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学生時代から知りたかった!「科学的根拠に基づく最高の勉強法」

本日はこちらの本を紹介したいとおもいます。

世の中には様々な勉強法についての本や意見があります。
しかし、その方法が研究によって検証されているかどうかを確認したことがある人は少ないのではないでしょうか。
この本は学習に関する論文を参考に、科学的に効果の高い勉強法が紹介されています。

学生だけではなく社会人も読むのはマストな本だと思います!
(正直学生時代にこの勉強法を知っていたら学習効率が相当変わったんじゃないかなと思います…)

学びポイント

科学的に意味のない勉強法

✖ 何回も繰り返し読む
✖ インプットした内容をまとめること
✖ マーカーをつける
✖ 勉強法を個別化する

科学的に意味のある勉強法

①効果的なインプット
声に出しながらインプットする
自分自身に質問しながらインプットする
自分自身に説明しながら理解度を客観的に評価する

②アクティブリコール
能動的にインプットした内容を思い出すこと。
練習問題を解く、フラッシュカードを使う、誰かに教える等。
インプットの回数を増やすよりも、思い出してアウトプットすることで記憶が長期的に定着する。

③分散学習
時間を空けて学習すること。
同じ時間をかけても一気に学習するよりも分散して学習した方が効果が高い。

④インターリービング
似ている分野を交互にインプットすること。
同じ分野を続けて学習するよりも近い分野を含めながら学習した方が効果が高い。ただし、分野が遠すぎると効果は薄まるので注意。
理解が浅い場合は深まってからインターリービングを導入した方がよい。

感想

上記のポイントを取り入れた本の構成になっていたため、本を読んでいる間も効果を体感することができました。

今まで本を読みながら内容をまとめることを習慣としていましたが、最近非効率かも…と感じ始めていたので、早めに科学的に意味のないことだと知ることができてよかったです。

アクション

マーケの学習に当てはめてみます。

①効果的なインプット
本を読んだりセミナーを受けた際は、大事だと感じた部分をフラッシュカードにする。(notionで管理)
フラッシュカードにする際は、声に出して自分自身に説明する。
疑問があればメモする。

②アクティブリコール
フラッシュカードで思い出し、理解度を記入する。
思い出せなかったら再度本を読みなおす。
同僚や家族に口頭で説明する。

③分散学習
理解度がMAXに達するまで毎週②を繰り返す。

④インターリービング
理解が浅いためまだ導入しない。

疑問点

記憶術として、覚えやすいイメージに変換する方法が紹介されていました。
例)「1905年ポーツマス条約」→一休さんとレゴで遊ぶ小村寿太郎をイメージする
同カテゴリーを沢山覚えないといけない時にイメージが混在して逆に覚えにくくならないか気になりました。
暗記する機会がきたときに試してみたいです!

他の知識との関連

以前「自分を育てることの本質」の講義で学んだことにも関連がありそうです。

知る→わかる→できるというステップを踏むことで、アウトプットにつながります。

今回のポイントを当てはめてみると、
効果的なインプット「知る」を行い、何度も思い出す・誰かに話すことで「わかる」のステップに持っていくことができるのかなと思いました。


是非効率的に学習する方法を知りたいという人は読んでみてください!

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