休校3か月間振り返り~どこまでも三者三様~

休校期間3ヵ月、これまでの人生で一番長く子ども達と過ごした。

こんなに朝から晩までほとんど4人(夫の仕事はリモートにはできないため基本不在)、出かけることもせずに過ごしたことなど、これまで全くなかった。

3ヵ月間、一緒に過ごしてみて、改めて思ったことは、三者三様だなーということ。私も含めて。

自分も含めて4人の在り方を尊重する、ということだ。互いに。

良さも違う。強みも違う。感情の出し方も違う。何がしたいか、どう暮らしたいか。今、何がしたいか。似ているところもあるけれど、かといって一括りになどせず、違いを尊重する、の繰り返しだ。

私から差し出せるものは、ご飯だけ。あとは、もうそれぞれが持って生まれたものを私が邪魔しない、互いに邪魔しない。それに尽きる。

何かを押し付けたり命令するようなことは、ない。たまにはやっちゃうけれど、やっていて「なに様?」と自分で突っ込み笑っちゃったり、「どうした?」と笑われちゃったり。

持って生まれたものを伸ばすだけ。伸ばすのは私の仕事、でもない。邪魔をせずに、見守るだけ。

やってはいけないことをしたときは、もちろん叱る。この間、寝転んでいる一人にもう一人がジャンプして両足で乗っかったときは、本気で怒った。

もちろん力を出しあう&助け合う場面は多々あって、この間のお米事件や(朝5合の(炊く前の)お米を床にまき散らし夜5合の(炊いたあとの)お米をばらまいた。私がね。)、授業動画を制作しているときだって・・・あれ、力を貸してもらってばっかりだな。えへへ。

(半分以上片付けたあと。夜はあまりにがっくりして写真を撮る気力も失ったわー)

あんまり3人ともたくさんのお喋りはしないのだけれど、時々、ごくまれに聴いて、っていう時には全力で聴くくらい。

いまは「お手伝い」で留まっているような洗濯や炊事が自分自身でできるようになったら、親の役目は終了だねと、最近、話している。

嬉しいときには喜び合って、落ち込んだ時はいくらでも話を聴く。

あとはけらけらとげたげたと笑って過ごすだけ。他にできることなんて、なんもない。親としてできることなんて少ないと知るばかり。

それぞれが自分の力を気持ちよく発揮できるように、そしてそれぞれが愛情をもって関わってくださる皆さんの力を借りて伸びていけることを願うばかり、です。

昨日は21時過ぎてから、ジュースが飲みたいと、のたうち回っている息子が1名。「母親業は21時までですけど?」と言ったら「母親だから依頼しているわけじゃなくて、いつも個人的に依頼しているし、今も個人的にあまさんに依頼しています。」だって。ははは。このあたりが「あま家は寮生活」と言われる所以かしらん。

前に、弟のために動いてくれたことがあったので、私も個人的な、真夜中の(←私にしては)、ジュースの依頼に応えましたよ!

昨日は”4時間”普段は寝ている23時まで、まるまる歌番組を見て、家族でカラオケ大会(ただテレビを見て歌っているだけ)、暑いのに大声だから窓を閉め切って熱唱、大熱唱、でした。学校&仕事再開前の、前夜祭のようで、心に残る夜でした。

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