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にねんめまつばらが、やさしいにほんごをはなしてみました。

なぜ全部ひらがな??とタイトルに困惑された方。
これはやさしい日本語を意識して、このタイトルにしています。

今回はとある社内イベントで、そのやさしい日本語を話してみました!!
果たしてマツバラは上手く会話できたのか?? 
そしてマツバラが感じたこととは!?

是非ご一読くださいませ~


1. そもそもやさしい日本語とは!?

やさしい日本語とは、
普段使っている日本語を外国人などにも伝わりやすいように簡単に言い
換えた言葉で、日本人が外国人と互いに理解を深めるための手段の一つ。

やさしい日本語のポイントの例として
1. 難しい言葉を使わない 例:納税→税金を払う
2. カタカナの外来語(和製英語)を使わない 例:リスケ→他の日にします
3. 敬語は丁寧語だけ使い、文末は「です」「ます」で統一する。
例:お越しいただく必要はありません→来なくてもいいです などなど...

ただ、分かりやすく言い換えればいいというだけのものではないそう。
相づちや相手の反応に合わせて会話をする等の相手側への配慮や心掛けが
必要です。

これら全てが「やさしい日本語」!! 日本人側と外国人側の双方がお互いに話を聴こう、伝えようとする気持ちを持つことが大切なのです(参考:「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」出入国在留管理庁、文化庁 2020年)。

2.  やさしい日本語話してみた!!

今回オンラインにほんごトーク会というイベントに参加し、やさしい
日本語をはなしてみました!!

イベントの主催は過去にもご紹介した社内有志コミュニティ・IPPO
IPPOについてはこちらをご覧くださいませ😊

このイベントは、外国人社員と日本人社員の日本語でのコミュニケーション円滑化を図ることを目的としています。
外国人社員も多数在籍するアルプスアルパインならではのイベントです。

参加者はチームに分かれて会話しました。私のチームのメンバーは、いわき開発センター勤務でインド出身のAさんと、私の同期で日本人社員のBさん。まずは自己紹介!!

自分の仕事、ハマっていることについて
「私はコーポレートコミュニケーション部PR課で、アルプスアルパインと
社員の魅力をPRしています。私はランニングにハマっています。来月の
マラソン大会に出るために練習しています。」

これを伝わりやすいように、言い換えて話しました。
「わたしはアルプスアルパインのよいところをしょうかいしています。
わたしは、はしることがすきです。たいかいにでるためにれんしゅうして
います。」

少しずつAさんの様子を見て繰り返し話しながら、何とか伝えることが
できました。

Aさんは
「まらそんですか?すごいですね。どれくらいのきょりをはしるのですか?」と私の趣味に興味を持って、質問してくれました。

ちなみにAさんはロールプレイングゲームで遊ぶのが趣味だそうです。ゲームの名前も教えていただきましたが、それを忘れてしまいました...(笑)。

そして現在Aさんは日本語を勉強中とのこと。日本語教育用の教科書を
見せてもらいながら、お話いただきました。

マツバラ:
「きょうかしょを開いて最初に書いてあるにほんごは、なんですか?」

これでは上手く伝わらず...。少し言い換えて

マツバラ:
「きょうかしょの1しょうはなんですか?」
Aさん:
「にほんのあいさつについてです。こんにちは、よろしくおねがいします
などです。」

私も英語を勉強中なので、モチベーションが上がりました。そしてお2人にいわき市のおすすめのご飯屋さんを聞いてみました。

マツバラ:
「いわきしでおいしいごはんがたべられるみせはありますか?」
Aさん:
「さしみやてんぷらがおいしいみせがあります。」
Bさん:
「にほんしゅもおいしいですよ。」

いわき駅前のおすすめのお店を教えてもらいました!!
今度いわき開発センターに出張に行った際に行こうと思います♪

やさしい日本語の難しさを感じながらも、参加者の皆さんと楽しく会話できました。外国人社員の方とも上手くコミュニケーションが取れたのではないかと思います!!

(最後にみんなでパシャリ!!)

3. マツバラは思う...

誰にでも伝わる日本語を話すのは、やっぱり難しい...
普段話すときよりも、より言葉を選んで話す必要があります。

「この言葉は相手に伝わるのか?」「もっと伝わりやすい言葉は無いか?」

そう自らに問いながら、相手の立場で話すことがいかに大切かをひしひしと感じました。これは外国人と話す時だけでなく、普段の生活でも大事に
したいですね。

そもそも日本語は「行間を読む」必要がある言語です。

例えば、ある日のPR課で
ナガセさん「PCの調子が悪く、SNSを見れないな。今日の朝の挨拶投稿が
できそうにない...。」
マツバラ「代わりに投稿しましょうか...?」

この場合、ナガセさんから直接「代わりに投稿してください」とは言われていません。しかし文脈を判断して、代わりに投稿するという結論に至って
います。

このように日本語は行間を読む必要があり、また暗黙の了解(前提となる
知識や文化)が多い言語です。

加えて、昨今テレワークをする人が増えました。それにより、表情や雰囲気を感じ取って、行間を読むことが難しくなりました。

皆さんの生活でも、
うまくコミュニケーションが取れないことがありませんか??

仕事を頼んだつもりが、上手く伝わっていなかったり...
自分本位に話したことで、相手に誤解されてしまったり。

そういう時こそ、相手への配慮や心がけが大切ではないでしょうか。
なるべく顔を合わせて話したり、相手の反応を見ながら話したり。

「私はちゃんと伝えたのに...!!」や「なんでそんな風に考えるんだろう..??」と思うのではなく

「伝え方が悪かったなぁ。今度からはこういう風に伝えよう!!」と
思えるようになりたい!! と思った今日この頃のマツバラです。

今後もっと多くの方にアルプスアルパインの魅力が伝わるように、
noteを含めて「やさしいPR」を取り組んでいきたいと思います~

それでは次回の二年目マツバラシリーズもお楽しみに~