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祝祭の呪物展2024に逝ってきた レポート 【2024年5月5日撮影】

【注意】


一部撮影禁止の呪物が展示されているために、撮影が禁止されている呪物についてはモザイク処理を施すので何卒ご了承願いたい。

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5月26日まで開催中

昨年は大阪と東京で開催された祝祭の呪物展に足を運んだが、昨年とは違い時間制限ありき一時間以内のみ鑑賞が出来るという内容に変わっていたので順番待ちがなく、スムーズに前もって購入したチケットを受付に見せたら、怪場に入ることができた。

前回は都市ボーイズの早瀬康広さんと不思議大百科の田中俊行さんがコレクションする呪物が展示されていたが、今回は早瀬さんの呪物展示は行われずに田中俊行さんがコレクションしている呪物がメインとなる内容になっている。

受付のデスクの隣には新顔の呪物が素敵な笑顔を振る舞い会場客の心を時めかせていた。

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ホムちゃん 撮影OK
ホムちゃん 拡大撮影

ホムちゃんの正体はになるのだが、タイのルクテープ人形になるのだが、ホムちゃんには二つの魂が宿っていて、どこかしらホムちゃんを眺めていたら二人顔を覗かせているようにも思えてきた。怪場内のお客様を微笑ましく見ていたのかもしれない。

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久しぶりの水月
水月を拡大して撮影 勿論撮影OK

何でも霊感がある人は人形に魂が抜けていないから見ているだけでみぞおちが痛くなるとか。何度も見たがみぞおちが痛いと感じたことはない( •̀ㅁ•́;)

しかし、こういうジャンルの呪物は見ていて好きかも。何せ、宿っているのが"得体の知れぬ何か"だからだ。それは人の思いが残留思念となり遺っているのかもしれないけど、やはり呪詛的な儀式で使われたものには、人ではない、獣魂だったり、魑魅魍魎ともいうべきだろうか、正体は?と訊ねられても異系の何かとしか答えられないものもある。

見ていて凄く不思議な気持ちになるのは私だけであろうかΣ(・∀・;)

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入口から入ってすぐ右手にある呪物も撮影OK
こんな感じで配置されている
目で訴えられている印象が強烈だった
スケートボードに乗るカエルの呪物は有名
ちゃんとお供えがある
壁側の展示物
これは呪われた絵画のようだ

水遊びをしている女性が描かれているのだが、この絵画は見た限り加筆が施された形跡もなければ、どこでどうやって田中さんの手に行き着くまでの形跡が不明のために、見ていてただただ厭な印象しかなかった。女性を描いたのは恐らく親しい間柄にあり裸を見せることにも何ら抵抗がないことが伺える。

それならば、なぜこんなにも陰気で厭な印象しかないのかという噺になるが、あくまでも推察であり明確な答えではないが個人的に抱いた疑問がある。

描かれた女性のその後は?

幸せに暮らしているのならば、絵にも女性が充実した生活を過ごしている様子が見ているだけで伝わるものがあるのだが、この女性が例えばパートナーからのDVによる被害を受け女性の生涯の中で一番不幸だったときか、或いは描かれた時が女性の死ぬ間際だったか、描かれた女性の思念が宿る絵画になってしまったのかもしれない。

何れにせよ、女性の顔の表情が描かれていないのには理由があるとみて間違いなさそうだ。

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ブードゥー教キリスト像
聖者の盾
鉄仮面
匂う仏像もやっと見れた
拡大して撮影
悪いものを見ている印象は一切ない展示物だった
説明書が強烈な呪物(´-﹏-`;)
拡大して撮影
展示ブースはこんな感じ
テーブル全体を撮影
双子のクマントーン
角度を変えて撮影
双子のクマントーンにもお供え
怖いというより独創的なデザインが印象の青い神像
拡大して撮影
窓際の展示スペース
受胎人形
左から白い神、トゥビラク
非常に個性が光る呪物ばかり
左から蛇の神像、バチャママ像
全体的に撮影
左側の展示ブースもなかなかの個性派揃い 
一つ一つ紹介していく
つる子人形
とても呪物とは思えないほど純粋に可愛い
誰かに会うことを待ち侘びている
そんな第一印象だった
夢姫ちゃん
愛されたい欲が強めな印象
黒稲荷
霊話師の不動貞尊先生を思い浮かべた(笑)
小社をよくよく見てみたら…。
御稲荷様の向きがおかしい
どうして正面じゃなく左向き?
そこに違和感を感じてしまった
次は奥の展示物を紹介
並ぶとこんな感じ
手前からサンスケ人形とじーん松しもんず
店員のイタズラでKISSのバンドメンバーの
メイクを施された怒りが呪物と化したようで
嫌なはずのロック・ミュージックも
今となれば好きな音楽にと
非常に見ていてほっとする呪物だった
冥婚人形

因みに冥婚人形と冥婚させられた方の遺影が展示はOKだが撮影はNGのため撮影してない。

冥婚とは何か?となると、若くして亡くなられたご子息のためにせめて冥界の世界で幸せに暮らしてほしいという親の思いで人形と結婚する風習が青森県にある。因みに冥婚人形のほうは撮影OKだ。

冥婚人形のお相手の男性の遺影は人形の背後に飾られているのだが、個人的には一番強烈だった。

話せる範囲内で話すと、男性は第二次世界大戦時に戦火に赴き亡くなられたわけだが、親はきっと独身で旅立つ息子を気の毒だと思ったに違いない。でもこの男性は望んでない、生きていたら自分が結婚したいと思う女性の方と結婚したかったし、英霊だという自意識があるから、人形と結婚させた親の意図が理解出来ない為に遺影の顔が怒っていました。

冥婚人形だから遺影もセットにというのはわかるがあれは一番キツかった。

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悪霊吸引の壺キブ
テーブルを回ってみる
テーブルを回ってみる
全体的に撮影
フンパヨン
因みに7月にはフンパヨンを題材にした
タイのホラー映画が上映される
クマン・ナ
因みにこの人形には人毛が使われている
そしてラストはチャーミー
相変わらず可愛いじゃなくふてぶてしい
撮影したいんだろ?どうぞ勝手に
と言わんばかりのでかい態度
チャーミーの背後は撮影NGの呪物
後から気づいて急いでモザイク
今回は撮影NGが多かったm(_ _;)m
横からみたチャーミー
暖炉の呪物と向き合うチャーミー
後ろ姿でも顔認証するチャーミー
遠ざかり全体的に撮影

チャーミーの存在感は圧倒的だった。

チャーミーは呪殺することができる非常に強い霊力があるとも云われているが、3回チャーミーを間近に見て私個人的な印象として思うことがある。

チャーミーは愛されることに強い抵抗がある

チャーミーに憑いているのは子供で見た限り男の子のようだが、生前に可愛がられず愛情を受けていないために強い抵抗心が呪う気持ちへと変わってしまったのかもしれない。チャーミーは私が見抜いているのを分かっているから抵抗を示す。

しかし、チャーミーは反抗心を示しつつも私が面と向かって向き合えば何も抵抗しない。

チャーミーは周りが力の強い呪物に囲まれる環境におかれているため、チャーミーは自然と自我を守る術を身に着けたようだ。それが田中さんを守るとも解釈出来るし、一方で自我の霊力を失わせないための策だと考えたら侮れない存在だ。

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怪場をぐるぐる回ってみる
怪場をぐるぐる回ってみる
怪場をぐるぐる回ってみる
怪場をぐるぐる回ってみる
怪場をぐるぐる回ってみる
怪場をぐるぐる回ってみる
最後にこの一枚

モザイクで編集しなきゃあが多すぎるm(_ _;)m

多く撮影したのは良いがSNSでアップができるのはごく僅かになりそうだ。それだけに時間がかかる。

SNSで紹介する際には必ず撮影NGの遺影や諸事情により撮影が出来ない呪物が写っているかいないかチェックをしてから投稿してくださいね。後から気づいてモザイクし忘れた!Σ(゚∀゚ノ)ノキャーとなりましたが手遅れで申し訳ないことになったため改めて画像を問題のないように編集を施した。

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匂いのする仏像は
触らない程度で近づいたら
仏像なのに汗臭かった
これがいわゆる呪物たる所以なのかもしれない
ロボスーという呪物が撮影NG
見た限りでは色々な方々の思念が
呪物と化している印象
以上でレポート終了
多種多様の呪物が見れて楽しかった反面
楽しすぎて撮影NGの呪物を
撮影していたことに
今更ながら気付き大慌て
本当に申し訳ない

大阪は5月26日までの公開、東京は7月17日から8月3日まで東京タワーで公開されるので、ぜひ刮目して頂きたいと思う。チケットは当日券より前売り券のほうが安く入場もスムーズなのでオススメ。 

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おまけ
チャーミーとホムちゃん
対照的な呪物2体

【END】

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