【短編小説】意味のない命を下さい私にも!
全部抱きしめて症候群の中原は今日も授業中にBluetoothで音楽を聴いていて嫌いだが、嫌いな事に理由は無い。というか理由を付けたくない。なぜ付けたくないのか?それすらも理由を付けたくない。そういう気持ち、君にもわかるかな?
のどかな景色に人参の爆弾を落として、世界にドッジボールを開始させる。全部の国が一つのボールを手にして、他国に突撃して投げ合うのだ。そんな妄想をしていたら先生に当てられたから辛い。無駄だ。私を当てても無駄だ。何故なら、わからないしか絶対に言わないからだ。何