好きなん?姿見えず

踊ってます。同じ空間で、同じ刻みで、Beatで、重なることは、たぶんないけど、聞こえない音、床をける音、クイックターンや、つま先でネジネジする感触、すべてが共有できるような気がする。銀河と言えば、とても遠い感じがするけど、同じ1フロアーにいる、雑音もいたしかたないけど、雑音も人ごみも気にならず、一直線の糸がつながっている気がするんだ。顔もマスクで見えず、声も聞けず、名前すら知らない。わかっているのは、細かい筋肉や細胞や末端の動きの所作のすべてのもとが、研ぎ澄まされた神経ということかな。それだけで、その人の圧倒的な情報量の少なさをカバーできる。カバーというより、際立ってしまう、その人の存在感。みなぎるパワーを見せつけるんじゃなくて、周りを気にせずアーティストとして道を切り開いていく感じ。周りに同調しないし、笑わない、群れない、そんなただ一人で戦う?ことばが違うかなあ?戦うよりももっと違う言葉がしっくるするけど、今はわからない、わからないもどかしさが、愛おしさとイコールになって、今日も夜が暮れていく。好きなんかな?

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