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海士にやってきた若者や鳥たち

田植えも終わり、早くも梅雨入りした隠岐海士町。コロナでイベントは軒並み中止となり大きなニュースもありませんが、今週も町内の話題をあっやこっや、ゆる~くご紹介します。では早速、下の番組をご覧ください!!

では、今回も番組ガイドを始めます!

島留学とは?

最初の田植えの話題に出てくる「大人の島留学」というのは「島留学」の大人版のこと。で、その「島留学」とは何かと言いますと、そもそもは2008年にスタートした、隠岐島前3島唯一の高校「島根県立隠岐島前高校」の存続をかけた「高校魅力化プロジェクト」から生まれた制度です。あまチャンネルの番組「海士Ⅹ(アマックス)ないものはない編」で簡単に説明していますので、まずはこちらをご覧ください。

隠岐島前高校オフィシャルサイト内「島留学について」のページに、説明と生徒さんが作った素敵な動画が貼られています。↓↓↓

高校魅力化プロジェクトは、やがて保育園から高校までの一貫した「島まるごと教育の魅力化」へと取り組みが広がり、親子で移住を受け入れる「親子島留学」制度も生まれました。↓↓↓

隠岐島前発祥の「島留学」制度は、今では全国の離島で同様の取組みが行われるようになりました。↓↓↓

大人の島留学とインターンシップ島体験

そして島留学制度は、海士を巣立った島前高校卒業生を皮切りに、海士町での暮らしと仕事の体験を通して、自らが主体となって地域の力になることを学びたいという全国の社会人を募る「大人の島留学」へとつながりました。

大人の島留学生へのインタビュー記事をナレーションで紹介する、あまチャンネル制作のこちらの動画もご覧ください。↓↓↓

大人の島留学は1年間のお試し移住制度としてスタートしたものですが、1年間だと就学中の学生が参加しずらいという面もあったため、3か月のインターン制度として学生でも参加しやすくしたものがインターンシップ「島体験」です。詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓

馬に乗って町をお散歩!?

続いての話題で、馬に乗って町を散歩している投稿がありましたが、決してこれが海士の日常の光景ではありません。こんな洒落たことするのはこの方だけです。いや、前に牛を連れて車道を歩いている人を見かけたことはありましたけど。尚、道交法では牛馬は軽車両扱いとなるそうで、違法ではありませんので念のため。

ちなみにこのお馬さん、昨年はコロナで中止になりましたけど、毎年秋に行われる海士町産業文化祭のプログラム「乗馬体験」のお馬さんです。

ジャックナイフ_01

海士町出身、日本の商業デザイナーの草分け広瀬貫川

袈裟を着た後鳥羽院の画の作者「広瀬貫川」氏は、日本の商業デザイナーの草分けとも言うべき人で、特に1934年(昭和9年)に制作した日米野球のポスターが有名です。来日を渋っていたベーブ・ルースがこのポスターを見てとても気に入り、来日が決まったと言われています。

野球殿堂博物館_1934年日米野球ポスター

亡くなった時のニュースが、当時の海士町の広報誌に掲載されています。ちょうど同じ紙面に中地熊造さんが亡くなった記事も載っていました。動画の投稿者はこのことをご存じだったのでしょうか?

広瀬貫川さん記事③(逝去)

ということで、今回はここまでです。また次回をお楽しみに!

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