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ネタバレなし。ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜感想

これほど泣いた映画は初めてだ。
途中涙を拭くのも忘れ服を濡らすほどに泣いた。

私達の記憶に残る栄光の裏には記憶にも記録にも残らない、命をかけた25人のジャンプがあった。
彼らが飛んだ理由は決して日本の為だけではない。

五輪の話というだけでプロパガンダ映画という印象を持つ人もいるが、東京五輪が決まる前から企画されていた話で、これは人と人の絆の物語。

泣いてくださいという大袈裟な演出がある訳では無いのにずっと涙が溢れる。

西方選手を演じる田中圭さんの演技。
嫉妬、プライド、様々な心の動きが目や声から痛いほど伝わってくる。

ほかのキャストの熱演にも心を惹かれ、どの役にも感情移入が止まらない。

嫉妬、妬み、挫折、夢。
選手、家族の思いが痛いほど伝わり苦しくて、観たあと温かい感謝の気持ちが溢れる。

長野の五輪を知っている人も知らない人も。
スポーツをしている人もしていない人も。
どんな人にも共感する部分のある感動の物語。

2度の公開延期を経てようやく公開されたこの映画。
沢山の人に届けたい素晴らしい作品だった。

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