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おっさん昔語り -音楽編-(2-2) 中学1年〜2年

先述の「音楽編(2-1)」はただの
導入編となってしまいました。
同時代の人には分かってもらえるん
だろうけど、当時の状況が今と
かけ離れてるので、前提を説明
しないのは不親切だろうと思い、
説明させてもらいました。今回
語るのは、自分が能動的に音楽を
聴くようになった中学1,2年生の頃、
どういう楽曲を聴いていたのか
ということ。当時はJ-POP全盛期で、
ご多分に漏れず僕もJ-POPを中心に
聞いていました。ご多分から
漏れていくのは中2以降のこと。
それはまた次回以降にお話しします。


レンタルショップでCDを借りて
カセットにダビングして聴いてたのは、
流行ってるけどCD買うほどじゃないかと
思ってた曲、ミュージシャンが中心。
あくまで僕基準の話。CDを買ってまで
聴いてたミュージシャンは、当時5,6組。
そのミュージシャン達は今でも聴くくらい
自分のポップスのベースになってる人達です。

初めて自分で買ったCD

まず、俺が初めて買った(シングル
CDは、槇原敬之の「どんなときも」
超メジャーですね。しかも、前回
投稿の「音楽編(2-1)」で言ってた事と
相反するような、当時の時点で
新人だったマッキーのシングル。
でも、やっぱ当時この曲突き抜けて
いたんですよ。だからこのシングルは
ちゃんと買って持っておこうと。
その代わりアルバム買ってないんだw

で、これから以下に当時CDを買った
ミュージシャンを列挙します。

槇原敬之

俺が初めて買ったCDはマッキーの
「どんなときも」だったのはつい
さっき書いたばかりだけど、
買ったCD自体は少なくって1st,3rd
アルバムとシングル「もう恋なんて
しない」ぐらい。あとはレンタルで
チェックしてた。「SPY」ぐらい
までかな。年代が進むにつれて
聴くアーティストが増えていって、
一方で予算には限りがあって、
外れていくミュージシャンも
居たということ。

とはいえこと僕自身が「歌う」と
なった時に歌唱法で影響を受けた一人。
バンド系のこねくり回すような
歌い方が聴いてて嫌だった俺に
とっては、マッキーのような
「真っ直ぐな」歌唱法が好みだった。
好きな曲は「夏のスピード」
「Fish」「Rain Dance Music」
など。

CHAGE & ASKA

俺が買った2枚目のCDがシングル
「SAY YES」。もうメジャー。とにかく
当時の流行り方は尋常じゃなかった。
それからレンタルで「TREE」と
「スーパーベスト」を借りて、その後
「SUPER BEST II」を出たタイミングで
買ってという流れ。歌が上手いのは
勿論だが、言い方は悪いが「ダサさ」も
共存してるんだよな。そこの塩梅が多分
当時の俺に刺さったんだ。ベスト2は
何回聴いたか分からん。そこから
遡ってポニキャン時代のアルバム
中心に数年かけて揃えていった。ただ、
「Red Hill」以降のアルバムは買ってない。
あと、マッキーの時に書いた、自分の
歌唱法への影響で、一番強いのは飛鳥の
歌い方。当時はカラオケBOXなんて
中坊が行く場所じゃなかったので家で
一人で歌ったり(田舎なんで迷惑がる
ご近所とも距離が離れてた)、学校の
体育館で友人達と歌ったり。そこで
とにかく飛鳥の歌い方が染みついたん
だな。好きな曲は「太陽と埃の中で」
「Love Song」「PRIDE」「ひとり咲き」
「告白」「Far Away」
など多数。
MULTI MAXも聴いてた。

井上陽水

親父が持ってたカセットにも入ってた
陽水さんだが、フォークというより
当時はポップスに完全に鞍替え成功
してたイメージ。小学生の頃に見てた
「とんねるずのみなさんのおかげです」で
貴さんが田村正和の真似をしてドラマの
パロディやってる時に「リバーサイド
ホテル」が流れてて、フォークの曲と
全然違うって感じたものだ。あと、
俺が小6の頃にリリースされた(はず)
「少年時代」のイメージが強かった。
とりあえずベストと思い、売り場の棚で
目に着いた「Re-View」と「明星」を購入。

特に「Re-View」はノリに乗ってる
時期の曲ばかりの傑作で、本当に
良かった。そこから遡ってポリドール
時代のアルバムと、全部ではないけど
フォーライフ時代のアルバムも購入。
「九段」ぐらいまでかな、追ったのは。
ストレートなメッセージじゃなく、
何言ってるか分かんない歌の世界観が
良かったのよ。あと歌のムードね。
独特のムード。

山下達郎

当時の時点で既にベテランで、とにかく
CMでの起用が多かった。シングルでは
「さよなら夏の日」、アルバムでは
「Artisan」が出た頃だったが、冬には
「クリスマスイブ」も流れ、いつでも
聞こえてくる歌だったが、音の重ね、
作り込み、響きが好みにマッチしてたん
だろうな。中1当時はワーナー時代の
ベストは出てなかったけど、レンタル屋で
RCA時代のベストが中古販売されてたので
それを購入してハマった感じ。俺は
基本的にメッセージ性の強い曲は
好きじゃなく、映画のワンシーンを
切り取ったような情景描写みたいな
曲が好きなので、メッセージに心が
篭ってない達郎の曲が合うんだろうな。
だから逆に後年増えてきた、自分の我を
出すような年寄りの愚痴みたいな曲は
あんま好きじゃない。好きな曲は
「愛を描いて Let's Kiss the Sun」
「Sparkle」「Paper Doll」
「メリーゴーラウンド」
「いつか(Someday)」
など。

徳永英明

徳ちゃんに関しては、俺が中1の頃
(91年前後)がまさに絶頂期だったん
じゃないかなと思う。ノリに乗ってる
中堅実力派シンガーのポジション。
「輝きながら」は知ってたけど、
俺らに馴染んできたのはやっぱ
アニメ版「ドラゴンクエスト」
主題歌の「夢を信じて」からだろうな。
そこからアルバム「Revolution」が出て、
次の年には「INTRO II」が出て。

よく言われるハイトーンのハスキー
ボイスという形容だが、実際のキーは
そんなに高くなくて、単純に歌の
出来の良さが彼の魅力だったと思う。
ただ遡ったのは「BIRDS」までで、
新譜も「太陽の少年」までかな、
買ったのは。ずっと体調不良が
続いてたのに未だに活動されてるのは
すごいですね。歌世界的にはまさに
ロマンチストとリアリストが共存
してるような感じがする。好きな曲は
「LOVE IS ALL」「桜」「最後の言い訳」
「I LOVE YOU」
など。

このように自分で音楽を聴き始めた頃は
非常に分かりやすくJ-POPを聴いてた
感じでした。その後も断続的にJ-POPは
聴き続けていくけど、ポップスだけしか
聴いてなかったのはこの時期までで、
中2になった後ぐらいから、聴く
ジャンルがガラッと変わった。というか
聴くジャンルが増え、一層音楽に
ハマっていったんだな。
そのお話しは次回以降に。


続きの記事「-音楽編-(3)」

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