復活祭に向けてトルタディパスクワを作ってみた
イタリアからブォンジョルノ!
4月の4日はイタリアではパスクワといってキリスト教の復活祭(英語でいうところのイースターってやつですかね)があるよ。
この日に食べるものと言えば、茹で卵、ってことくらいアマイヤも知っていたけど、イタリアではその他にもこの日に食べる伝統的なお料理の数々があるんだ。
その一つが、トルタディパスクワ(Torta di Pasqua)。
トルタはタルトのことで、パスクワは復活祭を意味しているので、復活祭のタルトってこと。一般的にタルトって甘いけど、こちらのタルトは塩味です。
たっぷりの卵とチーズで焼き上げるんだ。
イタリアではパスクワは家族や親戚が集まって、クリスマスに並ぶ大切な行事。ただ、今年も昨年同様、外出規制の影響で、ニャコモン家もお祝いを自粛。というか、それぞれのお家でお祝いすることになりそう。
今までアマイヤは、ニャコモンマンマが作ってくれたものを食べるだけが専門だったのだけど、ここにきて、一念発起。今年は少しは復活祭のお料理を作ってみることにしたよ。
初めてのレシピなので、事前に昨日予行演習を敢行。レシピはイタリアのサイトから。
材料を日本語で。
<材料>
・小麦粉 500g
・ペコリーノチーズ 50g
・バター 100g
・ビールのイースト 25g(乾燥したものであれば7g)
・塩 8g
・パルミジャーノ 200g
・グリュイエールチーズ 100g
・卵 5個
・牛乳 100ml
・バターと小麦粉 適宜
<作り方>
1)基本的に卵を割って、泡立つようによーーくかき混ぜる
2)そのあとは材料を順に入れる [注1]
削ったチーズ→溶かしバター→塩→牛乳に溶かしたイースト→小麦粉
3)バターを塗った型に小麦粉を少量はたき、生地の半分を型の下半分に敷く
4)角切りのチーズを散らすように載せる [注2]
5)残り半分の生地を載せて、布巾を被せて倍量になるまで(約3時間)発酵させる
6)200度に予熱したオーブンでアルミニウムを被せて15分、外して半時間焼成
7)オーブンから取り出し、冷めてから召し上がれ! [注3]
[注1]お料理をする人には蛇足ながら、、、溶かしバターは温度が下がってから入れてください。じゃないと、卵が加熱されて、ダマっぽくなっちゃうよ。アマイヤもギリギリ、ダマになるところでした。
[注2]レシピには生地の半分に挟むように作ることになってるけど、このレシピに忠実に作ったら、チーズが全部真ん中に集中してしまったので、次に作るときは生地に直接練り込んでしまうつもり。ただ、レシピには型の端にチーズがあると焦げ付くって書いてあるあら、直接練り込むとどうなるかは未だ不明だ。
[注3]焼きたてはチーズの香りが部屋中に充満して、つい味見と称して食べたくなっちゃうけど、冷めてから食べてね。イタリアではアツアツを食べると消化に悪いと言われています。(都市伝説かな?)
ということで昨晩はシンプルにコッパと生ハム、サラダとトルタディパスクワのみ。
でもね、これが美味しいんだ。
ついつい食べ過ぎてしまって、今朝は口角に早速カラスのお灸が出てるという正直さ。
すぐに食べ過ぎはバレてしまうのだ。
アマイヤの体はこうやって食べ過ぎ注意報が出るようだ。
ということで、レシピのご紹介でした。実際に作る方は食べ過ぎにご注意くださいまし。
それでは素敵な日曜日を!
Buona domenica!
ブォナ ドメニカ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?