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メンバーの自己紹介 : つつみん

「自分は何者でもない」と思い悩む若者たちと、その思いを分かち合いたい――そんな共通の思いを持った3人の若者によって、『オルライト』はスタートしました。

ただ、オルライトをスタートするまでのストーリーは三者三様です。同じ思いを持つ私たちも、関心があること、これまでやって来たこと、そしてこれから進む先は、少しずつ違っています。
オルライトで発信することも、3人の経験や個性が少しずつ反映されるはず。

今回は 《つつみん》 の略歴、今感じていること、オルライトへの想いをお届けします。


           バリ・ウブドを訪れた時の一枚

■ 略歴

高校時代に読んだ一冊の本で、国際公務員になることに憧れ、早稲田大学法学部に入学。大学では国際法を学ぶ国際法研究会に入会し、模擬裁判大会などにも出場。スウェーデン留学を経験し、企業への就職に方向転換し、帰国後は就職活動に違和感を感じながらも、いわゆる"普通の就活”を経て大手IT企業より内定を貰う。就職活動をしながら、女子大生のキャリア支援プログラムの立ち上げに参加し、そこで起業家や、生き生きと働く大人と出会う。その後NPO法人にてソーシャルスタートアップの支援をするプロジェクトのインターンを経験し、その頃から自分のキャリアに疑問を持ち始める。卒業までに、複数のインターンやプロジェクトを経験し、その時のインターン先の一つであったシンガポール発スタートアップの日本法人へ入社し、今に至る。


  スウェーデン留学時に訪れた街。留学が人生を見つめ直すきっかけに。


■ 今感じていること

やりたいことなんて、そんなすぐに見つからないよね。

私は、就職活動を始めるタイミングで「自分とは何者か」「何がやりたいのか」を考えはじめました。というのも、それまでは、目の前のことに無我夢中になって取り組んでいて、いちいち「何をやりたいのか」を考えてはいなかったのです。なので、就職活動で何がやりたいかと問われても、心から自信を持って伝えられる答えはありませんでした。

就職活動や、インターン、プロジェクトを通じ、自分と向き合う中で、内なる心の声を聞き、新たな気づきを得ました。本質的な想いを手探りで見つけていく。その感覚を心地よく思いつつも、普段、論理武装をしがちな私は、なかなか自分の想いにたどり着くことができませんでした。周囲に感情や自分の想いをさらけ出せる友人、起業家がとても羨ましいと思っていました。(今も、それは思っています。)

結局、自分の内なる心の想いにたどり着くことは出来ないまま、就職し、今に至ります。(就職は、その当時一番自分のやりたいことに近そうなことができる会社を選びました。)

誰もが就職のタイミングで「やりたいこと」を見つけられる訳ではありません。それがわかっていつつも、そこからどうやって進んで行こうか、悩んでしまうと思います。私も現在進行形で悩んでいます。


   少し普段と離れた環境だからこそ、見えてくる自分がいる。


■ オルライトへの想い

真面目な人ほど、逃げずに自分と向き合うって難しい。
だから、少しずつ一緒に向き合ってみませんか?

私たちの世代には、人が羨むキャリアや会社に入ることではなく、自分の価値観や個人のミッションと繋がりを感じられる会社や組織に入ることをとても大切にしている人が多いと思います。すでに、そのことに気づいている人もいる。気づいていても、どうすれば良いかわからない人もいる。

私は、後者の「気づいていても、どうすれば良いかわからない」人の多くは、優秀で器用で努力すればなんでもできるようになる人だと思っています。なぜそう思うか。自慢でもなんでもなく、私もそういうタイプだからです。

私や彼らは、その能力ゆえ、自分と向き合い、弱さや感情を人に見せるのが苦手です。でも、そのままだと、きっといつか、取り返しのつかないところまで行ってしまうかも知れません。

そんな人たちが、ゆっくりと自分と向き合える場所を。オルライトがその一つの選択肢になれば良いなと思っています。


Writer: つつみん


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