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【巣ごもりで需要が増加!】大学生に人気上昇中のゲームから捉える"健康のあり方"の変化

全国500名の大学生と一緒に「エンタメ×若年層」事業をつくるAmaductioNが独自に調べた、学生へのアンケートをもとにした調査レポートを記事にしていきます。
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今回は、AmaductioNの大学生コミュニティを対象にアンケートを実施しました。
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回答期間:6月11日〜17日
回答数 :140件(男性29件/女性111件)
対象者 :全国の大学生、大学院生

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こんにちは。
AmaductioN大学生総研ライターの たいち です。

みなさんはおうち時間をどのように過ごしていますか?
過去の調査では、大学生は授業がオンラインになったことで時間を有効活用できるようになり、趣味に没頭できるようになったという声がありました。オンライン授業の実態についてはこちらの記事をご覧ください。

特に、この自粛期間にはゲームでおうち時間を過ごした大学生も多かったようです。そこで今回は、全国の大学生に聞いた「いま流行っているゲーム・これからますます流行りそうなゲーム」について紹介します。

大学生は、実際「ゲーム」をするの??

大学生は授業にアルバイト、サークル活動とやらなければならないこと、やりたいことが盛りだくさん。大学生のリアルな生活事情はこちらの記事でも紹介しています。

では、実際ゲームに割く時間はどの程度あるのでしょうか?

今回のコロナウイルス感染症拡大に伴い、学生は春学期のスタートが大幅に遅れ、時間を持て余してしまいました。
普段はなかなか忙しくてゲームはできなかったが、この期間にゲームに没頭したという学生も多かったようです。

また、任天堂が3月22日に発売したNintendo Switch向けタイトル「あつまれ どうぶつの森」もこの傾向に拍車をかけたようです。販売本数は世界で1177万本に達し、僕の周囲でも実際にプレイしているという声が多かったように感じています。

今の大学生は、どんなゲームをしている?

全国の大学生140人に対し、何のゲームをプレイしているかを調査しました。

圧倒的1位は「あつまれ どうぶつの森」でした。ゲーム内でプレイヤー同士が互いの作成した島を訪れるなど交流ができ、自粛期間のコミュニケーションツールとして活用されていた側面もあるようです。

そして上位には
・ツイステッドワンダーランド
・ポケットモンスター
・PUBG MOBILE
・Apex Legends
などがランクインしていました。

今回は比較的リリースが新しい
・ツイステッドワンダーランド
・PUBG MOBILE
・Apex Legends

この3つについて、深堀りしていきたいと思います。

本当のハッピーエンドを見せてやる「ディズニー ツイステッドワンダーランド」

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画像出典元:https://twisted-wonderland.aniplex.co.jp/

アニプレックスとウォルト・ディズニー・ジャパンが製作した日本のスマートフォンゲームです。日常的なゲームユーザーだけでなく、ディズニーファンにも注目され、事前登録数は140万人を突破
配信開始当初からアプリストアのセールスランキングTOP3入りを果たし、リリースから2ヵ月以上が経った現在でもTOP30圏内をキープしています。
原案・メインシナリオ・キャラクターデザインを「黒執事」で有名な漫画家枢やな氏が担当することでも話題にもなっていました。

リズム×バトルによるプレイ要素満載のストーリー

異世界「ツイステッドワンダーランド」の名門魔法士養成学校「ナイトイレブンカレッジ」を舞台にストーリーを解放し、アドベンチャーパートでストーリーを読み進めていきます。また、キャラクターが魔法を使って戦うバトルパートと、音楽に合わせてノーツをタップしていくリズムパートも魅力です。

大学2年の女性によると、
ストーリーやキャラクターが、ディズニーの人気作品である「不思議の国のアリス」や「ライオンキング」などにインスパイアされて構成されているので、原作ファンにとっては違いを比べながらゲームをプレイできるのが楽しい。
・ゲーム内には「隠れミッキー」が存在していて、ゲーム背景の一つ一つからも目を離すことができないのも魅力。
と教えてくれました。

"最後の1人"になるまで生き抜く「PUBG MOBILE」

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画像出典元:https://www.pinterest.jp/pin/422494008790282699/

現在、たくさんのタイトルがリリースされ,さまざまなハードで楽しめるバトルロイヤルゲームの火付け役となったタイトルです。バトルロイヤルとは、多人数で戦い,最後まで生き残ることを目指すゲームのことです。
勝つために多様な戦略があり、運要素もあり、毎回異なった展開が楽しめるなど、いま最も“旬”のゲームジャンルとも言えます。
「フォートナイト」や「荒野行動」、そして後述する「Apex Legends」もバトルロイヤルに含まれます。

PUBGは、PC版がゲーム配信プラットフォーム「Steam」における同時接続数が200万人を突破したり、全世界合計で2,000万セールスの売り上げを達成したりと、世界中で爆発的なヒットを記録していました。モバイル版が2018年3月にリリースされ、わずか1ヶ月で1億ダウンロードを達成。現在、累計ダウンロード数は6億回超。世界中で人気になっています。

元祖バトルロイヤル!始めるならまずは、これ。

大学1年生の男性は、
・バトルロイヤル系ゲームの先駆けなので、全ての基本要素が詰まっている。バトルロイヤルをこれから始めるという人におすすめ。
100人のうちたった1人しか勝利できないため、ドン勝(1人勝ち)できたときの喜びが大きい。
・1戦が30分前後と他のバトルロイヤルゲームと比較すると短いので、短時間で気軽にプレイできるのが魅力。
と教えてくれました。

富と名声を懸けて戦う「Apex Legends」

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画像参照元:https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends/news

『Apex Legends』は、『タイタンフォール』シリーズを手がけた“Respawn Entertainment”が開発を担当したバトルロイヤルゲーム
2019年2月5日のリリースから72時間で1000万人以上のプレイヤーがダウンロード、わずか1ヶ月で5000万人以上ものプレイヤーを夢中にしました
現在は約7000万人(日本のアクティブユーザーは150万人程度)がプレイしています。
PlayStation 4、Xbox One、PC(Origin)で遊ぶことができ、2020年秋にはPC(Steam)とNintendo Switchでも配信予定です。

Apex Legendsならではの、バトルロイヤル要素に注目!

大学3年生の男性によると、
レジェンド(キャラクター)がそれぞれ固有の能力を持っているのが面白い。どれを選ぶかによって役割や戦術が変化うえ、チーム内では同じレジェンドを選ぶことができない。自分だけでなく同じチームのメンバーが選択したレジェンドによって立ち回りが変わるので、毎回異なる展開が楽しめる。
各レジェンド固有の能力と武器の連携が面白い。武器によっては、優れた能力の反面、デメリットを備えているものも。武器のデメリットをレジェンドの特殊能力で補い、より強力な能力を獲得して戦うのがやり込み要素がある。
・他のバトルロイヤルは個人戦が多いが、Apex Legendsは3人1組のチーム戦なのが独特。また、ゲーム内でのコミュニケーション機能が豊富で、敵の位置やアイテムの場所をボタン1つで簡単に味方に伝えられ,チームでの連携を楽しめる。
と教えてくれました。

自粛期間が考え方を変えた?ゲームが健康に与えるポジティブな影響とは

コロナウイルスによる自粛期間では、時間を持て余し、毎日ゲームに没頭した大学生も。

これまで、ゲームは「長時間のプレイは健康や学力に悪影響がある」「1人で黙々とプレイするためコミュニケーションが不足する」などネガティブに捉えられることが多かったように思われます。

しかし、この外出自粛期間においては、
・寂しい時間を紛らわすためのツールとして活用
・中止になったオフラインイベントの代替になった
・ゲームを介したコミュニケーションが拡大した
などポジティブな側面が見受けられました。

世界各国のゲーム業界はこの自粛期間に「#PlayApartTogether(離れて一緒に遊ぼう)」キャンペーンを共同で実施しており、WHO(世界保健機関)もこの取り組みに賛同しています。
気分が落ち込んでいる時でも気分転換の手段となったり、日々の生活や人生をも豊かにしてくれるツールにもなり得ます。 

確かに長時間のプレイが心身に与えるネガティブな影響は否定できません。しかし、ゲームと適切に付き合うことで、より健やかに楽しく過ごすことができるという考え方の変化が起こっているように思われました。

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今回の調査結果は以上となります。結果をご覧になっていかがだったでしょうか?
この記事がいまの若年層を理解する上で一助になれば幸いです。
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【担当ライター】
たいち
明治大学3年生。秋田県出身で、最近のマイブームは『キングダム』とスケートボード。
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