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これだけ見ればあなたも世界一周できる(かも)男5人で世界一周の旅に出るために準備してきたこと

こんにちは、Alquest(アルクエスト)です。はれて、2023年5月8日から男5人での世界一周の旅がスタートします。(小谷、米澤、権藤の3人が先にスタートし、坂下、吉冨の2人は5月末に出国、タイのバンコクで5人合流予定)

「男5人で世界一周するためにどんな準備をしてきたの?」ということを良く聞かれるので、今回は世界一周をスタートするまでに準備してきたことを書いていきたいと思います。目次を見て気になるところだけでも読んでもらえたら嬉しいです!


100回を超えるオンラインでの打ち合わせ

「世界一周に行こう」という話が出たのは2018年の夏。そこから本格的に話し合いを始めたのは2020年になります。具体的には、発起人の1人であるメンバーの米澤が浪人生活を終えて大学生になってから。

とはいえ、メンバーは寮で共に生活をしたことはあるものの、5人それぞれが長野ー東京ー埼玉ー島根(松江)ー隠岐(海士町)とメンバーはバラバラに住んでいます。そのため、何度も何度もオンラインで打ち合わせを重ねてきました。

皆忙しいメンバーなので、中々日程が合わなかったり、返信がなかったりと色々とありましたが、そもそもここまでオンラインの打ち合わせを重ねてこれたことを誇りたいと思います。回数にすると100回以上。

毎週決まった曜日の23:00から打ち合わせをしていました

SNSのDMを通じた情報収集

1年間という限られた時間の中で数多の国を訪問するため、なるべく短時間で深いところまで探究できるよう、事前の準備は入念にしたいと考えていました。(もちろん、事前情報なしに、色眼鏡なしにその土地にあるものを感じることも大事なので、その感覚は忘れないつもりですし、それを大事にする場面「国ー場所」もあります。)

その為、各国訪問予定の国に関しては、Instagramをはじめとした各種SNSで「◯◯(国名) 在住」等で検索をして、出てきた方に片っ端にDMを送っていきました。

合計500通以上のDMを送ったかと思いますが、意外にも返信や何かしらのリアクションは2割程あり、そこから実際にオンラインでお話させてもらうことも30回以上ありました。

お陰様で、訪問前に全てまではいかないものの、多くの国に知り合いがいる状態となり、現地で実際にお会いする予定になっている方がいたりと、様々なご縁をいただくことが出来ています。しっかりと大切にして、紡ぎあわせていきたいと思います。

英語の勉強

 我々は5人もいるものの、留学経験、海外生活経験があるメンバーに乏しいです。(メンバーの小谷が3歳から6歳までタイに在住経験あり、TOEIC870点取得歴ありで、他は全員日本での生活しか経験がないというレベル)

その為、メンバー全員必死に英語を勉強しております(きっと、みんな日本を出るころには最低限の英会話はできるはず、、、)

Youtubeを中心にしながら、リスニングの教材を活用したり、知り合いの海外の方に会話を付き合ってもらったりとやり方は様々です。

トルコでお世話になる予定のホストとのオンライン通話
(トルコ語が全く分からなかった、、、)

筋トレ

実際に行動に移しているメンバーはごく少数ですが、チームとして「筋トレ」を大事にしています。理由はシンプルで「海外の屈強な男に舐められないようにする為」(発想が脳筋)

正直、骨格や体格で日本人が海外の人に勝てるとは思わないのですが、それでも、少しでもなにかがあった時のことを想定して、筋トレと増量に励んでおります(現在1名のみ)

みんな「筋トレしなきゃ」とか言ってるけど、全然筋トレしないので、是非有言実行してもらいたいものですね!

ちなみに、とあるメンバーが以下のスマート電動筋トレ器具(700g持っていくだけで20kgのダンベルの代わりになるスグレモノ)を荷物に加えたい(共有のチームの袋に入れたい)と主張しているのですが、他のメンバーから中々賛同をもらえずに苦戦しているそうです笑(→荷物の関係で、断念することになりました。自重で頑張ります)

島の方々へのヒアリング

我々の旅のコンセプトの一つに「島の人からもらった問いを紡ぎ合わせる」「島の人からもらったクエストを代わりに実践してくる」というものがあります。そのために、Iターン、地元の人、様々な人にヒアリングをしています。

お陰様で、我々の想像では絶対に行くことがないであろう場所に訪問することになったり、新しい問いを持つことが出来たり、旅が創造的で豊かなもにになっています。

自分たちが行きたいところに行くことは大事にしつつも、他人のwillやmustを取り入れつつ、共に旅を創ることで、学びつつ感動を共有できたらなと思っています。

また、島のおじいちゃんーおばあちゃんや高校生がyoutubeでの発信を楽しみしてくれているので、こちらもワクワクさせられるようなものを発信していきたいと思っています。

メンバーが大変お世話になった民宿但馬屋さん

クレジットカード作成

海外では基本的にはクレジットカードで支払いをすることが多いと思います。普段クレジットカードを使用していないメンバーが多いので、クレジットカードを数種類発行しています。

特に我々は海外保険をクレジットカードの自動付帯と利用付帯の組み合わせで賄う予定なので、1年間の保険を用意するために複数枚必要になります。

エポスカードは自動付帯ですが、三井住友NLカード、リクルートカード、クレディセゾンカード等は、利用付帯で3ヶ月の海外保険を兼ねています。これらを上手く組み合わせることで1年間の海外保険に加入します。クレジットカードの申請だけでなく、Wiseカード、Revolutカードといった両替が低額、取引手数料が無料で済むデビットカードも作成しています。

Revolutカード
手数料不要で有利なレートの為替両替・送金、支出管理、貯金などが出来ます。

資金調達

社会人メンバーの小谷・坂下は貯金を切り崩していくので良いですが、学生である、米澤、権藤、吉冨については、学業もある中で貯金をする必要があり、中々大変な側面もありました。この辺りはどこかでリアルなところを語ってほしいなと思っています。

1人最低200万を持って羽田空港に集合が元々の合言葉でした。昔の円高だった頃は、1年を110万円で世界一周なんて話を聞くこともありましたが、今の時代は円安・物価高なので、200万円でもかなり怪しいです。

カウチサーフィン、エアビー、ワーカウェイ、知り合いの家での宿泊、LCC、野宿等、情報やサービス繋がりを最大限に駆使して、なんとか貧乏格安旅行を実現します。

諦めることなく、どうせ無理ではなく、どうしたら実現できるのかを考え続け、チームで工夫をし続けることでドラクエのように乗り越えていきたいと思っています。

旅に持っていくもの(バックパック等)購入

移動が基本的にLCCになる為、7kg以下で持ち込めるバックパックと、チームでの共有の20kg以下のバッグに入るものしか持っていけません。

基本的には、小谷の大学(学部も)の先輩に当たる、敬愛する旅Youtuber「しげ旅」さんのこちらの動画を鬼参考にしながら、各自持っていくものを揃えています。

これに加えて、釣り竿、筋トレ道具を持っていくかが現在争点となっております。(協議の結果、筋トレ道具はNG、釣り道具に関しては、釣り竿を3本とリール3つとルアーを10個ほど持っていくことになりました)

また、旅の準備をする上で、「UNIQLO」「ワークマン」「無印良品」「OWNDAYS」には大変お世話になりました。速乾性が高いもの、ポケットが多いもの、軽いものを探す上で、UNIQLOとワークマンは抜群で、特にワークマンはメンバーの多くが何度も足を運ぶくらいにお世話になりました。

無印良品は収納袋等で大活躍でした!

「世界一周の持ち物」に関しては、また別途でどこかでまとめたいと思っていますのでお楽しみに!

ルート作成

文字通り世界一周のルートです。2年前から着手してきたにも関わらず、やっとカタチになり始めたのは出発の1ヶ月前です。笑

メンバーが抜けたり増えたり色々とある中で、やりたいことや行ってみたい場所、海外の情勢等も刻一刻と変化し、変動しております。恐らくこれからもきっと変わることでしょう。予定通りに予定変更!

一応、現在はメンバーが5人いるので、東・東南アジア、オーストラリアは小谷、南・中央・西アジアは米澤、ヨーロッパは坂下、アフリカは権藤、中南米は吉冨がメインエリア担当ということで進めています。(勿論担当意外も口出しをします)

エリアごとに訪問予定の国についても今後noteで紹介していく予定ですので、記事をお楽しみに!

VISA申請

一カ国に長い間滞在することがないので、パスポートでなんとかなる国が多いです。ただ国によっては事前にVISAを申請する必要がある国も一定数ある為、それらの国々用に申請をしています。

基本的にはETA(Electronic Travel Authorizations)と呼ばれる電子渡航証をはオンラインで発行するだけで済むので、かなり便利ではあります。

この記事を執筆段階で、スリランカ、オーストラリア、カンボジアの申請を完了しています。日本円でスリランカは約6.500円、オーストラリアは1,826円、カンボジアは4,964円かかっています(手数料込み)。スリランカたけえ。

国際免許申請

海外で運転をすることもある為、国際免許を持っていく必要があります。国際免許は、各自治体の免許センター、または指定の警察署で発行することが出来ます。警察署だと2週間程、免許センターだと即日発行ができるところが多いそうです(島根県はそうでした)

申請するために、収入証紙(2,350円)と、免許証と、証明写真(4,5cm×3,5cm)が必要になります。

ちなみに、隠岐島前には警察署が西ノ島町の浦郷警察署しかないので、隣の島まで船に乗って申請に行きましたが、なんと免許係の営業が週に3日しかない為、申請してから交付に1ヶ月半かかると言われてしまいました笑

やむをえず松江の免許センターまで通って申請をしてきましたが、松江の免許センターも駅から中々遠いんですよね。まさに、ないものはない。

国際運転免許証

パスポート作成

これがなければ何も始まりませんね。離島に住んでいても役場から申請が出来、約2週間ほどで手に入れることが出来ます。今の時代はオンラインでもできるそうですね。便利な時代です。

余談ですが、意外にも日本人のパスポート保有率は17%だそうです。世界最強の日本のパスポート(ビザを取得することなくパスポートのみで最も多くの国へ渡航できる国は日本とシンガポール)を持っている人が5人に1人とはなんとも寂しいですね。円安、物価高と確かに向かい風ではありますが、コロナも終息した今、旅をする人が増えると良いなぁなんて思ったり思わなかったり。

この文言カッコよすぎでしょ

動画機材購入

動画発信するための、機材を購入しました。

<購入した主な機材>
・Macbook Pro
・DJI Mini3 Pro
・DJI Pocket2
・Go Pro HERO10

これらの機材購入費は、旅の資金とは別途で、様々な方からご支援を頂いております。最初はクラウドファンディングサイトを通じたクラファンを検討してましたが。が、手数料がかかるのと、不特定多数ではなくて顔の見える人に支援をしてもらいたいという想いから、メンバー1人1人が20万円ずつ(5人いるので合計100万円)を目標に集めることにしました。

鳥取のとある農園さんから!

お陰様で様々な方から餞別というカタチでご支援いただくことが出来ました。ご支援いただいた方々本当にありがとうございました。しっかりと発信を頑張っていきたいと思います。また、帰国した後、一部機材に関しては島に寄贈することも検討しています。

チームロゴ作成

せっかくチームで動くのだからロゴがほしいよね!ということで、チームのロゴを作成しています。島前高校の男子寮で共に生活をしていたクリエイターの卒業生に依頼をして作ってもらっています。彼は、高校時代に寮のロゴを作成していました。

卒業生との打ち合わせ


チームのロゴ


ロゴに込めた想いや背景については是非こちらをご一読ください。

Tシャツ作成

チームのTシャツを創りたい!という米澤の発案により、(小谷は渋々ではありますが)チームのTシャツを作りました。

Tシャツ担当の米澤

これをみんなで着て旅をするそうです。デザインは2パターンあり、ロゴが左胸にあるものと、真ん中にあるものです。中々に恥ずかしいのですが、頑張って着こなしたいと思います。(小谷)

ステッカー作成

チームのステッカーも作成しました!お世話になった方に配る予定です!(旅先でも)5月の旅前に到着予定です!楽しみ!

動画編集練習

Youtubeの動画を発信していくために、素人なりにゼロから学んで練習をしてきました。使用ソフトはDaVinci Resolve。各々の趣味や興味から動画の作成をしてきましたが、メンバー間によってスキルの差があるのが課題です。

旅に出る前までになんとかフォーマットを完成させておきたいところです。



SNSによる発信

こちらのnoteをはじめとしながら、Instagram、ツイッター、Youtube、Tiktok等の各種SNSアカウントを作成し、準備をしています。Twitterとインスタはすでに始動をしていて、Youtubeに関しては出国してからアップをしていく予定です。

SNSごとに担当がいて、担当がアカウント管理と各種依頼をしています。(noteは小谷、Instagram、Tik Tok、ショート動画は権藤・吉冨、Twitterは米澤、Facebookは坂下)

Youtubeはチーム全員で頑張ろうということになっています。


終わりに

ざっと思いつく限りで書いてみましたが、他にも、ここに書いてないけど準備してきたことは沢山あるように思います。休学・退職の手続き、税金関係、Airbnb・カウチサーフィンの登録、アプリのDL等。(この辺り、深堀りしていきたい)

1人で世界一周に行くのもとても大変だと思いますが、5人で行くのも超絶大変です。ただ、プロジェクトマネジメントという観点でみると、めちゃくちゃ鍛えられることばかりです。

これから世界一周に出ようと思っている人に、少しでも参考になればと思います。読んでいただきありがとうございました!
(我々についてもっと知りたい方はこちらの記事を是非!)





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