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アロマテラピー講座(第3回)精油で香水作り

毎週水曜日に開講しておりますヽ(* ´ ∀`)ノ♪

アロマテラピークラフト(手作り品)レシピとアロマテラピー検定に必要な知識を織り交ぜています。検定を受験される予定の方や、アロマテラピーに興味がある方などの初心者向けです。

※質問等は随時受け付けております。メールや掲示板もご利用ください。

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第1回 芳香スプレー
第2回 アロマテラピーとは

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まずは、前回の復習です。カッコに当てはまる言葉を答えましょう。

『アロマテラピーは精油を用いて(    )な観点から行う自然療法である。』

はい、ここテストに出ますよー(`・ω・ ´ )検定はマークシートですが、知識の定着には穴埋め問題が最適です☆

さてさて、今回は精油で香水を作ってみたいと思います。材料はこちらッ。

精油、無水アルコール

第1回で消毒用エタノールを買ってしまった方、すんません。今回はお肌に直接つけるので、無水エタノールでお願いします( ´ ▽`)えへ

プロフェッショナルな資格では「シナジー効果」という言葉を学習します。それぞれの精油の成分がお互いの効果を高めあって、単品で使うよりも効果を発揮するという意味です(検定では出ないので覚えなくて大丈夫です)

この効果を狙って、アロマテラピーでは基本的に複数の精油をブレンドします。しかし、個人で使う方や初めての方は、単体での使用からオススメしております。なぜならば、その精油成分にアレルギーがある可能性もあるからです。ブレンドしてしまうと、どれがダメなのか探すのに時間もかかってしまいますのでね。

香りには相性があるので、単品では好きな香りでも、ブレンドすると好ましなくなることもあることだけ覚えておいてください。

香水はトップノート(最初に立ち上がる香り)、ミドルノート(中間に際立つ香り)、ベースノート(最も長く残る香り)の3つを考えてブレンドします。(第1回で出てきた「ティートリー精油」はトップ、「ペパーミント精油」と「ラベンダー精油」はトップ~ミドルです)

が、自分で使う手作り香水なので、好きな香りを使えばいいっす( ´ ▽`)

直接肌に塗るので濃度を1%までにすること、精油によっては肌に塗った状態で直射日光に当たるとかゆみや色素沈着が起こる可能性もあること(主に柑橘類系)を注意してください。

アルコールが合わない方は、無水アルコールの代わりにオリーブオイルやホホバオイルなどで希釈して香油を作ることもできます。これを応用すると、セルフケアに使えるトリートメントオイルも作れますよヽ( ´∀`。)ノ♪

それでは、濃度1%の香水を20ml作ってみましょう。精油は何滴必要でしょうか?基材5mlに精油1滴でしたね。正解は4滴です。これでもう濃度1%はマスターしましたね。ここもテストに出ますよ( ´ ▽`)

もっと詳しく香水作りを学びたい方は、AEAJでアロマブレンドデザイナーのテキストも出しています。資格としては、1級に合格→講習を受けてアロマテラピーアドバイザー取得後でないと取得不可なのでお気をつけください。

第1回とたいして変わらなかったような気もしますが、これで化粧水・トリートメントオイル・芳香スプレー・除菌スプレー・香水・香油が作れるようになりました。すごいでしょ( ´ ▽`)あとはクレイパック、クリーム、入浴剤を覚えれば、日常で使うクラフト&試験範囲はクリアーです。

最後までご覧いただき、ありがとうございましたヽ(* ´ ∀`)ノ♪次回は精油についてのお話です。長くなりそうなので複数回を予定しております☆

さて、冒頭の復習問題『アロマテラピーは精油を用いて(    )な観点から行う自然療法である。』の正解は・・・

『ホリスティック』でした。

全体的という意味でしたね。例えば頭痛が起こったとして、頭だけの問題と捉えるのではなく、ストレスや生活スタイル、性格(考え方)など心身全体の問題として捉えることがホリスティックな観点からのアプローチです。アロマテラピーの基本なので、覚えておいてくださいね( ´ ▽`)

おキモチだけで十分ですヽ(´∀`。)ノ