても 僕はあの時の糞糞糞糞を思い出すんだ 僕はあの日の糞糞糞糞のまま ここに居るのかな 糞糞糞糞が載ってる僕の