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こっちは理詰め 向こうは罵倒
バイト先(学童)でみんなとお昼ごはんを食べてたら、1人の小学生が机の上にお茶をこぼした。
ぐえーーという顔をして「さいあく…」って言った後、こぼれたお茶を見ながら、「まあでもおしっここぼれてるわけじゃないしいっか!」と言い呑気に水筒からお茶を飲んでた。びっくりした。思考が私と全く同じだったので。
そうなんだよ。おしっこじゃなきゃ何も焦ること無いんだよね。なんたって、おしっこじゃないんだから。
水
冷笑 苦笑 嘲笑をくぐり抜け、わたしはあなたと談笑したい
朝、全く起きれなかった。起き上がれなかった、と言うのが正しいかもしれない。
朝だしそろそろ起きるか、と思うのに全身に力が入らなくて自分の身体を縦にすることができなかった。
ふたたび入眠をするのがいちばん楽で、というかそれしかできないような状態が長い間つづいた。
「泥のように眠る」という言い回しがあるけれど、あれを考えた人は今のわたしみたいな状態だったんじゃないかと思い、おおいに納得した。
目覚め→
❤︎2023❤︎愛をこめて
号泣は発声練習だ、と常々思っている。
嬉し涙は右目から出て悲し涙は左目から出るという通説があるけれど、わたしの場合はそれぞれ逆の目から涙がこぼれるらしい。
せまくるしい四畳半の自部屋で発声練習をし、まともに読むこともできないマップを開いたiPhoneを片手にライブハウスへ行き、ライブをする、旅をする、歩く、人と喋る、会う、生きることを続けていく。
どうにか踏ん張ったからなのか、ただの怠惰なのか
代官山に犬がいなかった日
真面目に道を歩いてたら前から歩いてきた男の人に避けられない感じでぶつかってこられて痛かったけど、「ポケモンGOしていて、ごめんなさい」と言われ、「ポケモンGOしてるのは別に良いんですけど」としか返せずその場が終了してしまった。
なんか謝罪をなあなあにされた気がする。
代官山に行った。ここは代官山なのに全く犬がいなくて不気味だなと思ったところで記憶が途切れていて、次に意識を取り戻したとき目の前に立
記録 2023.07.02
大丈夫になったことなんて無いけど、大丈夫になるかもしれないと思えるいつかに期待してもいいんだと感じる瞬間があることについて、とてもしあわせだと思う。
実際にいつか大丈夫になるかどうかはわからないけど、それはいいことだと思う。
数ヶ月前までの、東京に来ることが決まる前のわたしは、頑張りたいとは思っているもののできればあまり頑張りたくはないよとも思っていたし、生きるのもしぬのもどうせ痛くて苦しいなら
旅路と雑記(5月下~6月上)
さいきんは、福岡に行ったと思ったら大阪に行き、束の間の茨城訪問かと思ったら気づいたころには沖縄にギュイーんと飛んでいて、家らしきところに帰ってきたはいいものの本当のところわたしの家はどこなんだろうかと思っているうちに今度は仙台へ発つなどして、水槽とクレマチスというアイドルグループに身を置きながら、みんなといっしょに旅やライブをすすめている。
今週は北海道に行く。
この一連の旅のすごいところは、こ
とりこぼした春まとめ
(か)
自宅から渋谷まで徒歩で移動した。
かえりも、渋谷から自宅まで徒歩をした。
先週も、変な街の渋谷を目指して自宅から歩いた。
ある日のさんぽ中、近くの駅までいこう近くの駅までいこうを何度も何度も繰り返しているうちになんと渋谷に到着してしまい、なーんだ家から渋谷までって歩けない距離ではないんだと味をしめてしまった故の結果だけれど、とは言ってもおおよそさんぽと称するには負担のおおきい距離なので
水槽とクレマチスと、前歯のゆくえ
ずっと覚えているやり取りがある。
小学1年生くらいのころ、ママと一緒に歯医者さんに行った。
過去のアクシデントによって前歯2本が少しだけ不自然な向きで生えはじめていたわたしは、その日、歯医者さんのお姉さんから「もしも気になるようだったら、歯列矯正する?」と提案された。
ママもわたしも歯並びについての危惧があまり無かったのでどうしようか迷っていたら、お姉さんいわく、「人前に出ること…例えば、アイド
わたしたちは洗濯機を信用しすぎてる
(もく)
外に出る用意をしてたら誤ってリモコンを踏んづけて、ミヤネ屋がついた。宮根さんが鼻声だったので、宮根さんが鼻声だな〜とだけ思って、消した。
(か)
家のまわりを歩いていたら、自転車に乗った半袖の子どもが、「なちぃ〜!あちぃ〜!」と景色を懐かしみながら暑がっていてめちゃくちゃ良かった。なちぃ〜!て。
(ど)
洗濯をした。
引越すまで自分で洗濯機をまわしたことがなかったから知らなかっ
雨を見くびる、猫と住む
2月10日の外は強めの雨だった。
東京はけっこう雪らしい。
東京の天気なんてずっと他人事だったのに、あと1週間もすればそれがおおいに自分事になるんだと思うと、胸がいっぱいというより下腹から鎖骨にかけての一帯にあらゆるものがつっかえてるみたいな、新鮮な味のくるしさに見舞われる。
こげた茶色の外階段に垂直に衝突して弾ける雨つぶとか、湿った深みどりのおおきな松の木とか、19年慣れ親しんだ窓から見える