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防衛大を卒業して良かったこと#その2

おはようございます。あずはやです。
前回からだいぶ期間が空いてしまいましたが、
防衛大を卒業して良かったシリーズ#その2を今回は書きたいと思います。


#その2  苦しい時のもう一歩が出るようになる

防衛大を卒業して良かったこと(身についたこと)の2つ目はズバリこれです。

体育会系の厳しい大学を卒業された方々も共通するのではないでしょうか。

僕も大学4年間を通して、寮生活や日々の訓練でたくさんの理不尽を喰らってきましたが、やはり苦しい時に「何くそ!」と思ってもう一歩前に進む習慣がついたのは大きいかなと感じています。

厳しい訓練、吐くまで走らされたり、衛生環境大丈夫?笑というところで1ヶ月生活したり、大雨雷雨のなか野宿したり。。。学生舎(寮)に帰れば上級生の訳の分からない指導であったり、、、まあ色々ありました笑

でもいずれも僕を含む同期全員が同じ状況にいましたから、自分一人だけ逃げるわけにはいきません。「自分一人だけここから逃げ出してはいけない(逃げ出せない)」という一種の一体感はありました。

そんなこともあってか、「諦める」という習慣が身に付かなかったのは非常に大きな習得でした。これは「ストイック」とはまた別です。
「ストイック」のベクトルは対自分ですので、いつでも逃げることができます。辞めればいいだけの話ですから、誰からも責められません。
僕の「それ」は「逃げたくても逃げられない状況を素直に受け入れる能力」に近いと思います。「逃げたくても逃げられない状況を受け入れ、じゃあどうするかを考える」ことです。

本当に苦しい時って、人の本性が出ます。みんな一年生の時は自分ばっかりで、逃げ出す人もいました。僕も何度も逃げ出そうと思いました、
でも4年生になった頃には、「厳しい現実を受け止め、その中でどう前に進んでいくか」を皆考えます。そのプロセスにリアルに体験できたことは大きな学びだったのではないでしょうか。

人生の教育機関としての防衛大は僕は非常に有意義だと思います。民間から隔離された世界だからこそ、そこでしか学べないものもあると思います。

壮絶なコロナ1年目をリアルに経験した世代ですが、まぁこれも大変でした。
なかなか言葉では伝えられないくらい壮絶な1年間でしたが、今ではいい思い出です。

僕はこの大学を卒業したことに何の後悔もありません。強いていうなら、世間一般的に言う「キャンパスライフ」というものは味わってみたかったですね笑

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