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パリ五輪、男子バスケ・日本vsドイツ戦、スポーツバーにて観戦したレポ

先日も書きましたが、パリ五輪が始まって
おります。ただ、自分にはパリ五輪の映像を
生で見る方法が手元にありません(ケチってる
だけですが)。そこで、去年のバスケW杯以来
久しぶりに行ってきました、スポーツバー。

23年のW杯バスケの日本vsドイツ戦を見たのと
同じお店ですが、前回との違いはちゃんと
バスケの試合を見に来たファンで埋まってた事。

これは嬉しかった。孤独じゃない。
ただ、先日上げた記事でも書きましたが
五輪のバスケに出てくるような国代表
相手に勝つことは、正直現実的じゃ
ありません。どこまで競った試合が
出来るか。俺はそこに期待していた。

結果としては、97-77で敗戦。仕方ない。
とはいえ、試合の内容に関しては今まで
見た代表戦の中でもかなり納得の行く
ものでした。勝てなきゃ一切意味がない
という捉え方をする人もいるでしょう。

ドイツは最後まで容赦なかった。ま、当然だが

そういう人なら「変わってねえじゃん」で
切り捨てられる結果だけど、少なくとも
ちゃんと食い下がれてたし、これが今
W杯優勝チームに対して出来る全てを
ぶつけた結果だと思う。完全な力負け。

日本側のスタッツ(一部)貼っときます。

https://olympics.com/ja/paris-2024/results/basketball/men/gpb-000100--

何でいっぺんに表示出来ないんだか

良かった点も多々あったけど、同時に今の
チームの問題点も見えた。これは構造上の
問題なので今のロスターでやる限り、
少なくともこの五輪の間に修正する事は
ほぼ無理だと思うけどね。

日本バスケにおいて、NBAのチームで
レギュラーで出てる選手がいる事自体が
奇跡的なんです。それゆえにチームの
大黒柱、八村塁との相性でチームの出来
自体も左右されてしまうのが問題なのよね。

みんなハチに頼り過ぎ。ハチも周囲を
信用して無さ過ぎ。ただ、ハチを孤立
させてしまう状況を作ってたのは単純に
ドイツのディフェンスが上手かったと思う。

チームディフェンスに関しては、多分あれが
限界だと思う。あれ以上は無理。それを
ずっと上回り続けられたんだから、
ドイツは100戦やって100敗する相手なのよ。
これを日本弱いというのはあまりに残酷だ。

プレータイムを見る。4人が30分以上。
八村、渡邊雄太、ホーキンソン、吉井。
この4人が1人でも欠けたら崩壊する布陣。
これでも吉井を脇役扱いしてる連中が
いるんだから、どこ見てんだ?って思う。

ディフェンス優先で考えて、日本のSG
2番専門の選手は1人も五輪レベルの試合
では通用しないので、日本で3番本職の
吉井を2番で使うというのがホーバスの
答えで、それがドンピシャでハマってる。

今まで吉井の課題は得点力の無さだったが
シュートモーションの修正に成功し、
この試合では2桁10得点。というか
得点は取れる選手が取ればいいんだから
ディフェンス中心に選ぶのが正解なのよ。

ただ、そうなると1番のところがどうにも
ならないという課題が出てくるんだよな。
あと、ここが何より八村との相性の問題が
出てくる。富樫はハチに気を使い過ぎ。

それでも、あそこまでドイツのインサイドに
切り込めたハチはすごいけどね。使いたく
なるのはよく分かる。そこのバランスが
ハチと河村で、未完成ですねという感じ。

そうなるとフロア全体のバランサーは
ナビやホークがやるしか無くなるし、
負担が半端ない。特にホークの存在感が
消えてしまうのはしょうがないよ。
やらなきゃいかん事が多過ぎる。

ハチに頼り過ぎず、他の選手も打つ事で
バランス良くなっていくはずなんだ。
難しいとは思うけど、今後の改善を
期待したいところです。

個人的には今回の五輪では他の2試合は
リアルタイムで見られないので、
初戦のドイツ戦だけでも見られて
良かったです。まだ諦めないよ。

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