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「やってはいけないこと」なんてほとんどないんだ、どんな風に生きたっていいんだってことを、証明したいのかもしれない。

私は何がしたいんだろう。
どうなりたいんだろう。
何が、今の自分の原動力になっているんだろう。

その疑問に、「これだ」っていう こたえが見つかった、
というよりは、
「これだ」ってことにして、行動の指針にしてみたら、
迷ったときに道しるべになるんじゃないかな、
と思ったので、書いてみます。

いい子になりたかったけど、なれなかった

生きづらさを自覚したのは、小学校高学年くらいからだったかな。
両親や祖父母の言う通りの「いい子」に全然なれなくて、
そんな自分は愛されないダメ人間なんだって思って。

良い学校に行って、良い職業について、
良い友達に囲まれて、良い趣味を持って、
良い結婚をして、良い子どもを産み育てて、
そしたら、きっとしあわせになれるんだ、それが良い人生なんだ、
今、つらいのは、私がダメ人間で、良い人生のレールに乗れていないからだ、
もっとまともに、もっといい子に、ならなければ。

って、思っていました。

15年間のうつ期間

親元を離れて大学に進学した18歳の頃から、
ふたつ目の大学をなんとか卒業した33歳頃まで、
長い間、自己嫌悪をこじらせて、コントロールを失った時期を過ごしました。

音楽だけは、なんとか続けていたし、
友達と遊んだり、少しは恋愛をしたりもしていたけれど、
完全に引きこもったり、死のうとしたり、
自分は生きている価値がない、生まれてこなければよかった、
というような考えに囚われて、
出口の見えないトンネルに入り込んでしまったようでした。

「普通」になれない自分、「ちゃんと」できない自分、
世間の役に立たない自分を、否定し続けていた15年間でした。

あの頃の自分に見せてあげたい

ありがたいことに、良い出会いに恵まれて、音楽にも救われて、
トンネルから抜け出せた今、ようやく気づきはじめたことは、

「普通」になれない私がダメなんじゃなくて、
もしかしたら世間で「普通」って思われていることの方がおかしいのかも。

一般的に「良い」と言われているレールの外側にも、
もしかしたら しあわせを感じられるフィールドは広がっているのかも。

っていうこと。
少しずつ行動を積み重ねて、いろんな人に出会って、
本や映画や、いろんな世界に触れて、
だんだんと「もしかしたら」を実感に変えていっています。

今、あの頃よりはそのままの自分を認められるようになって、
世界は優しいんだって思えるようになって、
ダメなことなんてひとつもなくて、なんでもアリなんだって思えるようになって、
やりたいと思ったことを、行動に移せるようになって、
すごく生きやすくなったし、
この先の人生が楽しみになりました。

相変わらず感情の起伏は激しいときもあるし、
怠け者だし、正社員で働いたことないし、結婚もしてないし子どももいないし、
音楽で食べていけているわけでもないけど、
そのままで全然楽しいし、しあわせなこともたくさんあるよ。
って、つらかった時期の自分に教えてあげたい。
つらい時期が長かった分、これからを思いっきり楽しみたい。
って思います。

今、つらい思いをしている人たちにも

昔の私と同じように、「常識」や「普通」に囚われて、
生きづらかったり、自己嫌悪になってしまったりしている人たちに、
意外とそういうの無視しても、生きていけるよ、
むしろその方が軽くなって生きやすいよ、
っていうのを、私の行動や発信を通して伝えられたらいいな。

そして、つまらない「常識」に取り込まれて、
思考停止してしまっている人たちには、
本当にそのままでいいの?つまんなくない?
って、挑発して刺激して、揺さぶってやりたいって思います。

でも何か特別なことをするつもりはなくて、
私が私として、やりたいように動き続けて、
それをオープンにしているだけでいいんだろうと思っています。
そして、同じように生きている仲間とたくさんつながって、
おもしろい世界をどんどん広げていけたらいいな。

なんでもアリってワクワクする

いけないことなんて何もなくて
何やってもよくて
どんな風に生きても大丈夫にしかならないとしたら。

どうせなら、心がトキメクことや、うれしい楽しいって思えることをやりたいよね。
本当にやりたいって思えることに、時間を使いたいよね。
その結果どうなるか、まったく分からないけど、
分からないからこそワクワクするっていう冒険心を、忘れないでいたいです。

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