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推しからもらった伸びしろ、不純な動機で小説を書き始めた主婦の話。

小説を書き始めたきっかけ


私が小説を書こうと思ったきっかけは思いきり不純な動機だった。

俳優さんの沼にどっぷりハマり、周りの評価を聞く度に会えば絶対に好きになる人だと分かった。

いつかお会いしたい。
ファンとしてではなく一緒に仕事をしたい。
過去にそんな風に思った事がある。
(今はそんなこと恐れ多くて全く思わないんだけど、今や好きすぎて道で会うことも憚れるほど)

一緒に仕事するならば
▼女優
まず顔で無理

▼お笑い芸人
イヤイヤ…この歳から?

▼社長になってCM起用
そんな器量はない


そんなとき見ていた映画の特典映像で原作者が撮影現場に来ている映像が流れた。

これだ‼︎
小説家になれば会えるかもしれない。
(本気で小説家を目指している皆様申し訳ありません。私もあの頃はある意味本気だったの)

そこで書いたのが不器用すぎる男女の物語。
結局途中でやめちゃったんだけど。

その後やってきた憎き流行病
(コロ…みたいな名前の)

我が子が通う学童が閉鎖になり私も会社に行けない日が数日あった。

そんな時にテレビで観たこのお知らせ


小説を映像化??
時間は無限にあるし書いてみよう。

でもどうやって?

小説を書いた事も無ければ、小説は4年に一冊ぐらいしか読まない。

書き方もよく分からず、この時はあらすじも考えずに、ただひたすらに頭に浮かんだ人たちを脳内で動かしてそれを文章にしてみた。

この作業が思いの外楽しくて…
その人が何を話すのかどんな表情をするのか全ては私の自由。

当たり前に頭の中に浮かんでくるのはやはり推しで、その人の表情を思い出しながら文章にする。

全ては私に委ねられているのです。

何という楽しさ(気持ち悪いですか?同感です)

『わぁ〜』となって凄いスピードで書き上げたのがコチラ

初回作


めざましテレビでこんな暗い話流すかい⁉︎
と思いつつも私の右手は何故かうす暗い話ばかり書いてしまう。
頭も心もそんなに暗く無いはずなんだけど…
(ブラウン管テレビの映像みたいなザラザラしたイメージの作品が好きだったりする)


結果はもちろん落選だったけれど、少しだけ反応してくれた人もいたりして、良い思い出と反省が入り混じった初回作。

初のシナリオ


その後暫く経ってからまたまたあるニュースが。


フジテレビヤングシナリオ大賞


ちょうどその頃、この企画からドラマ化された作品がCS放送されるニュースを見てCSが観れないフラストレーションからヤングでもないのに
「よし!脚本書こう」
という謎の行動に出た私(不可解ですか?同感です)


作品を書いた経緯はコチラ



以前途中まで書いていた不器用すぎる男女の物語を『わぁ〜』となってまた勢いで書いてみた。
シナリオなんて書いた事ないから見よう見まねで…

シナリオは小説と違い、細かい描写は書かなくてもト書的なもので表せるのでそれはそれで楽しかった。


出来上がった作品はコチラ



またあらすじとか考えずに書いたからラストが迷走しているのだが…

当たり前に落選したんだけどね。

2作目の小説


小説と脚本を一作ずつ書き、やはり素人には限界がある事など、色々と思い知った私の目に飛び込んできたニュースが…


note創作大賞2022


映像化?テレビ東京?

日々お世話になり、もはや生き甲斐のnote様から誘われたらそりゃ書くでしょ。

前回の反省をふまえ今度はちゃんとあらすじを考えてゆっくり時間をかけて書こうと思った。 


そこで出来たのがコチラ


この作品が完成するまでに迷走を繰り返し、登場人物に感情移入すればするほどに、途中で設定が二転三転し、なんなら登場人物の関係性も途中がらっと変わったり戻したりを繰り返し完成した。

あらすじ考えたくせにめっちゃ迷走…

私のスマホのメモには大量のボツ文章が入っていたりして…
見返すと早くも懐かしい。

大量のメモを消す前にこの時の気持ちを残しておきたい。
そんな風に思い小説ができるまでの紆余曲折を残しておきたいと思う。

題して【ひなた書房より】の出来るまで。

この先は長くなるので別のnoteで


雨音

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