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理解できない分析など無駄

こんにちは。シーフードミックスのアサリで黒鯛を釣ったアルパカ社長です。

釣り餌って意外と高くなるので安くて釣り餌になりそうなものをスーパーで探していたらシーフードミックスが198円だったので使ってみた次第です。本命はウナギだったのですが釣れたので良かったです。

私はどうやら経営に対する考え方をプライベートにまで持ち込んでしまっているようです。「如何にお金をかけずに儲けるか」これが経営の基本です。釣りもそんな考え方で道具も何も拘りなくのんびりとやっています。道具などにも拘れば釣果は上がるのでしょうけど一番重要なのは魚のタイミングだと思っているのでそこまで差が出るようには思いません。

つまり魚が食べたいときに食べたいものを目の前に落とせば釣れるのです。食べる気のない魚を無理して釣る気力は私は持ち合わせておりません。

多くの経営者は「如何にお金をかけずに儲けるか」という基本を嫌というほど理解しているのに活かせていないことがほとんどです。

理由は色々あるでしょうが、税理士に任せていたり経理に任せていたりで原価を正しく把握できていません。

税理士や経理の方には申し訳ないのですが彼らは経営のことを全くと言っていいほどわかっていません。もちろん例外もありますが。いや彼らは彼らなりに専門的な知識は凄いのです。問題は経営者であるあなたがそれを活用できなければ意味がありません。

管理会計という言葉がありますが、雑巾を絞るようなコスト削減をしているサプライチェーンに組み込まれた企業でない限りほとんどの中小企業では行っていないと思います。

管理会計を税理士に頼んでも無理です。税理士は税金を計算するプロですから。経理に頼んだらできるでしょうか?

それはあなた次第です。

あなたが欲しい情報を伝えられるかどうかです。

経理マンのほとんどは分析を任せると複雑化していきます。あなたはそんなに詳しくないのでそれを見る気にもなれません。

こういったギャップが起きていることがほとんどです。

もしあなたが経理マンならこのことを理解した上で経営者に分析結果を伝える必要があります。逆にあなたが経営者ならあなたが理解できる程度まで単純化してもらう必要があります。

初歩としてオススメなのは売上と変動費と固定費だけの損益計算です。

売上-変動費=限界利益
限界利益÷売上=限界利益率

この限界利益率を常に把握してください。ここが大きく変わった時にはビジネスモデル上に問題が起きています。それが一時的なものなのか恒常的に変化したのか調べる必要があります。

分析とは複雑化しようとすればとことん複雑化できますが、それに伴い理解力も必要になります。あなたがそれについて行ければ問題はないのですが理解できない分析など全く意味がないのです。

だからこそあなたが理解できる分析がどういう形なのか明確にして伝えなければなりません。

何も分析だからといって複雑なことが必要なわけではないのです。



ナマステ✨

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