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ハロプロに性別を変えられかけてる~ハロプロ沼にハマっていく過程をお見せするブログ#6~

新規ハロプロオタクの変化を綴っていくブログ。

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サブタイトルの方が引きがありそうだったので順番を入れかえてみた第6回です。ハロプロの良さを自分なりに語るというのが趣旨だったこのブログですが、今回はちょっとプライベートな話です。でもハロプロというコンテンツ、ひいては日本を渦巻く大きな社会問題・女性差別にもつながる結構大きな話のような気がしてきたので文章にしちゃいました。

この外出自粛期間中、彼女にも会えない、お店にも行けないって状況で、男性たちの性欲は溜まっていく一方だというのが定説です。暇なので自分で処理するくらいしかやることがないみたいな話を割と聞きます。

そんな中、この一か月ただ一方ムラムラ度が日々落ちていく例外みたいな存在がここにいます。詳しく週何回だったのが何回になったみたいな話を聞きたい人はいないと思うので伏せますが、回数でざっくり言うと十分の一以下です。我慢なんて気はさらさらないのですが、いくら暇でもまったくムラムラしてきません。そのわけを考察してみたので開いて下さった方はお付き合いください。

考え得る理由その1

→生活リズムの乱れで体が元気を失っている

ハロプロを好きになりだして約1か月、ライブに行きたくても行けないこの状況下ではハロプロ成分を摂取する源がもっぱらスマホやタブレットなので、ついつい長時間画面を見つめてしまいブルーライトに目をやられた感覚はあります。そしてそこからくる質の低い睡眠と疲労によってそういう気が起きないのだろうとはじめは思っていました。しかし現在ではYouTubeの「休憩をリマインドする」機能を積極的に利用しているおかげで眼精疲労の解消と体力の回復に成功しています。頑張ってフリコピしようと毎日体を動かしているので、何なら以前より健康体になってます。それにも関わらず性的欲求は特に戻っていないのでこれが原因ではないようです。

考え得る理由その2

→自粛疲れによるストレス

体力的なことの可能性はほぼないと断言できるので次は精神面ですが、これもはっきりないといえます。なぜならもともとインドア派の僕にとって、家にいることそのものが社会貢献になっているという今の状況は、時代が僕らに追いついたとしか言いようがないからです。その上、ハロプロ沼という居場所を見つけ、髭の伸びた外見とは裏腹に心の中はキラキラしているので、精神的な疲れもほとんどないです。

体力的にも精神的にも万全の状態なのにムラムラしない。だから怖いんです。

考え得る理由その3

→性的興奮が脳みそから消え去っている

字面だけ見るとすさまじいですが自分の中で今起きてる現象の原因はこれだと勝手に結論づけています。消え去っているかどうかは検証できないのですが、それが表に出てきていないことは確かです。

冒頭で”十分の一”と表現したようにアレの回数が0になっていないことに気づかれたかもしれません。そうです、まったくしてないわけではないのです。そういえば最近してないなと思い(←こう思うこと自体が以前の自分からすると衝撃)、一週間ぶりくらいに雑誌グラビアの個人的傑作選を見て一人で致したのですが、なんと

全然快楽を得られなかった

のです。「気持ちよくなかった」と書かなかったことから分かるように体の感覚は正常にあったのですが、思ったより感情が高ぶらなかったのでこう表現しました。男性ならわかると思うんですが、アレを当分我慢した後すると、それはそれは何物にも代え難い満足感が伴うものなのです。にもかかわらず一週間ぶりのアレで満足できなかったのはやっぱり気持ちが伴っていなかったからだと思います。ではなぜ、グラビアを見ても興奮が伴わなかったのか、それはズバリ

女の子と性的興奮を結ぶ回路がプツリと切れてしまった

だから性的興奮にアクセスするルートが閉ざされ、感情の高ぶりがなくなってしまったかのように感じているということなのではないかと。ハロプロのアイドルのパフォーマンスというのは、それはもう圧倒的でこれまでに見ていた”女の子”というものの概念を変えるほどだと思います。高いヒールを履きながらステージ上を動き回り、魂のこもった歌声を響かせる彼女たち。時には美しい言葉で思いを語り、自分の未来を切り開いていく彼女たち。そんな強い女性像が、これまで持っていた「かわいい」「エロい」というイメージに代わって今僕の頭の中を支配しています。だからグラビアや画面の向こうの女の子を見てもこれまでのようにエッチな目で見なくなってきたのだと推測しています。

ハローの女の子は普通の人ならなかなか性的興奮を覚えるのが難しい中学生ほどの年齢の子が大いに活躍しているのも大きいと思います。ハロプロの少女たちは普段あどけない女の子で舞台裏まではキャッキャしながら、本番ではガラッと雰囲気が変わり、往年の熟女演歌歌手みたいなパワフルなボイスで歌ったり、バイオハザードのミラ・ジョボビッチのような鋭いまなざしでカメラを見つめたりしてきます。僕の中で女性は「愛らしい」「かわいい」「かっこいい」「渋い」の順番で成熟していく存在だったはずが、その世代間の棲み分けがもうごちゃごちゃになっています。

また、衣装の面では女の子らしさが残っているせいでこれまで条件反射的に結び付けてしまっている「露出=エロい」の図式も壊されてしまっています。彼女たちにとって布の少ない衣装はもうパフォーマンスを最大限に引き出すための軽量化以外の何物でもないです。

つまり、ハロプロにハマったせいで僕にとってこれまでエロかったものがエロくなくなってしまったのです。彼女もいないし、誰かをときめかせてもいない、屈強な体で力仕事をしてもいない、男として社会的役割をなんら果たしていない僕にとって、シコることが唯一僕を男性たらしめる要素であったはずなのに、それさえも奪われてしまった今、僕は性別を超越した存在になってしまっています。むしろ男なのに「佐々木莉佳子の彼女になりたい」と思いはじめてるので、もはや女の子です。

とはいえこれは初期の混乱が影響で、いずれ治るものだと思います。(そうあってほしい)

でも、ハロメンによって自分の中に新たな概念が刻み込まれたことは確かです。一番伝えたいのは、これをもっと多くの男性に経験してほしいということ。

世の中、女の子を性欲をぶつける対象としか見てない男はごまんといるでしょう。そんな横暴な概念、アンジュルムの「恋のイヤホン」を聴いてもらえばズタズタにされます。「男なんかのわがままに 女はもう縛られない」と言われたら「その通りです!すいませんでした!」とひれ伏すしかなくなります。


フェミニストさんたちに伝えたい、あなたたちの主張を伝えるのに最適なコンテンツここにあるよと。みんなでハロプロみて手を取り合おう!この記事の裏タイトルは

男みんながハロプロ見れば女性差別なくなる説

です。




と、社会的な主張を持って書き始めたような文章ですが、僕の魂胆は実はそこではありません。これを多くの人に読んでほしいのは事実ですが、僕の目的は女性の権利拡大ではありません。ただ単純にハロプロが広まってほしいその一点です。

自分の潜在的な差別意識に目をつぶり、皆に愛される芸人の発言を利用して主張を広めようとしたアイツと僕は真逆です。自分の主義を広めたい人を利用して好きなコンテンツをみんなの目につくようにしたいのです。


ブログに書くほどではない些細なことをTwitterでつぶやいたりもしてますので是非見に来てあげてください。↓


読んでいただきありがとうございました!

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